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タイトル管理人様への今後に対する要望
記事No127
投稿日: 2004/06/30(Wed) 07:09
投稿者みみかき
 いつも大変お世話になっております。
 さてここ数ヶ月の利用者のモラル低下によるサイトの管理と、今後の運営の方向性についての思案と何かとご苦労をおかけして私も利用者の一人として心の痛む想いです。
 そこで私なりの今後のこのサイトに対する要望をお伝えしたいと思います。

 元来このサイトの設立の目的である「よりレベルの高い椎名作品の二次創作への援助」という性格上、設立初期からつい最近にかけてまでは、その利用者に根付く精神は「それに伴う大人のレベルのモラル」が当然にありました。そしてそれ故に社会通念上当然と思われるルールは、明文化されなくてもシステムとして排除がなされなくても守られ続けていました。
 それがここ最近、利用者の増加に伴って、公序良俗的見地から見ても問題のある行為を平然と行い、尚且つそれを正当化したり、客観的に信頼するに足りない理由で自分の行動の故意を否定したりと、管理人や設立を当時望んだ方々の目標や空気とは違ったものに進みつつあります。
 モラル低下によるシステムの改変については、そのシステムを利用者がモラルの物指しとして、それに引っかからない投稿や発言の範囲でしかモラルを考えないいわゆる「無記名掲示板化」に進む危険性があります。
 「2ちゃんねる」を代表する無記名掲示板と、個人が管理する二次小説掲示板とはその目的も規模も全く異なるサイトであり、同一の管理方法が適当であるか否かなど、少し考えれば理解りそうな気もしますが、現在このサイトの利用者の一部や一般的に経験の浅いネット初心者などは、そういう判断もつかないのが現状なようです。
 話は飛びますが、例えばこういう飲み屋が現実にはありますよね。
 上質の酒をじっくり味わい、そこで落ち着いた雰囲気と会話をお店の空気とする居酒屋やパブにおいては、大抵二次会の利用禁止とか、子連れでの入店禁止であるとか、泥酔しての入店を断ってあるとか、ある目的や空気を守る為にお客にも協力を仰ぎ、それに沿えない客を排除することによる「大人の空間」を醸し出しています。少なくとも僕が「椎名作品二次創作小説投稿広場」に求めるモラルとは正にそれであって、システムや事細かなルールの明文化によってしかモラルの基準を見出せない人が出入りする「店」ならば、ここではなくどこかもっと緩いところを求めて欲しいと思うのです。

 それを維持する事は、管理人である溶解ほたりぃHGさんに於かれましては、現状を見回しましても多大なるご苦労をお掛けする事と思います。
 おそらくモラルの一線を越えた方への「執行」に対しては、当事者から横暴だの猶予して欲しいだの身勝手な事も言われるでしょう。
 しかしながら、これは利用者にもちゃんと理解すべきだと思うのですが、当該サイトの管理人というものは、そのものがサイトのルールであり管理に必要とされる削除や改変などの権利は絶対的排他的に存在し執行されるべきものだと私は認識しています。
 サイトという物は管理者がサーバーの一部を占有し、実態的なサイトはそれこそ所有権が存在します。所有権がある以上、その処分権限は排他的に管理者にあるし、そのサイトにおいて発生する問題は管理者に責任を受ける可能性が当然にあります。
 したがって、利用者に横暴と罵られようと管理者本人の判断で秩序を維持する必要がある以上、本人が強権を発動する事こそが、自分が望むサイトを所有する上での唯一の権利ではないでしょうか?
 現在のご苦労も大変なものですが、もうすぐ夏が来ます。夏休みが来るのです。
 これが意味する所はたぶんにほたりぃさんには伝わっていると思います(笑)。
 僕自身この現状で猶予期間をなまじ与えたり、管理人の明らかに望まない方向性の意見を伺う時間が果たしてあるのだろうかと心配しております。
 常識に欠ける人間は、得てして自分を正当化する為に過去の事例を持ちだして「以前は許されたじゃないか」とか「誰々は許されたじゃないか」と自分の行為はさておき自己の権利のみを主張します。
 このような利用者の増加を許さない為にも、また現在利用しているそうではない方の本サイトの方向性を理解していただく為にも、また溶解ほたりぃHGさんの満足を得られるサイトの維持の為に、ほたりぃさん自身の断固とした処分を切に願う次第です。
 僕自身もそれは例外でなく、ほたりぃさんが間違っていると判断した場合には、遠慮なく必要な処分をなさって欲しいと思います。

 乱文乱筆、失礼致します。

タイトルRe: 管理人様への今後に対する要望
記事No128
投稿日: 2004/06/30(Wed) 23:00
投稿者不動
不動といいます。

揚げ足を取るようですがこういうことは公の場で話さないほうがいいのではないでしょうか?
みみかき様のこのサイトに対する心配事、管理人に対する配慮等は十分理解できるのですが、あまりにも極端な意見かと思います。管理人様にとっては非常に正論かつ正当な事だと思いますけども。
 
 私だけかもしれませんが、読みようによってはみみかき様自身が『この投稿を削除してください』『この人の理由は信じられない』等と言っている様に取れなくもありません。
 曲解や誤解をして、またこれをネタに違う方向にみみかき様の意見が流れてしまう可能性があるのではと思います。

タイトルRe^2: 管理人様への今後に対する要望
記事No129
投稿日: 2004/07/01(Thu) 00:03
投稿者みみかき
 不動さん、初めまして。
 さっそくですがお答えをさせて頂きます。

 私は今回の管理人様への意見というスレッドを立ち上げた事につきましては、あえて管理人以外の方へ目に留まる事自体目的として書きました。
 こういう意見や問題点の討論も、ある程度個人的に溶解ほたりぃHGさんと話し合ってきました。
 それをあえてこういう風に形にして「表」にさらけ出している理由は、一部の利用者がこのサイトに対して先に出している問題を感じている、または現在のこのサイトの流れに対して不満がある旨を利用者全体に表明した次第です。
 私はこのスレッドに対しては管理人様宛である事は当然ですが、管理人が望むの当サイトの方向性と同じ、あるいは近い方向性を望む者の存在を利用者全員に対して表したつもりです。
 それに対して反感を覚える方がいれば、あえて私は憎まれ役を引き受ける腹も括って最初から投稿しました。
 そういう負担を私を含めた誰かが背負っても、私は管理人が望むサイトを叶えさせてあげたいし、溶解ほたりぃHG氏に対してもご自分のサイトに対する権利の行使に対して再確認を求めたつもりです。
 『この投稿を削除してください』『この人の理由を信じられない』という印象を不動さんが受けた事に対しては「当らずとも遠からず」です。
 私の内では、正直そういう人や、そういう投稿がきっぱりと存在しますが、あえてそれを特定はしませんでした。なぜならそういう権利や判断は管理人が行うべきものだと思っています。
 しかし管理人が、削除すべき投稿や信頼に足らない方がいると認識しているのであれば、当然にそれに対応する対処を遠慮なく使うべきだと思っています。

 こういう意見を表に出して私を嫌悪される方がいれば、それはそれで構いません。
 私は例え一部あるいは多数の人に嫌悪の対象になってでも、こういう意思表示や管理人の権限の確認をすべきだと確信していますし、それに対する対価としては格安の負債と思ってます。
 私は私なりにこのサイトを愛していますし、愛しているからには、その問題点に対してなあなあで済ますような『盲目の愛情』などは大人として論外だと思っています。

 それでは。

タイトル管理人としての私の考え方と今後の方針
記事No131
投稿日: 2004/07/04(Sun) 09:49
投稿者溶解ほたりぃHG   <saturnus@kcn.ne.jp>
参照先http://www1.kcn.ne.jp/~saturnus/cgi-bin/sousaku/top.cgi
 溶解ほたりぃHGです。
 レスが遅れて申し訳ありません。

 ここ最近における『意見・要望掲示板』での議論において、一部の参加者とその他の大多数の参加者、そしてこの『投稿広場』の開設時から関わっている方々との温度差が浮き彫りになってきたと感じられます。
 みみかきさんの仰る通り、この場は『ザ・グレート・展開予測ショー(GTY)』の一部の参加者による希望を汲み取る形で、「よりレベルの高い椎名作品の二次創作への援助」を目的として開設しました。あくまで発展的な場所としての位置付けだったため、「最初は GTY に投稿して、それで満足できなくなった人がこちらに投稿するようになれば」と当初のメンバーと話していたりしました。その精神は今も変わることはありません。
 当初は、今とは比べ物にならないほど敷居の高い場所であったため、この場の開設を望んだメンバーでさえも投稿を躊躇するほどでした。そのため、実際に投稿活動やコメント活動をする参加者の数が極端に少なく、「人の集まらない場所に議論は起こらない」という考えから、ある時に敷居を下げることで参加者の増加を図りました。
 その結果、ある時期から急激にアクセス数が増え、それに伴って積極的な参加者が増加しましたが、それと同時に、私や当初のメンバーが望まない活動を行う参加者もまた増加してきました。ここで挙げられる「望まれない参加者」(言葉は悪いですが)とは、すなわち「大人のレベルのモラルを持ち合わせていない参加者」のことです。彼らの時に無秩序な、時に自己中心的な言動に対処すべく、いつしか規約には本来書かなくてもいいような事項まで書くことになりました。
 それでも大きく動かなかったのは、参加者の言動の中から、『投稿広場』の維持に際して決定的なダメージを与えるほどではないと判断していたからです。
 しかし、それが大きく覆される時が来ました。今年の4月頃からの参加者の動向を見て、このままでは私の管理人としてのモチベーションが低下し、無秩序状態になった『投稿広場』に絶望して閉鎖することになる。そういう自分の姿が脳裏に浮かぶようになりました。それが6月に打ち出した方針転換に繋がっています。

 管理人として、参加者に対してできるだけ自由に活動してもらいたいという気持ちは、今も基本的には変わっていません。しかし、「自由」の裏にある「責任」を認識せず、自分勝手な行為に及んだり、自分以外の意見や姿勢の存在を認めない参加者が、今後も同様の行為を繰り返していくことを黙って見過ごすわけにはいかなくなり、参加者各位の意識の向上を目指して方針転換を行いました。
 上述した「望まれない参加者」の中には、ネット経験の浅いことが原因でオンラインにおける他人との距離感がうまく取れない人とか、精神面で今まさに成長段階にある人など、今後の改善を見込むことのできる方々も少なからず存在することが考えられます。中には、一般的とされるモラルやマナーを欠く人もいると思いますが、それはオンライン・オフラインを含めた経験から自分自身で感じ、学び取っていくものであって、あまり他人からあれこれ指摘されるようなことではないように感じます。
 私は、この『投稿広場』を、彼らが成長していける場所にもしたいと思っています。その点で、彼らを含めた参加者に対する配慮は最大限にするつもりです。その中で、参加者の意識が高まってくれれば、管理人としてこれ以上のことはありません。
 また、参加者には「大人としての振舞い」を要求することになりますが、人間である以上は感情的になることもあるでしょうし、いつも大人の振舞いができるとは限らないのが自然だと思います。そういった場合に、自分が冷静に振舞えないことを自覚し、冷静になってから書き込むなどの判断を下す意識を持つことが、「大人としての振舞い」の第一歩であると私は思います。
 この場では、文字以外にコミュニケーションの方法がなく、直接的に相手と対面することがないため、悪くすると独り善がりの言動に陥り、その結果、自らの意図とは関係なく他者を攻撃することになる危険性があります。それを回避する手段として、「他者に対して最低限の敬意を払う」ことが挙げられます。「自分の文章を読んだら他人はどう感じるか」ということを常に考えていれば、例えば厳しいコメントを書く時に、攻撃的にならないためにはどのような文面で書くのがいいか、といったことが自然と考えられるはずだと思います。
 参加者の皆様方におかれましては、是非上述のようなことを意識していただきたいと願います。

 一方、荒らし行為というのは、「自分の欲求を無条件に他者に対して認めさせる行為」である場合が多いと思います。他者のことを考慮せず、自分が気に入らないからという理由で他者を攻撃したり、重複投票をしてみたり、他者の感情を扇動するような書き込みをしたり、自分の責任を他者に転嫁したり…といった行為に及ぶのは、ネチケットのレベルで一般的とされるマナーに反する行為であり、あまりに悪質な場合には容赦なく厳しい措置を採らざるを得ません。特に、AA荒らしについては検討の余地もありません。
 このような行為は、参加者各位の意識の持ち方で防げることです。逆に言えば、このような行為に及ぶということは、この場に参加するに当たって最低限求められている意識を持っていないことになります。
 人間である以上は失敗もしますし、私を含めていつも安定して大人として振舞えるとは限らないのは承知しています。だから、それほど悪質でない失敗についてはできるだけ多めに見るようにしているつもりですし、こちらが特定の失敗に対する説明を求めた際に、多少無理がある理由であっても、それで同様の行為をされなくなるのであれば、それを条件にその理由を飲むこともあります。ただ、そういった管理側の「信頼」を裏切った時に生じる管理的措置や、他の参加者からの社会的信用の失墜などがあることについては、十二分に念頭に置いておくべきであると思います。
 管理人として強権を持つ以上、私としてもそれを行使する際にはより慎重に考えた上で実行するつもりです。それが管理人としての責務であると思っています。

 私がここに書いたことは、これまでの流れの中でも言ってきたことかもしれませんが、私が管理人として求める最低限のレベルのことです。
 今まで書いてきたことを知っていただいた上で、ご自分の考え方とどうしても相容れないなどの場合には、この場に参加されないこともまた自由です。特に、椎名作品以外の創作物とのクロスオーバーをされる場合には、できればご自身でサイトを立ち上げられるのが最善であると考えます。なぜなら、自分の管理するサイトについては、自分の好きなように作ることができ、それに対して他人の干渉する余地は(クロスオーバーものを掲載するくらいのことであれば)ないからです。

 この掲示板の他の記事でも言ってきたことをまとめながら書いたつもりですが、その割にはとりとめのない文章になってしまい、失礼しました。