裏の山路から北の方向を眺める。
ハゼ、ウルシのたぐいは早く色づくが紅葉はまだこれからである。
遠景はふつうのやまなみに見えるが頂部で高原状に拡がり人が住む。
童仙房、野殿、多羅尾である。
山の手前に木津川が流れ、関西線が走る。
山のずっと向こうは和束、信楽となる。
静かな里山にストーブの煙がのぼる。