へび
シマヘビかアオダイショウかまだ同定できないのだが、
池の周りをうろうろしていてどうやらカエルが目当てらしい。
池の縁に住処がある。
子供の頃は棒の先で頭を押さえてつかまえていたのだけれども、
もうそんなことはしないよ、里山の同居人として認めてあげよう。
これはヘビのせりふかも知れない。
少し前、里小屋の中でお休みになっていたが、小屋での同居はごめんこうむりたい。

イノシシ
幸運にもまだ遭遇していないが、泊まりのある夜、上の道ですさまじい鼻息を聞いた。
近所の田圃では米の収穫前に、ハダカ電線に電気を流し、大音量でラジオを夜通し鳴らす。
まだ事情がわからなかったときは、誰が夜中にあんな音でラジオを聞いているのだろうかと不思議だった。

タヌキ
ちらっとお目にかかったけれどもまだ正面からは挨拶していない。
南さんの話では一度餌付けをし仲良くなったが、
なりすぎてからは、夜になると一族郎党打ち並び、餌を待つようになったのだと。
自立心を失って、期待されてもこまるからお友達にはなるまい。

里山の生きものたち