1998..07.09〜07.16 モスクワとその近郊の「黄金の環」といわれるセルギエフ.パサート、ウラジミール、スズダリなどとサンクトペテルブルクを旅した。世界三大美術館の一つエルミタージュ美術館を見学した。また思いがけずエルミタージュ劇場でバレー”ジゼル”を鑑賞することができた。
1998.07.11 モスクワのホテルコスモスでのバイキング形式朝食のテーブル
マトリョウシカ人形と動物の形をしたパンが飾られ、いかにもロシアらしい
1998.07.10 モスクワで宿泊したホテルコスモス | 1998.07.10 ホテルの部屋の窓から見たモスクワの街 | 1998.07.10 ホテル近くのモスクワの街 |
1998.07.10 ホテル近くのスーパーでロシアの婦人と | 1998.07.10 ホテル近くの小教会 | 1998.07.10 赤の広場近くのワシーリー寺院 |
1998.07.12 桑原夫妻、藤中夫妻とスズダリのホテルの近くを朝の散策中に | 1998.07.14ピヨトル大帝の夏の宮殿で | 1998.07.14 サンクトペテルブルグのホテルプリバルチスカヤはフィンランド湾に面していた。サンセットがきれいだった。 |
1998.07.14 ホテルの部屋からのフィンランド湾 | 1998.07.15 サンクトペテルブルグ最後の夜、エルミタージュ美術館内の小劇場でバレイ”ジゼル”を鑑賞した | 1998.07.15 観客席 |
1998.07.15 楽団員 | 1998.07.15 ジゼルの一場面 |
骨は私が拾って帰ります
モスクワの北から東にかけて、12〜18世紀のロシア正教の美しい寺院が円形に並ぶ「黄金の輪」と呼ばれる地帯がある。旧ロシア正教会の総本山であったセルギエフ・パサートやウラジミール、スズダリなどがある。
スズダリに宿をとった。スズダリは、白壁の美しい街並みが続く最もロシアらしい風景の街である。ホテルの近くには田園風景が広がっていた。
桑田夫妻と小川に沿った道を散策した時のことだった。夫人がポツリと語り始めた。「主人は、体調が悪く、特に足が遅い。皆さんにご迷惑をかけるとは思いますが、思い切って一緒に参加しました。」「主人は、若い時フルブライト留学し、大学教授として永く勤務するなど、エリートの道を歩きました。
しかし、今は、医者通いの毎日です。このような生活を何年も続けるよりも、たとえ旅することにより命を短めることがあっても、楽しい旅のひとときを味わって欲しい。そんな思いで参加しました。いざというときには、骨は私が拾って帰るという覚悟で参加しております。」とのことだった。
深い深い夫婦の絆に感動した。
お二人は、旅のすべてのスケジュールをこなされ、無事帰国された。