アスファルトシングルは90センチ×30センチの薄い板状の屋根材、これを魚のウロコのように張っていきます。重なりが大きく上に進むのは1枚で12センチずつ、上は釘止め、下側はフリーなのでシングルセメント(接着剤)を塗っています。これがかなり手間なのです
里小屋の屋根は寄せ棟なので斜の処理が多かったが、こちらは楽
後ろの樹は落柿の主                       2005.5.5.
落柿工房 その8
屋根の下葺きが完了しました 屋根の外周部は上面下面とも防腐のためにコールタールを塗ります
濃い黒色は屋根と壁を分けるアクセントになります
工房の手前はハナミズキ、後ろにはちょうど咲き始めた山桜

前面にひさしを付けました
横梁が細いのは鋼のアングルと角材(あかまつ)の複合材としたから
雪を積むとたわむでしょうが自重ではほとんどたわみはありません
壁面のメンテナンス(2階部分の塗り替え)のために仕掛けがあります
ポリカ板の上に乗れないので全体を跳ね上げて突き出し桁の上に足場板を乗せられるようにしてあるのです