2005.12.15


大学時代の友人から便りがありました
彼は車の生産ラインの技術者なのですが、不具合対応にこれからベルギーに1ヶ月ほど出張なのだそうです
年末年始にかかりほんとうにご苦労なことです
私もこれまでの仕事のなかで不具合対応、再発防止と不本意ながらずっと不具合とつきあってきて、
実感として思うことは
人が関わっている以上不具合は永遠になくならないだろう
ということです
もちろんなくす努力・工夫は続けなければいけないのですが・・・
姉歯事件は論外として、
(といいながら論内に引きずり込みたい思いは抑えられません、
本来ならこれからクリスマス、お正月と楽しい家族団らんが約束されていた数多の人の幸せを突然奪った極悪人たち
娑婆でぬけぬけと言い訳させている場合ではありません、直ちに収監すべきでしょう)
ナショナルは無意味に (+に働くか−に働くかわからないその宣伝効果に期待しているのか) 
異常なほど (あの頻度は目的からいえばやりすぎでしょう)の誠意を見せ、それ自身が不具合ではないかと私は思うのですが・・・・・・・
みずほ証券はあきれるほどのとんでもない間違いをやらかし、システムは緊急修復の手順がなかったとか・、
システムを作るのも人なのですから十分ありうる話
利益を得た側は間違いをわかっていながらのった、ということで火事場泥棒の声もあるとニュースで報じていました
パソコンのネット販売で0を一つ付け間違え、うまく見つけた人が飛びついた話とはちょっと違いますよね

世の中はまだ見えない不具合に満ちあふれています
三菱のトラックに始まり
この一年はどうやら不具合という言葉で締めくくられそうです

花トーチの元締め??「界」の紹介記事が朝日新聞奈良版に掲載されました
ホームページ花トーチだけですがオープンしたようです
奈良に行かれることがあればちょっとのぞいてやってください


2005.10.4


花トーチ まもなくOpen

この秋、由布子がパートナーますさんと二人、古都奈良で花屋さんを始めます

猿沢之池近く、落ちついた町並み奈良町の一角、町家を改造した建物をメインにカフェテリア、アンティーク家具屋、機織り
いくつかの店が寄りそってちょっとおしゃれなゾーンをつくります。

経費を抑えるのと、自分たちのこだわりを自分たちの手で、ということで棚、作業台などをDIYで手作りします
店舗はまだ建築中なのでDIY作業は建築と同時進行で落柿工房で進みます。
工房自身階段がまだなのですが中断して工房としての最初の仕事
期間限定のコーナーとして「花Torch まもなくOpen」でその様子を紹介していきます
11月3日のオープンまでもうあまり時間はないのです


2005.8.6


遠い宇宙のかなた、というよりも高い空の上のもうちょっとほんの上の世界のこと、
そんな気になるのは、宇宙開発・活動が定着して宇宙がより身近になったから?

(じつはほんの400q上空、(いや大気圏を離れると空ではなくやっぱり宇宙?)水平に飛べば東京−大阪ほどもない)
ディスカバリーの修復に野口さんががんばっています。
まだ直接タッチすることはないけれどもNASAは野口さんの活動を絶賛しているということです。
もしうまくいかなくて帰りの飛行が断念されればクルーは帰って来られない?

このあたりの事情はあまり報道されていないのですが、宇宙ステーションではディスカバリーを迎えた人が二人いた。
この人たちは今年の4月に前任者と交替で到着してステーションで生活していたのです。

あれっ、コロンビアは2003年2月に事故、それ以来スペースシャトルの飛行は止まっているのに・・・・

ロシアがソユーズを打ち上げていたのです。
そうだ、思い出した。
スペースシャトルより以前はロケットを打ち上げ先頭部分が地球を離脱していた。
そして宇宙ステーションに到着した先頭部分から更に分離したカプセルに乗って地球に帰ってくる。
帰ってくるのはパラシュートで海とか砂漠地に落ちてくる人とカプセルだけ、使い捨てだったのですね
それが不合理だということで燃料タンク・推進部だけが使い捨てのなんども利用できるスペースシャトルが開発されたのでした。

ソユーズの地道な活動によって宇宙ステーションの維持は続けられていたのです。
この有人飛行とは別に無人の補給・ゴミ回収(といっても全体が大気圏で燃え、流れ星に見えているのでしょう)ロケット、
プログレスも定期的に打ち上げられていたのです
(今年6月に18回目の補給船が送り込まれている)
華やかなアメリカのスペースシャトルの活躍の陰にいかにもロシアらしい?地道な活動が続いていたのです。
水、食料の補給さえ続けておけばいつか帰還できる、
無理をしなくてもいいと思うのだけど
と、ここまで書いたとき今日のディスカバリーの帰還予定のニュースが流れています


2005.4.28


4月に入ってホームページのアクセス数が伸びています

普段の5倍くらいでしょうか
それにはわけがあるのです

属しているフロバイダ、KCNのページのコーナー「今月のイチ押し」に紹介されているのです
(今月は4月、あとふつか、その後は歴代に移ります)


KCN=近鉄ケーブルネットワークはケーブルテレビの草分け、インターネットケーブル接続のサービス開始からの利用です
今でこそADSLのサービスが行き渡りあまり気にならないのですが、昔は画像サイズが大きいものは開くのも大変、
自分が開く速度と他者が開く速度の違いを意識してホームページをつくらなければならなかった

アクセス数、もちろんこれには無関心ではありません

先日、浜松の人から鉄骨に関して問い合わせのメールが入りました
鉄骨 仕口 をキーワードに見つけたとのこと、
検索エンジンに引っかかるようにHPのソースにはえさがまいてあります
例えば月ヶ瀬 田舎暮らし、里山、五右衛門風呂、等

「月ヶ瀬 里山」をキーワードに検索をかければ里山らんどはトップに現れるはずです
ところが鉄骨 仕口はどこにも仕掛けはないのです
工房その4のコメントだけ
ためしに「鉄骨・仕口」をキーワードに調べると約900件中63位で見つかります
これくらいだと見つけてもらえる可能性は高いでしょう
少し考えが変わりました
トップページにえさを蒔いておくのが効果的なのか

2005.3.25

春の甲子園が始まった。時を同じくしてテレビドラマの甲子園は終わった
このドラマが始まったときはまだ冬
なんでこんな季節はずれに高校野球なの、とそのときは思った
H2 まるでマンガのようなストーリィの展開
原作がマンガなのだから当然といえば当然か
始まるときも意外だったが終わるときも、あれっ
高校野球は春の暖かさの高まりとともにこれから熱く盛り上がっていくのに
すれ違いでフェイドアウトするように青春ドラマは終わった
いっしょに並んで走るのはおこがましく気恥ずかしかったのか
その間の取り方は何を考えて決めたのか
まあそんなことはどうでもいいのである

愚息がこのドラマの美術を担当していた
美術って何、って思うでしょう、セット、大道具、小道具をだんどりすることかな
昨年春東京にでて、担当する二つ目のドラマ
甲子園にも何度かきていたが忙しいらしく一度も家には顔を見せなかった
最終回のエンディング、家族が画面を見つめる中、出演者以下関係者のテロップが流れる
息子の名前が一瞬、見えた
本人でもないのになんとなく照れくさい
やはり愚息の親はバカ


2005.1.28

前回、鉄道の旅の続編
先週末、湖北地方にかなりの積雪とのお天気情報
絶好のタイミングです
なんとか週内のupを目指したのですが・・・
前回の行程に時間を入れていきます

1案
加茂 − 柘植      9:10 − 10:06
柘植 − 草津     10:29 − 11:11
草津 − 長浜     11:47 − 12:30
長浜 − 米原     12:58 − 13:07
米原 − 近江塩津   13:15 − 13:48
近江塩津 − 近江今津 13:49 − 14:08
近江今津 − 京都   14:30 − 15:35
京都 − 木津     15:50 − 16:25

2案
加茂 − 柘植      7:50 −  8:48
柘植 − 草津      8:57 −  9:43
草津 − 長浜      9:49 − 10:32
長浜 − 米原     10:57 − 11:06
米原 − 近江塩津   11:11 − 11:42
近江塩津 − 近江今津 13:49 − 14:08

近江塩津以降は1案と同じ

近江塩津 ここでの選択により大きくスケジュールが変わります
1案は13:48着で13:49発 同じ列車のような気がするのですが、それだと連絡違いの乗り遅れはあり得ない
時刻表で調べると敦賀発の別の列車で塩津には13:43に到着しています
米原発が遅れても待っていてくれるでしょう
だけど雪のホームを駆けて転ばないように

その前の列車は11:42着で2時間以上の待ち時間、
だからなんとかちょっと改札をこえてみたい欲望にかられるのです
おすすめはやはり2時間の待ち時間、ホームからですが雪の風景を楽しみたい

皆さんの住んでいる場所により色々な駅のスタートが考えられるのでしょうが、このスケジュールで大阪をスタートにしてみましょう
加茂へは王寺、奈良経由の関西線利用を思い浮かべるでしょうが、四条畷、京田辺経由の学研都市線(片町線)のほうがはるかに早いのです

1案
北新地 − 木津     7:18 − 8:14 
木津 − 加茂      8:28 − 8:34

2案
北新地 − 木津     6:06 − 7:14
木津 − 加茂      7:34 − 7:40

月ヶ瀬に向かう土曜日の午後
並行して走る関西本線の線路の真ん中に赤色の信号等が立っています
ああそうだ、今日は第四土曜日、午後はみごとに上下10本の列車が運休しているのです
これはサイクOB会のアサノ君が教えてくれました
ですから反対周りのコースだこの定期運休にかかる可能性があります
たしかに夜間の保守点検が昼間にできるのはJRにすればいいことでしょうが、
午後のほとんど、足をたたれる地域住民にとってはどうなのでしょう
列車から雪景色を眺めているだけでも雪国の旅を満喫出来るでしょう

琵琶湖周辺はまた歴史の宝庫です
特に信長、秀吉と彼らにかかわる人たちの足跡がたくさん残っています
これらを知って回ると旅は更に趣深いものになるでしょう
http://www.pref.shiga.jp/biwako/koai/enjoy/place/place_1.htm

時刻表は変わる可能性があります
やってみようという人はいちど調べてから挑戦してみてください

2005.1.15


超々激安JR列車の旅

前々回に続いて関西線を走る話題
雪の季節が一番のお勧めの話です
時間があっても、お金がなくて、旅をすることが大好きな人にお勧めのプランを紹介します

出発は関西線加茂駅、180円の切符を買って列車に乗り込みます。
笠置、月ヶ瀬口、島ヶ原、伊賀上野と木津川沿いの景色を楽しみます。
笠置は桜の頃もいい。

柘植で草津線に乗り換えます。
信楽高原鉄道の起点貴生川を通過、たんたんたぬきさんに会いに行きたくてもこの旅は途中下車できないのです。
終点草津、有名な温泉の草津は上州で、ここは京に近い湖だから近江草津、
東海道線に乗り換え長浜から米原へ
途中守山は落ち着いた雰囲気の町だそうで、わが娘由布子のお勧め、
線路に沿って地図を眺めていると駅のそばに浮気町を見つけました。
こんな町を見つけると嬉しくてついインターネットで調べてしまいます。
残念ながらうわきまちではなくふけちょうでした。

北陸線に乗り換え琵琶湖の北端、余呉湖を横目に走り過ぎ近江塩津で湖西線に乗り換えます。
ここでの列車の連絡は非常に少なく利用列車、全体のスケジュールはここで決まります。
列車内はほとんど同じ目的の乗客のはずです。
JRはいくらも売上にならない

近江塩津では駅の外に出たくなりますが、やはり実行する人が多いのでしょう。
敵もさるもの、ガードがしっかりしています。
お勧めは冬、ホームにはぶ厚く雪が積もっています。
奥琵琶湖 海津大崎の桜の見事さは去年の春友人から聞きましたが、もちろん車窓からは見えません。
近江今津 脳裏に琵琶湖就航の歌のBGM、聞き慣れた地名を次々と通過します。
地図は膝の上に広げておいたほうがいいでしょう。

安曇川を渡り、志賀の都には比良山がせまっています。
琵琶湖大橋を過ぎれば右手に比叡山が見えます。
西大津を過ぎ再び東海道線、山科、京都
京都で奈良線に乗り換え、宇治川を渡り南山城の田園地帯を走り抜けると旅の終点木津に到着します。
朝早く出発して到着はもう夕方です

加茂と木津は隣の駅で運賃は180円
途中下車はできませんが不正乗車ではないのです。
時刻表のJR営業案内のなかにちゃんと書かれています。

http://www.westjr.co.jp/infodesk/ticket/tct002.html
大都市近郊区間内のみをご利用になる場合の特例
http://jr-central.co.jp/faq.nsf/kip_rule/kip_rule_10_03
実際にご乗車になる経路にかかわらず、最も安くなる経路で計算した運賃で乗車することができます。
重複しない限り乗車経路は自由に選べますが途中下車はできません。
決められたエリアというのは東京近郊、新潟近郊、大阪近郊、福岡近郊の4ヶ所だけ
大阪近郊だと和歌山、奈良桜井まで含まれるのでこのエリアはかなり広くて大きな経路の輪を作るととても一日では回り切れません

時刻表で最短時間で回れるタイムスケジュールをつくるのも楽しいものです

次回は具体的なその時間を紹介したいと思います