工房納屋  その2
2006.10.7−9
パレットの壁を立てます。パレットはフォークリフトでものを運ぶことを考えてつくられた木の枠です。
橋梁の補修現場で取り付ける耐震補強の製品を運んできて工場に戻ることはありません。産業廃棄物として処分されるだけ。

現場に同じ規格のパレットがたくさんありました。 これを見たときに脳内にはすぐに壁が立っています。
2×4材を間に挟みボルトで縫っていけばしっかりした構造壁が簡単にできあがります。
ポリカの波板を外から張ればスリットが明かりとりになりその形状も生かせる。納屋には理想的な壁材です。
下の画像、屋根は手前に片流れ、手前の部分にトイレ室をさらに張り出すので壁と屋根の取り合いが少しややこしい。
広さは約2.5m×3.5m 壁も屋根もパレット、屋根に載せるのは重かった。1m×1mのパレットを27枚使いました。
パレットをつなぐのは2本の建築用金物 Zボルト M−12×125 ナットとセットで19円/本 60本も使っているでしょうか。
ホームセンターで購入しますが、びっくりするほど安いのは建築関係で大量に流通しているからなのでしょう。

屋根梁は30×60×2.3×6000の軽量チャンネル(みぞ形鋼)を5本使用。 
205円/本 はm当たりじゃないかと聞き直したほど、形鋼とはいいながら鉄板を曲げたものでこれも建築流通物、
しかしホームセンターではこんな値段では買えません。


屋根の下の方、残してあるのはポリカの波板を張って明かり取りにします。
2006.9.18