落柿工房 その4 2004/8/12-17
小さい画像は大きくなります
お盆休み初日に伊賀上野で屋根用資材の買い出し
12o合板20枚、9センチ角4メートル材12本
SPF 2*4*3.6メートル 24本、2*4*2.4メートル 32本
軽トラの運転台後ろの荷受け梁は重みに耐えかね、たわみ、材木が屋根を押しつぶしそう
できるだけ衝撃を与えないようにゆっくり走ります
中央部に手持ちの単管で足場を設置しました
足場が使えるまでの作業は比較的順調に進みました
垂木取り付け屋根張り作業、あまりの高さに作業が止まります
はしごと脚立だけではこの作業は進まない
2004/8/21-22
やはり足場を設置しなければ
そのためにロフト部の床梁を先に取り付けることにしました
4寸の角材は途中柳生の製材所で仕入れてきます
ホゾを刻みカケヤで打ち込みます
殺しの状態なので一方は円形状の深みでホゾ孔を伸ばしておきます
だから横から打ち込んでいく
大失敗
きれいに納まって、さて、梁部材を受けていたはしごを取り去ろうとしたとき
アチャー
おもわず笑ってしまった
なんとかならないかと一瞬は考えた
知恵の輪だったら抜ける方法が見つかるかも知れないけれど、これはどう考えてもねえ
気を取り直して一からやり直し
カケヤを2回もよけいに振ってしまいました
雨をしのぐためには早く屋根を張りたいのですが
安全を考えると中途半端なカタチでは始められない
なにより安全が一番
コンクリート土間から棟木天端までの高さ5メートル弱
画像で見るとそうでもないのですが足場に登ると相当高い
1Fの天井高が高いのですが間伐作業で決めた柱材の切り出し長さをできるだけ生かしたかった
天井が高いと気持ちがいいでしょう
2004/8/28
母屋から工房への水道配管
2004/9/11-12
ようやく雨が降らない週末を得て作業がはかどります
床板を仮敷きして対角寸法と直角度を確認、かなりゆがんでいます
ヒッパラーで対角を引き調整、今回は針金でつくった輪を間に入れて、床板をネジ留めした後針金を切断します、同じ失敗は繰り返さない
壁面も鉄骨仕口からでた柱と梁はそれぞれ勝手な方向を向いているはずなので対角寸法の調整は同様に行わないと歪んだおうちになります
しっかりした床板ができたのでその上の脚立作業は段取りよく出来ます
雨の日の作業で加工していた部材はピッチを確認してネジで留めていくだけ
釘を使わないので手直しも簡単です
床張り、屋根葺きの半分が終わりました
これで雨の日でも屋根の下の作業が進みます
これまで(その1−その4)の主要な材料と費用
基礎 砂 2tダンプ1台 10,000円
骨材 2tダンプ2台 14,000円
防水ビニールフイルム 2,832円
メッシュ鉄筋 9枚*297円 2,673円
セメント 26袋*418円 10,868円
コンクリートミキサー 35,000円
梁角材 105角*3m 32,510円
鉄骨角パイプ 長さ 540o 6個 31s 95000円/t 2,945円
長さ 100o 300円/個*24 7,200円
溶接 溶材 2.5s*350円 875円
床材(足場板) 200*36*4000 24枚*2000円 48,000円
屋根棟木 12本*1480円 17,760円
屋根垂木 2*4*2440 24本*330円 7,920円
屋根下地材 構造用JAS合板12ミリ*19枚*1,100円 20,900円
計 213,483円