What's Old


2025/ 4/30

 米の価格高騰が止まりません。
 2月に「米の流通を円滑化させるため」政府が備蓄米放出を発表し、今月にはすでに備蓄米が流通しているはずなのですが、私の行くスーパーでは今月に入って米が消え、ほとんど売っていない様子を見かけるようになりました。3月に2回の入札を実施、順次放出しているとのことですが、13日までに引き渡された13万7879トンのうち9割以上が国やJA全農などの集荷業者に滞留しているという報道を見ました。
 備蓄米の放出で米の価格低下を狙っている政府に対し、価格低下を嫌がるJA全農が放出された備蓄米の9割以上を落札し出し渋っているため価格が低下しない、JA全農が「悪質転売ヤー」と同じことをしているなどと言われていますが、備蓄米を輸送するトラックが確保できないなどの問題もあるらしく、これからまだまだ時間がかかりそうです。昨年6月に小売店が8月の米不足を指摘した時に農水省が動かなかったのはある意味正しい判断だったことが今、浮き彫りになりました(間に合わないという意味で)。
 個人的に気になるのは今秋に米を購入する時の価格ですが、昨秋よりもさらに上がりそうで非常に厳しくなりそうです。これまでと同量の購入を考え直す必要のあるレベルの値上がり幅になっています。

 これ以上米の価格が上がるとより一層の米離れを引き起こすぞ、JA全農よ!


 プロ野球は開幕から1ヶ月が経過しました。
 セ・リーグは巨人が首位に立ち、0.5ゲーム差で阪神が2位、勝率5割の広島が3位、借金1の中日が4位、昨季日本一のDeNAが借金3で5位と出遅れ、最下位ヤクルトがゲーム差なしで追う展開となっています。
 一方、パ・リーグは昨季5位と低迷しオープン戦でも最下位と低迷したオリックスが貯金5で首位に立ち、日本ハムが1.5ゲーム差で2位、昨季ぶっちぎり最下位の西武が貯金1で3位と健闘し、勝率5割の楽天が4位、借金2のロッテが5位、怪我人続出の昨季リーグ優勝ソフトバンクが最下位に沈んでいます。
 総じて言えるのはこの時期はどのチームも今季のチームの形を作っている最中であり、極端に悪くないのであればそれほど心配する必要はないということです。3連勝で勝率5割に復帰できる借金3までを目安とするとソフトバンク以外は問題ないことになりますが、果たしてどうなるでしょうか。

 阪神は3・4月を14勝11敗1分けの2位とまずまずの滑り出しとなりました。
 藤川球児新監督の船出ということで、正直なところ采配で負けたと思われる試合もありました。しかし、監督どころかコーチ経験もない藤川監督にいきなり完璧を求めるのも酷な話なので、いろんな経験を積みながら前に進んでいってくれればと思います。
 少し気になるのは、セ・リーグで唯一レギュラー陣に故障者が出ておらずベストメンバーが組めているにもかかわらず、貯金3に「とどまっている」ことです。月間の貯金3という数字は優勝争いをするチームの現実的なノルマとなることは理解しているのですが、他チームよりもいい条件で戦えていることを考えるとどうしても物足りなさを覚えてしまいます。はい、ただの私の高望みです。
 6連勝の後の3連敗で今月を締めくくることになっているので、まずは1つ勝って悪い流れを止め、地に足をつけて戦ってもらいたいと思います。


更新情報


2025/ 3/31

 今月は寒暖の差の激しい気候が続きましたが、そんな中全国各地で相次いで大規模な山火事が起こりました。  山火事と言えば今年1月に話題になったロサンゼルスの山火事が思い出されますが、あの時に他人事として見ていた大規模な山火事が先月から日本でも相次いでいるのを見ると、こういう災害はいつどこで起こるかわからないことを改めて実感しました。
 山火事の発生件数自体は例年と変わらないそうですが、今年は大規模になる条件である「乾燥」「強風」「落ち葉や下草などの蓄積」などが揃い、急な斜面で起こると人が簡単に立ち入ることができないため消火作業が進まないことなどが更なる被害の拡大を招いています。
 近年の地球温暖化の影響もあるのでしょうが、それと同時に燃えやすいものが地面に溜まっていることは山の手入れができていないということであり、林業の衰退という問題も山火事の大規模化の要因として挙げられると思います。ただ、日本では山火事の原因の99%は焚き火や野焼きなどの人為的なものであるとのことで、この辺りも考える必要があると思われます。
 ひとたび起こってしまうとまとまった雨が降るまで消し止めることができない大規模な山火事が起こらないことを祈ります。


 プロ野球はオープン戦を終え、シーズン開幕を迎えました。
 阪神は日本プロ野球に先駆けて行われたメジャーリーグの開幕シリーズを戦うメジャー2チームのプレシーズンマッチの相手として選ばれ、カブスとドジャースを相手に連勝しました。特に昨季のワールドシリーズのチャンピオンであるドジャースに勝ったことで「阪神は世界一や!」と浮かれる阪神ファンの姿が報道されていましたが、たまたまうまくいって2連勝しただけでシーズンには何の保証もないので、それはそれとしてシーズンをしっかり戦ってもらいたいと思います。
 ここまで3試合を終えて2勝1敗といい滑り出しをしている阪神の戦いぶり、藤川球児新監督の采配を楽しみにしています。


更新情報


2025/ 2/28

 昨年から続く米の価格高騰を受け、14日に政府が備蓄米21万トンを放出する方針を発表しました。
 この21万トンという数字は俗に言う「消えたコメ」と同量であり、市場で出回る米が不足してから高値で売りたい業者などが持っている米を市場に出させて米の価格を下げようとする狙いがあります。
 昨年の米不足から夏まで顧客に卸す量を確保するために例年より多く米を仕入れている米問屋もいれば、在日外国人に転売するために米を買っている外国人、米が値上がりしてから売って儲けようとする別業種の新参勢力など、さまざまな人たちが米を持っているとされています。これらの中でまともな米の保管場所を持っている人たちはどのくらいいるのかが気になります。恐らく、安直に転売で儲けようとしていた業者や個人は米の品質を落とさない保管場所を持っているとは思えません。
 米の保管状態が悪いと虫が湧いたり色が変わったりと品質が悪くなり、到底売り物にならなくなってしまいます。私の家は一年分の米を玄米で買っているのですが、過去には米に卵を産む蛾が家中飛び回ったり、その蛾の幼虫が米の上を這い回っていたりすることがありました。近年は虫は避けられていますが、夏場になって精米してから時間が経った米が黒く変色することからは逃れられません。つまり、民家で普通に置いていた米は虫が湧いたり水分が抜けてしまった品質の悪い米になることは間違いないということであり、何のためにJAに米保管用の低温倉庫があるのか考えればわかることです。
 すでに転売目的の外国人などから米が出てきていますが、それを買った人からは品質の悪さを指摘されています。品質の悪くなった米は最悪廃棄されることになりますが、日本人の主食である米を標的にした「転売ヤー」を撲滅するためにはやむを得ないのかもしれません(納得いかない気持ちは存分にありますが)。とにかく米の転売ヤーに「米は転売に向かない」と思わせることが必要だと思います。
 現時点で「消えたコメ」が2万トン増えたという話もありますが、これから米の価格が下がるのか、そして秋に私の家が米を買う時に価格がせめて昨年並みになっているのか、今後の報道を注視していきたいところです。


 プロ野球はキャンプを終え、オープン戦の時期となります。
 ここまでの阪神は実戦での若手選手のアピールが目につき、その中から何人が残るか楽しみです。昨年は若手選手のアピール不足が顕著だっただけに、今年は本当に楽しみです。


更新情報


2025/ 1/31

 今月20日、アメリカ・トランプ大統領の2期目の政権が始まりました。
 トランプ大統領は1期目と同様、アメリカ第一主義を掲げて不法移民の強制送還や多様性の廃止、世界保健機関(WHO)や気候変動対策の国際ルール「パリ協定」からの脱退など、就任直後から様々な政策を打ち出しています。
 1期目の経験を基に2期目の政権の迅速な立ち上がりを見せるトランプ大統領の動きに良くも悪くも世界が影響を受けるわけですが、現在起こっている2つの戦争の早期終結に意欲を見せていることについては特に注目しています。現在の物価高の一因となっているこれらの戦争が終われば物価も下がるでしょうし、何より戦争によって失われる命が救われます。トランプ大統領は就任前にガザ地区における6週間の停戦を合意させており、ウクライナ戦争においてはロシアのプーチン大統領に対しても圧力を掛ける発言をするなど動きを見せていますが、思惑通りに事が運ぶでしょうか。

 一方、日本国内ではフジテレビを巡るコーポレート・ガバナンス(企業統治)問題が大きく取り沙汰されています。
 発端は50代の男性タレントがフジテレビの20代の女性アナウンサーとトラブルを起こし示談していることを報じた週刊誌の記事ですが、そこから特にフジテレビのプロデューサーの出世に女性アナウンサー・社員を「使っている」こと(内容は割愛)に週刊誌の報道内容がシフトしていき、組織ぐるみでこういったことが行われているのではないかという疑いをフジテレビに向けました。
 女性に対する人権侵害を組織ぐるみで行なっている嫌疑をかけられたフジテレビですが、初動の火消しに失敗し、その後に開いた記者会見では定例記者会見の前倒しという枠組みで行なったため、限られた記者のみが参加できる閉鎖的な会見かつテレビ局であるにもかかわらず動画の撮影を禁止、さらに日時をテレビが阪神淡路大震災の話題を多く取り上げることが決まっている17日に設定し、内容自体も乏しかったことにより、70社以上のスポンサーからCMを差し止められる事態に発展しました。これを受けて基本的にオープンであった27日の記者会見は実に10時間以上の長時間にわたって行われましたが、フジテレビの今後の方向性が見えずステークホルダー(企業の活動によって直接的・間接的に影響を受ける利害関係者)を納得させることはできていません。
 フジテレビの持ち株会社であるフジ・メディア・ホールディングスは放送事業者としては外資比率が高く、ダルトン・インベストメンツの関連会社ライジング・サン・マネジメントが27日の記者会見までに2度にわたって書簡を送るなど「物言う株主」として存在感を示していますが、6月の株主総会で他の外資系の株主も含めてどう出るかが注目されます。
 なお、フジテレビの系列局も同様にダメージを受けており、こちらの動向も気がかりです。


 プロ野球はキャンプインの季節を迎えました。
 阪神は藤川球児新監督の下で迎える最初のシーズンとなりますが、まずは藤川監督の方針を見ながらシーズンを楽しみに待ちたいと思います。


更新情報


2025/ 1/ 3

 新年あけましておめでとうございます。
 本年もよろしくお願い申し上げます。


更新情報


What's New! / ホームページへ戻る
Presented by 溶解ほたりぃHG