薪ストーブ
送料3000円を取られたうえさらに「受け取りには成人男子一人を付けよ」
という条件も付けられて、薪ストーブの到着を待ちます。
トラック同士の荷台をくっつけての受け渡しに「これなら一人でいけましたね」、
  だからそう言ってたんじゃ

重量80キロ、荷揚げの手間は省けたが、さて里山でこれをどう下ろす
対策のアイデアはあるのです。
単管パイプ5本でトラックの荷台をすっぽりカバーする鉄棒台を作る、
固定門型クレーンといえばわかる人にはわかるでしょう、直交クランプで門の形は維持される
上揚装置はなくただ鉄棒からロープを荷に掛ける、そして八の字型の足を少し閉じれば荷があがる、
トラックを抜いて足を広げれば荷が下がる、下にはキャリアー
しかし工房に取り込むのにまた一苦労、敷居が高いのです

業者に頼まず自分で設置するにはこのくらいの重量、106ミリの煙突径、こんな条件が限界ではないでしょうか
煙突径は106,120,150と熱容量のクラスで使い分けがされていて106ミリ径の薄板ステンレスパイプはホームセンターで手に入ります
梱包を開けるとホンマ製作所の取説、ホンマは自分のところで設計し中国で製造させているのです
中国製と書いてあっても輸入物とは言えないし、普通に言う中国製ともちょっと違う
ホンマ製作所は国産の大手(?老舗)ですがその商品はWEBではRoyal Elk(ロイヤルエルク)というメーカーブランド名しかでてこない
私などはホンマのブランド名の方が信頼感があるのに、舶来風の名前がより人を掴むと考えているのか

里小屋のストーブの煙突は直に立ち上がりだけなので火を付けたとたん煙は勢いよく煙突をのぼっていきます。
工房のストーブはたき火装置と同じで扉を開けておくと室内に煙が流れます
火がつくまで紙を入れてはすぐ扉を閉め、開け閉めを繰り返さなければいけません

ガラス窓から炎が見えるのは楽しいのですが、空気を搾ると炎はゆらゆらと不完全燃焼の赤黒い色になりガラスは煤けて中がよく見えなくなります。
さらに搾るとしばらくしてなにやらいがらっぽいにおいがして、煙突の繋ぎ目から液体が落ちている、
そう木酢液、ストーブは炭窯状態になっているのです。これで炭が作れるのかも
下で十分暖かいのでロフトはもっと暖かい、と思いきや、そうでもない、下の暖かさは輻射熱によるものなのです