「チッ、もうこれも
ほとんど空っぽじゃねーか……」
一升瓶を片手に、昼間から酒をかっ食らう男。
世間ではとっくに休みも終わった時期なのだが、彼にとっては、これが日常であった。
「とーちゃん……」
「なんだ、美介(よしすけ)か。
こっちにゃ、食いもんはないぞ?」
近寄ってきた息子にも、だるそうな返事を投げつける。
二人兄弟の長男で、いつも「おなかすいた」と喚いてばかりの子供だ。しかし今は、父親に用があるらしい。
「これ……
とーちゃんにプレゼント!」
「ん……?
プレゼントだと〜〜!?」
「うん!
だって……今日は
とーちゃんの誕生日でしょ?」
ニカッと笑いながら、息子が差し出したもの。
それは、不気味な顔の模様が刻まれた壷であった。
『酒と悪魔と男と精霊』
「なんだ、これは!?」
「えへへ……カッコいいでしょ!」
子供のセンスは、よくわからない。
頭を振りながら、男は、息子を問い詰める。
「どこで買ってきたか知らんが、
こういう無駄使いは……」
「違うよ、とーちゃん!
これ、拾ってきたんだ。
……すごいでしょ!?」
話を聞いてみると。
燃えないゴミに出ていた物だが、どう見ても普通の壷ではない。高価な品に違いないと思い、急いで回収してきたのだそうだ。
(ゴミをプレゼントされたのか……)
まあ、貧乏ゆえ、たいした小遣いも渡していないのだ。仕方ないだろう。ゴミと言えば聞こえは悪いが、よく言えばリサイクル精神。
それに、自分でも忘れていたような誕生日だ。気持ちだけでも、ありがたく受け取っておくべきである。
「……そうか。
ありがとうな、美介」
「どういたしまして……!」
父親が気にいってくれたと思って、息子は、さらに熱弁する。
振ってみるとカラカラ音がするので、中に何か入っているはず。福袋みたいで楽しそうだ……。それが、子供の意見だった。
(いや……ゴミに出されてたなら、
中身もゴミなんじゃねーか!?)
思いっきり苦笑いしながらも、口では「そうか、そうか」と息子の言葉を受け入れて。
ポンッ!!
男は、壷の蓋を開けた。
そして、ゆっくりと逆さにする。中から出てきたのは……。
「巻物……か!?」
「スクロールだ!!」
紙を丸めたものだった。
クシャクシャに丸めたならば、それこそゴミなのだが、これは、クルクルと丸めたもの。ご丁寧に紐でグルグルと縛ってある。
「とーちゃん!
……きっと宝の地図か、
すごい呪文かなんかが書いてあるんだ!」
子供の目には、ゲームに出てくるアイテムに見えたのだろう。もう、頭がすっかりファンタジーになっていた。
「待て待て、焦るな!」
父親は子供と違って冷静だが、それでも、何か貴重っぽいものが出てきて、ちょっと興奮している。
「……ん!?
ほどけんな、これ……」
息子に、ハサミを取ってこさせた。
厳重に縛られた紐を慎重に切って、巻かれていた紙を開いてみると……。
___________
『ボハーッハッハッハー!!!』
煙と共に飛び出してきたのは、上半身裸の男。いや、いまだ下半身は紙の中のようなので、全裸と言うべきか。
しかも、肌の色が普通ではなかった。額にも目のような物が付いているし、どう見ても人間ではない。
「ぎゃああっ!
オバケが出てきたっ!!
……怪奇チョンマゲ男だ!?」
「待て待て、美介!
これはチョンマゲじゃないぞ!?
もっとアラビアンな何かだ……!」
父と子はバケモノの登場に慌てふためくが、さらに混乱は加速する。
「英介(えいすけ)さん!
火事は困ります……って、
あれ……?」
隣の部屋から、母親も駆けつけたのだ。
消火器を手にしている。モクモクと広がる煙のせいで、誤解したらしい。
そして。
「……へ、変態ぃーっ!?
きゃああっ!!」
裸男を見た途端、消火器を放り出し、今度は悲鳴を上げる。
なお、彼女は背中に赤ん坊を背負っていたのだが、母親の悲鳴に呼応するかのように「ほんぎゃーほんぎゃー」と泣き叫び始めた。
こうして、一家四人が勢揃いして騒ぎ立てる中。
『わが名はイフリート!
全知にして全能……!
聖なる壷の精霊なり!!
ボハハハハハッ!!』
壷の裸男は、堂々と自己紹介するのであった。
___________
『わしはアラーの神との契約により、
フタを開けた者の願いを
かなえることになっておる!
それぞれ願いごとを三つ言うがいい!』
いつもどおりの前口上を述べるイフリート。
その言葉を聞いて、騒いでいた三人――赤ん坊を除く三人――が、動きを止める。
「願いごとを……三つ?」
確認するかのようにつぶやいたのは、父親だ。
『うむ。
おまえから始めるか……?』
「違う、俺が最初!
……俺が一番だよ、だって
俺が壷を見つけてきたんだから!!
ねっ、そうでしょう!?」
イフリートの返事にかぶせる勢いで、子供が割り込んできた。
それを見て、心の中でニヤリと笑うイフリート。
(この間の少年と同じだな。
こいつは……カモだ!)
前回のところでは、女と男と幽霊がいた。ルールのため幽霊は相手できなかったし、女は手強かった――なんと最後はイフリートが吸魔の札に閉じこめられたほどだ――が、男の方は楽勝だった。ここでも、同じ手が使えそうだ。
『わかった!
おまえからにしてやろう!
……これで、あと二つだ!!』
すました顔で告げるイフリート。
父親と母親は少しポカンとしているが、とうの子供は、聞いていないようだ。
「えーっと……最初は……」
すでに一つ消化されたことにも気づかず、必死に慎重に考えている。
「なんでもいいから食べるもの!!
だって俺おなかすいてるんだ……」
一生懸命考えても、子供の頭では、この程度。
だが『なんでもいい』と言われてしまえば、イフリートとしては、拍子抜けするほど簡単であった。
敢えて、聞いてみる。
『おまえは、何が好きなのだ?』
「甘いもの!
……俺、甘いものが欲しい!!」
今度は即答された。もしかすると、さきほどの言葉も、聞こえなかったのではなく、ただの無視だったのかもしれない。
『よし、わかった。
二つ目の願いは食べるもので、
三つ目は甘いものだな……』
ポンッという音と小さな煙と共に。
ひとかけらのパンとハチミツを出現させる。この程度ならば、たいした魔力も使わずに済むのだ。
「わーい、ハチミツだ!
俺の大好物だーっ!!」
どうやら偶然、一番喜ばれる物を出してしまったらしい。
子供は、パンにハチミツを塗り、嬉しそうに食べ始めた。
それを見ながら。
『これですべてかなえた!
一人終了だな……』
と、イフリートが宣言する。
子供は――とりあえず今は――満足しているようなので、珍しく、文句の言われない仕事をしたことになる。
誇らしげなイフリート。
しかし。
「……それは
ちょっとひどいんじゃないですか?」
___________
『……ん?』
「だって……」
横槍を入れたのは、母親であった。
あいかわらず背中の赤ん坊は泣いており、あやしながらではあるが、主張するべきところはシッカリ主張する。
「たしかに、美介は最初
なんでもいいと言いましたよ。
それから、甘いものとも言いました。
……でも、それは
あなたが聞き直したから、
補足しただけじゃありませんか!
それを別々にカウントするなんて……」
『……何を言っておる?
「なんでもいいじゃわからん」など、
わしは言った覚えがないぞ!?
ただ純粋に好物を尋ねただけだが?』
「……!!」
ようやく、母親にも理解できた。イフリートの主張も、そのウラの意図も。
イフリートは、子供から簡単な願いを引き出すために、あんな質問をはさんだのだ。それも、無関係な質問だと言い逃れ出来るよう、あんな言い方で。
(この人は……!!
ワザと願いごとを曲解したり、
誘い受けしたりするつもりなのね!?)
彼女は、今でこそ貧乏所帯の主婦をしているが、若い頃は、本の好きな文学少女だった。神話や伝説のたぐいも読みあさったことがあり、その中には、精霊の壷のエピソードもあった。それを、ようやく思い出したのだ。
(悪さをした精霊が神さまから
罰を受けて壷に封印される……。
決まった数の人間の願いを
かなえるまで封印は解けない……。
だから、てっとり早く数を
こなすためにズルをする……)
いや『ズルをする』どころではない。面白がって人間に不幸をもたらすような、意地の悪い精霊の話も読んだことがある。
例えば、自動車が欲しいと願ったら、両親が突然死亡し親の車を相続することになった、とか。
(……そこまで悪い人じゃないと思うけど。
でも、願いごとは慎重に言わないと……)
だが、妻の心、夫知らず。
背中の赤ん坊――泣き続けている――をあやすのも忘れるほど、彼女は真剣に考えていたのだが、それとは対照的に。
彼女の旦那は、軽率な願いを口にしていた。
「おい、うるさいぞ!
……誰でもいい、早く
麗介(れいすけ)を黙らせてくれ!」
___________
『その赤ん坊を黙らせるんだな?
……よし、わかった!』
イフリートが、パチンと指を鳴らす。
シューッと煙が湧き出して、赤ん坊の顔の周りを包んだ。
赤ん坊の泣き声が、ピタリとやむ。
「おっ……!?
やればできるじゃねーか!」
「すげー。
……れーすけが
こんな静かになったの、
俺、はじめて見たぞ……!」
願いごとの無駄使いを気にせず、素直にイフリートを褒める父親。
ハチミツパンを食べ終わった息子も、それに同調する。しかし、近寄って弟の顔を覗き込んだところで、表情が激変した。
「ぎゃああっ!
れーすけ、息してないよ!?
れーすけが死んじゃったよう……!」
息子の言葉で、母親もハッと顔色を変えた。イフリートに詰めより、胸ぐらをつかんでガクガクと揺さぶる。
「なんてことしてくれたんですか!
……この子を返して!!
麗介を元に戻して!!」
『わかった、元に戻す……!』
再び煙を操るイフリート。
赤ん坊を取り巻く煙が消えると同時に、子供は、火がついたように泣き始めた。
『……これで二人とも、
一つずつ願いをかなえたぞ!
それぞれ、残りは二つだ!』
イフリートとしては、『この子を返して』と『元に戻して』を別々の願いだと解釈する――最初で生きかえらせて次で泣いている状態に戻す――ことも出来たのだが、危険なので止めておく。
父親の願いで赤ん坊を黙らせた際、本当に殺したわけではない。死んだっぽくすれば、元に戻せと言われるのが常なので、そう見せかけただけなのだ。死者蘇生など、さすがのイフリートでも苦労するが、これならばラクだった。
そして、こういう事情である以上、『生きかえらせる』では嘘をついたことになってしまう。神様が決めたルールを破ることになるのだ。ズルは許されるがウソは許されない、それが、ギリギリのラインであった。
「おい。
そこまで力があるんなら……」
赤ん坊の無事を喜ぶ母親と息子を尻目に。
父親が、フラフラと歩み寄ってきた。
「……俺に、
気がすむまで酒を飲ませろ!!
死人を蘇らせるよりゃあ、
簡単なはずだろ……?」
ニンマリと笑いながら、願う。
さすが、酒好きな父親である。我が子の復活を見て、一番に頭に浮かんだことが、これだとは……。
(だが、これは少し厄介だな……)
顔には出さないが、ちょっと困ったイフリート。
ストレートに考えるならば、とにかく大量の酒を用意すればいい。しかし、無から有を生み出すのだ。数が多ければ、魔力をガンガン消費するだろう。もったいない。
しかも『気がすむまで』という話だ。いったい、どれほど飲むつもりか……。
(……そうだ!
こういう時こそ、
友人の助けを借りるべきだな)
ラクに願いをかなえるアイデアが、頭に浮かんだので。
『それが二つ目の願いだな?
……よし、わかった!
では……』
___________
「ぎゃああっ!
と、とーちゃんが……
バケモンになっちゃった!?」
『こいつも今でこそ
悪魔や妖怪扱いされとるが、
もともとは酒の精霊でな……』
イフリートのやったこと。
それは、悪魔アセトアルデヒドの召還であった。
呼び出されたアセトアルデヒドは、当然のように、酒好き男へ憑依。今は、酒ビンを持って暴れていた。
考えようによっては、悪魔に取り憑かれる前と、あまり行動は変わっていないかもしれない。だが、彼の息子は、ぎゃあぎゃあ騒いでいた。まあ、父親が悪魔になったのだから、当然の反応であろう。
(ともかく……これで安心だ!)
自分の仕事ぶりに、満足するイフリート。
あとは放っておいても、アセトアルデヒドの悪魔の本能で、酒を飲みまくるはずだ。その酒だって、イフリートが出してやるまでもない。アセトアルデヒドならば、ちゃんと自分で調達してくるに違いない。
(これで残りは、
男が一つで女が二つ。
どうせ、女の願いは……)
___________
「悠長に解説なぞしてないで、
早くなんとか……」
悪魔アセトアルデヒドの説明を始めた――そして黙り込んだ――イフリートに、母親が話しかける。だが、最後まで言わず、途中で言葉を飲み込んだ。
(いけない……!
焦って頼んじゃ、ダメだわ!)
彼女が話しかけた時点で、すでにイフリートは黙っていた。だから『悠長に解説なぞしてないで』という言葉を『解説を止めて』という願いだと解釈されることは免れた。もう少し早かったら、そうやって願いごとを一つ、無駄にしていたことだろう。
(しかも……
迂闊なこと言ったら……大変!)
赤ん坊の泣き声を止めるために、殺されてしまったり。
酒を飲むために、悪魔にされてしまったり。
頼み方を間違えると、大惨事になるのだ
(……いやいやいや。
間違えるとか正解とか、
そういう問題じゃないわね。
どう頼んだところで、
屁理屈で、こじつけられたら……)
では、どうしたらいいのだろう?
目の前のバケモノに頼むと、ロクなことにはならない。しかし、悪魔をやっつけてくれる人なんて、知り合いにはいない。
だいたい、その手の職業――たしかGSと言うはず――は、目の玉が飛び出るような金額を要求するという話だ。貧乏な彼女に、GSに依頼するという選択肢はない……。
(いや……そうでもないかも?
……そうだわ!
これならば、たぶん……)
下を向いて考え込んでいた彼女は、いったん目を閉じて。
それを開きながら、ゆっくりと顔を上げた。
「二番目の願いを言います。
貧乏人でも助けてくれる……
そんな親切なGSを紹介してください!」
___________
(ほう……そうきたか)
悪魔を追い出せと言われたら、憑依したまま男を家から追い出すつもりだった。
元に戻せと言われたら、外見だけ元に戻すつもりだった。
何にせよ、アセトアルデヒドを男から引きはがすつもりなどなかった。どうやら、アセトアルデヒドは、この男を気に入ったようなのだ。せっかく友人が居心地良く過ごしているのを邪魔するほど、イフリートは心の狭い精霊ではない。
(だが……。
それなら簡単だし、まあ、いいか。
なにしろ、わしが直接
手をくだすわけでもないからな!)
情報を伝えれば良いのだから、簡単である。
それに、よく考えてみると。
あまりアセトアルデヒドに長居されたら、イフリート自身も困るのだ。男には、まだ三つ目の願いが残っているのだから。
『よし、紹介してやろう!
隣町に教会があるから、
そこへ行くとよいぞ!
お人好しで有名なGSがおる。
……だが腕は立つから、
きっと役に立つはずだぞ!
なにしろ……
わしを封印した奴の師匠だからな!
ボハッハッハッハッ!!』
一気に説明したあと、胸を張って高笑いするイフリート。
しかし、ふと我に返ると。
『……あれ?』
もう、誰もいなかった。
イフリートをその場に残して、皆、急いで出かけたらしい。
『おーい……』
それ自慢になってないだろ、とか。
なんでそんなに詳しいんだ、とか。
そういうツッコミが欲しくて、長ゼリフを口にしたのに……。
ちょっと寂しくなる、イフリートであった。
___________
___________
「ありがとうごぜえました!!」
「本当に……本当に……」
言われたとおりの教会で、無事、アセトアルデヒドを祓ってもらった。
夫婦二人で、感謝の言葉を並べ立てる。
「礼には及びません。
今後はああいう妖怪に
とりつかれないよう、
お酒はひかえることですね」
「これ……少ないんですけど
お礼を……」
「お金なんかいいんですよ」
言われたとおりのお人好しで、GSは、礼金を受け取ろうとしなかった。
「お元気で!」
「あ……ありがとうごぜえます……!!」
「ありがとうごぜえます……!!」
平身低頭、いつまでもペコペコと御辞儀する二人。
いつのまにか、父親の口調まで、おとなしくなっていた。
___________
___________
『おお、やっと帰ってきたか。
待っておったぞ……!』
戻ってきた一家に、イフリートが声をかける。
男も女も、願いが一つずつ残っているのだ。それをかなえないと、イフリートの仕事は終わらない。
だが、二人の対応は荒々しかった。
「うるさい、もう出てってくれ!」
「お願いですから……
もう、うちには関わらないで!」
そう言ったきり、イフリートの方を見ようともしない。
それでも。
これはこれで、イフリートにとって十分であった。
『よし、わかった!
……出ていく。
そして、もう関わらない。
それが、それぞれの三つ目だな?
では……さらばだ!』
シューッと壷に戻るイフリート。
彼は、頑張って壷ごとピョンピョン飛び跳ねて、この家をあとにした。
本来、こうやって移動するのは難しいのだが、それが願いごとである以上、仕方がない……。
___________
その後。
男は、人が変わったように働き始めた。
どうやら、元々もっていたネガティブな気も、悪魔と一緒に除去されたらしい。アセトアルデヒドが体から出ていく際に、一緒に持っていってしまったのだろう。
こうして。
けっして裕福ではないが、それでも一家四人、幸せな家庭を築くのであった。
結果だけ見れば。
イフリートがこの家族に幸せをもたらしたとも言える……かもしれない。
めでたし、めでたし……!?
『酒と悪魔と男と精霊』 完
ただし、意図的に『良いこと』をしてしまったらイフちゃんのキャラではないと思ったので、こんなおはなしにしてみました。
また、原作で唐巣神父が助けた家族に裏話を……という意図で考えた物語でもあります。
では、今後もよろしくお願いします。 (あらすじキミヒコ)
実は結構古くからキミヒコさんのお話は読ませて頂いております。
こうして感想を残すのは初めてで癇に障る部分もあるかと思いますが、悪意は無いのでお許しください。
イフリート……いいですねぇ。
自分はこういうマイナーキャラが活躍?するのが大好きなのでとても楽しめました。
原作の裏との繋がりを持たせながらマイナーキャラを出すのはただ感服いたします。
どうかこれからも頑張ってください。 (アルデンテ)
癇に障るなんてとんでもない、しっかりとしたコメントを頂き、感謝しています。また、結構古くから読んでいるという御言葉、とてもありがたいです。
私も作品投稿をする前は、コメント投稿すら躊躇してROMに徹していたものでした。ですから、コメントはなくても読んでくださっている人は結構いるであろうと、いつも信じています。「コメント更新日順表示」で見れば、過去の作品にコメントを頂いてもすぐに気づくので、何かあれば今からでも気軽に書き込んで欲しいと思います。
さて、マイナーキャラの活躍。私も大好きです。ついつい、そうしたキャラに焦点を当てた作品を書いてしまいます。原作での描写が少ない分、勝手に想像をふくらませてしまいます。他の方々のイメージとは少し変わってしまうかもしれませんが、それでも、それを気に入って頂けるのであれば、書き手としては嬉しいかぎりです。今後もよろしくお願いします。 (あらすじキミヒコ)