タイトル | : Re: 「ハーレム」の定義について |
投稿日 | : 2004/08/10(Tue) 22:50 |
投稿者 | : 溶解ほたりぃHG <saturnus@kcn.ne.jp> |
参照先 | : http://www1.kcn.ne.jp/~saturnus/cgi-bin/sousaku/top.cgi |
溶解ほたりぃHGです。
「ハーレム」という言葉の辞書的な意味については、学僕氏やライス氏が仰っている通りです。すなわち、「ハーレム」という言葉には、複数の女性に対する肉体関係の成立が含まれ、“恋の争奪戦”レベルのことではないと考えられます。
一方、『GS美神』原作においては、確かに横島に好意を寄せる女性キャラが複数存在しますが、作中では、妄想以外で横島が肉欲の対象として彼女たちを侍らせるような描写はなく、現実的にはせいぜい横島が「ハーレム」という妄想を持て余している程度です。
以上のことから、『GS美神』世界において「ハーレム」が成立しているとは言えません。実際にハーレムが成立するには、最低でも、横島が自分の家で複数の女性キャラを囲んで生活している、というくらいの事実が必要であると私は思います。
エヴァ系の二次創作において、「ハーレム」という言葉がルーリスさんの仰るような使われ方をしているとしても、それはローカルな意味であって、一般的に通用することはないと思われます。
少なくとも、当ページ内では学僕氏やライス氏が仰った定義で解釈する参加者が多いと思われますので、当ページを利用する際には、まずはこの言葉の定義についての認識を改めて下さい。
次に、「極端な優遇」についてですが、大まかには学僕氏やライス氏の指摘に間違いはありません。
例えば、横島に神魔レベルの能力を与えたり、異性に対してやたらとモテるようにさせることを、物語の前提となる設定の部分でされてしまうと、原作の段階からそこに到達するまでの過程がないために、「創作者が横島を極端に優遇している」とみなします。
言葉は悪いですが、「横島最強伝説」や「横島ハーレム物語」の類は、ほぼ例外なく「極端な優遇」に該当します。
原作の状態からそこに到達するまでの過程を省かれてしまう場合には、規約の削除条件に該当しますので、これら「キャラが極端に優遇された設定から始まる二次創作」をお探しの場合は、他のサイトをあたっていただきますよう、お願い申し上げます。