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GS横島 剣客浪漫譚

教室漂流!!(2)


投稿者名:いぷしろん
投稿日時:06/ 6/18

 GS横島 剣客浪漫譚(4) 〜教室漂流!!(2)〜





「な……、なんでおキヌちゃんが?」
「えーっと、そのぉ……。美神さんと一緒に横島さんを助けに来たんですけど……。美神さんが天井にいた妖怪さんに飲み込まれそうになって、それで思わず……」
「とっさに美神さんを庇っちゃった、と」
「はい……」

 それでおキヌちゃんまでこっちに引きずり込まれてたら余計話がややこしくなる気が……。まぁ、美神さんの事だし、俺はともかくおキヌちゃんがこっちにいるならあんまり無茶な事はしないはずだよな。

 ……しないよね?


 ……しないといいなぁ。



 まぁアレだ、この事について深く考えるのはやめよう。
 それはともかく、問題は、今この場で事態を収拾出来そうなのは俺しかいない、って事だよなぁ。だがしかし、果たして俺にこの事態を穏便に打開する事は出来るのだろうか?!
 そりゃあ最悪愛子をシバけば脱出は出来るだろうけどさ、あんまりそういう手段には出たくないんだよなぁ。つぅか、俺自身、俺がそんな事ができるなんて思えないしな。
 もし愛子の事を何も知らない状態だったら……、いや、それでもたぶん無理だろうなぁ。愛子達のノリがノリだけに、なぁなぁで巻き込まれてる姿の方がよっぽど想像しやすい。
 ただまぁ、このまんまって訳にもいかないしなぁ――あ。あああぁぁぁぁぁぁっ!?
 そこまで考えたところで、俺は頭を抱えるほど重大かつヤバい事に気が付いた。
 このまま放っておくと、外で美神さんが焦れて強硬手段に出かねない……。
 まさかそんな、なんて考えはとうの昔にできなくなっている。美神さんの無茶には散々付き合わされたからな。
 ……そう。美神さんならやる。間違いなくやる。それも校長から金取った上でやる。なんせ、美神さんだからな……。いやべつに俺に関係無いならいいんだけど、今回はモロに影響を食らうしなぁ。しかも、どういう影響が出るかなんてのも、これまたさっぱり分からないし。
 最悪、この空間ごと消滅なんて可能性まであるしなぁ。
 目の前で愛子達に囲まれて目を白黒させているおキヌちゃんを見ながら、意外と今の状況が洒落になってない事を認識しちゃう俺。うぅ……、こんな事実、知りたくなかったぞコンチクショー……。
 で、だ。気付いちゃったからには、囲まれてわたわたしてるおキヌちゃんもかわいーなー、なんて軽い現実逃避をしてるわけにもいかないわけで。ま、それ以上に、愛子を死なせるような事なんて絶対に阻止しなきゃいけないわけで。

「……しゃあないな。いっちょやりますか」
『斬るのか?』
「斬らんわっ!」

 よだれを流さんばかりに飢えているシメサバ丸にツッコミを入れてから、俺は愛子に正面きって向かい合った。が、その前におキヌちゃんがふわふわと俺の横まで飛んでくる。

「横島さん、これからどうしましょう? ここから出られないとちょっと困りますよね?」
「いや、俺はもうちょっとヤバいと思うぞ。……美神さん、容赦無いからなぁ。外でも校長に報酬要求してただろ?」
「良く分かりますね」
「まぁ、美神さんだからなぁ」
「……確かに、美神さんですしねぇ」

 二人揃って頷きあう俺とおキヌちゃん。二人とも、美神さんの事は傍で見ていてよーく分かっているのだ。

「でも、美神さんならきっとすぐに助けてくれますよ」
「ああ、俺もそう思う。美神さんなら、この程度の事はすぐに解決出来るはずだもんな。……ただ、その時に方法を選ぶと思うか?」
「う……。で、でも、横島さんもいるんだしそんな無茶はしないと思うんですけど」
「なぁ、おキヌちゃん。美神さんがさ、俺に対してそんな遠慮をすると思うか?」

 過去を思い返して遠い目をしながらそう言う俺の言葉に、おキヌちゃんは顔に縦線を入れて美神の行動をシュミレーションする。ついでに、俺もチラッとその情景を思い浮かべてみる。
 俺が妖怪に飲み込まれたせいでこんな厄介な事件に巻き込まれてストレスが溜まり始めている→おキヌちゃんまで飲み込まれてさらに事態がややこしく→トンズラできない上に、あまり金になりそうも無い→さらにストレスが溜まる→全ての元凶はあの妖怪→シバキ倒す!
 まぁ、この程度は俺だって考えるさ。……そしてなおかつ、シバく際にその妖怪の腹の中にいる二人の事はあんまり考えなさそうな気がする。実際、美神さんは後先考えないで行動する事も多いし。
 唯一好材料があるとすれば、おキヌちゃんが巻き込まれてる事で、美神さんもある程度抑えてくれるんじゃないかなー、という事くらいか。美神さんって、俺には容赦無いけどおキヌちゃん相手の時は優しいからな。いやほんと、待遇の改善を要求するぞっ! てなくらいに。
 つーか今この瞬間に改善してほしい。リアルにライブでピンチだから。

「あうっ……、どどど、どーしましょうっ!? このままじゃ危ないですよ!」
「やっぱしおキヌちゃんもそう思うよな。まぁ、美神さんが我慢し切れなくなるまでに俺達が自力で脱出するしかないだろうけど」
「そんな……、無理ですよ!」

 ぼやき気味の俺の言葉に、おキヌちゃんは半泣き入ってたり。まぁ、今回は死んでも生きられます、ってわけにもいかないからなぁ。
 それは当然俺や愛子にも当てはまるから――

「無理でも無茶でも無謀でも、やるっきゃないだろ……」

 というわけだ。
 でまぁ、こんな話で盛り上がってるのを愛子が放っておくはずもなく、少しばかり厳しい表情で俺達の会話に入ってきた。

「盛り上がっているのに悪いんだけど、そんな事が出来るんならとっくにそうしてるわよ。それに、その美神さんって人は横島くんとおキヌちゃんの知り合いなんでしょう? なら、そんなに無茶な事はしないと思うんだけど」
「甘い! あの人は除霊する時に躊躇無く俺を弾除けや囮にするような人だぞ。そんな遠慮なんぞするはずが無い!」
「う……」

 自信を持って断言する俺に少し気圧される愛子。その愛子を見据えて、俺は少しばかり芝居を打つ事にした。こいつらのノリが分かっている事でもあるし、穏便に事を済ませるのならこういう方法が一番だ。
 つまり、俺が“悪役”になれば分かりやすい。

「……まぁ、そんな訳でだ。俺としても自分達の身の安全を保障するのなら手段は限られて来るんだよな」

 愛子に向かってそう言いながら、俺はシメサバ丸を抜き放った。
 天井の蛍光灯の光を反射する刃は冷たく輝き、鍔にある瞳も爛々と輝く。誰がどう見ても立派な妖刀である。というか、バケモノそのものだ。……自分で使っててこんな事断言するのもなんだけどさ!

『ぐふふ、斬るのか? 斬るのだな?』
「まぁな。それが一番手っ取り早い」
「な、何を……!?」

 見据えられ、両肩を抱きながら後ずさる愛子。おキヌちゃんも高松君以下のクラスメートも、あまりの急展開に固まったままだ。

「何をって、見りゃあ分かるだろ。俺達の安全を確保するには、お前をぶった斬るのが一番簡単で分かりやすいだけだ。なぁ、妖怪の愛子さん?」
「ま、待ちたまえ横島君! 何を根拠にそんな事を言い出すんだい?!」
「言ってなかったけど、俺はゴーストスイーパーの助手をしてるんだ。シメサバ丸もいる事だし、妖気を感じる事くらいは出来る。……ついさっき、動揺した時に一瞬妖気を隠しそこねたんだよな?」

 一応、シメサバ丸にも俺にもある程度霊力――妖気・神気・魔力を区別する事もとりあえずは可能――を感じ取る力くらいはある。
 が、薄いとはいえ周囲にこうも妖気が満ちているこんな状況じゃ、その程度では特定の妖気を察知して発生元を絞り込むなんて無理無駄不可能。ヒャクメクラスの霊視が出来れば別だろうが、当然そんな能力は俺達には無い。
 つまり、ハッタリもいいところの大嘘なのだが……、愛子に対しては効果覿面だったようだ。ま、俺は愛子が妖怪だということを元々知ってるんだから、このハッタリを愛子が見抜くのは不可能に近い。
 そこっ、反則とかせこいとか言うな。こっちだって必死なんだよっ。

「くっ……!」

 とっさに逃げようとする愛子だが、ここで愛子を逃がすと話がさらにややこしくなるので気合いと根性で何とかする。
 具体的には、上段に構えた状態からの剣気による威圧だ。つい一瞬前まではただ構えているだけだったはずの俺の突然の変化についていけず、半ば金縛りに近い状態で凍り付く愛子。
 俺自身やたらヤバい奴らと何回もやりあった事があるから分かるけど、実際問題この剣気ってのは厄介だ。小竜姫様とかメドーサとかのレベルになると、睨まれただけで行動不能になりかねない。まぁ、感覚的には一般人と変わらない愛子なら、俺程度の剣気でも十分通じる。この辺り、過去の地獄の特訓が生きていると言えるかな。
 ……まぁ、俺の方も割と真剣に命の危険があるからこれだけ気を張っているだけなんだけど。さらに、この剣気に身体がついていってないっていうヘタレでもあるけどな。

「俺としてもあんまり気乗りはしないんだけど、まぁ、悪く思わないでくれよ」
「…………!」

 大きく膨らんだ俺の剣気に、思わず目を閉じて顔を伏せる愛子。
 ……けど、そんな愛子の前に飛び出してくる人影に、シメサバ丸を半ば本気の速度で振り下ろしていた俺は渾身の力でそれを寸止めする。

「高松くん?!」

 さっきから思考を操るための霊力の供給は止まっているはずだから、こいつは全くの自分の意思で愛子を庇ったという事になる。……愛子が驚くのも無理はないよな。

「……そうはさせないよ、横島君」
「操られている訳でもないのに、邪魔する気なのか? あんただって元の世界に戻りたいだろ?」
「ああ、戻れるものなら戻りたいのは確かだよ。だが、愛子クンは僕たちの大切なクラスメートだ。そうだろう、みんな!」

 高松君の言葉に、クラスメート達は口々に応えて愛子の前に集まってくる。

「横島さん……」
「分かってる、おキヌちゃん」

 心配顔で声を掛けてきたおキヌちゃんに、小さく答えた。実際、本気で斬るつもりなんて無かったしな。後は、高松君に任せておけば全て丸く収まる。
 ……いやー、あいつが飛び出てこなかったらどうしようかとも思ったけど、ちゃんと思ったとおり事が進んで良かった良かった。
 ていうか、あいつが飛び出てこなかったらど〜したんだろうな、俺。ハッタリもいいけど、少しばかり綱渡り過ぎやしないか?
 ……ま、とりあえず上手くいったんだし、いいか。

「みんな……、なんで……?」
「愛子クンが妖怪だろうと人間だろうと、そんな事は関係ない。君は僕たちのクラスメートだ。理由なんて、それだけで十分だよ」
「そんな……、私は、ただ青春を味わってみたくて、それだけのためにみんなを巻き込んだのに……」
「別にいいんだ、愛子クン。それに、操られていたとは言え、君との学園生活は楽しかったからね」
「みんな……?! みんな、私を許してくれるの?!」
「当たり前だよ。だって、みんなクラスメートじゃないか!」
「あ……、そんな、私……、私……! ごめんなさい、みんな……っ! ごめんなさい……!」

 感極まった愛子達の様子を見て、俺は静かにシメサバ丸を納刀した。シメサバ丸は不満そうに口を開きかけたが、柄を強く握りこんでそれを黙らせる。別にあの輪に加わりたいなんて思わないが、だからと言って無粋な真似をする事もない。
 ……しかしまぁ、そういう奴らだとは知ってたけどねぇ。俺には真似できそーも無い。

「横島君……」
「言ったろ、俺だってあんまり気は進まないって。愛子が改心してこんな事を止めるって言うんなら、俺だって積極的に斬る理由なんて無いからな」

 異議を唱えようとするシメサバ丸を、柄を握り潰すつもりで握ってもう一度黙らせる。そのぶすっとした機嫌の悪そうな気配を感じて、後でダース単位で悪霊シバキ倒さないといけないなー、なんて事を思いつつ終業のチャイムを聞く俺であった。





   ※   ※   ※   ※   ※   ※   ※   ※   ※   ※   ※





  そうして、俺とおキヌちゃんは無事に現実世界に帰ってき――

「このっ! いい加減おとなしくしなさいっ!」
「ぶべらっ!?」

 あ、なんだかすんげー慣れた強烈な感触が横っ面を直撃……――ってうおっ!? 今一瞬意識飛んだぞ?!
 さらに言うまでもなく、顔面が痛い。そらもーかなり厳しく痛い。くおぉぉぉぉ……、後からじんわりバキバキくるこの痛み、薄々感付いちゃいたけどやっぱり美神さんか?!

「あぁっ! 横島さんっ!」

 そして、今日も元気よく打撃力を推進力に変えて俺はお空を飛んでいく、と。あぁ、なんかこんな事に慣れ親しんでる自分がとってもコンチクショーな気分だ。
 それにしても……、今の感触から察するに、美神さんはフルパワーで愛子をしばくつもりだったらしい。うわーい、やっぱり予想通りだー。脱出がもうちょい遅れてたらどーなってた事か。
 つーか、愛子。お前今の一撃を避けきれないからって俺を盾代わりにしやがったな?

「おキヌちゃん! ……と横島君! 無事だったのね!」
「……たった今無事じゃなくなりましたけどね。つーか、今の間は何っすか、今の間は」

 ずべしゃぁっ、と地面に熱いキスをぶちかました姿勢からのじとーっとした視線に、ごまかし笑いをしながら神通棍をしまう美神さん。

「ごめんごめん。まさかあの位置にいきなり横島君が出てくるなんて思ってなかったのよ」
「それはそーでしょうけど、寸止めくらいして下さいよ」
「んな無茶な事言われたってできるわけないでしょーが……」

 まぁ、美神さんの思い切りのいい攻撃を寸止めなんて……、無理だろうなぁ。俺だって、そのつもりで繰り出したんでもない限り、寸止めなんて高等テクできるわけないし。さっきの高松くんに対しての寸止めだって、最初から寸止めするつもりじゃなかったらバッサリ斬り捨てちゃってたはずだし。
 そういう意味じゃ、今のは不幸な事故だったって事か。いや、愛子が俺を盾代わりにしなかったら回避できたのは分かるんだけど、だからっていかにもひ弱そうな愛子を、よりにもよって凶悪な威力を誇る美神さんの神通棍の前にさらすのはいくらなんでも……。
 うぅ……、しかし俺ってやっぱりこんな役回りばっかなのか……。

「とにかく、二人とも無事で何よりなんだけど……。彼女は?」
「あー、今回の事件の犯人なんですけど……」
「すみませんでした。ほかのみなさんにも元いた時代の学校に戻っていただきました」

 うつむいて謝る愛子に、さすがの美神さんもいきなりシバいたりという事はしない。いや、さっきまでは問答無用っぽかったけど。
 話が通じる相手なら話が変わるしなぁ。……それ以上にいまいち状況が把握しきれていないという事もあるみたいだけど。

「こいつも反省してる事ですし、俺が責任持ちますからこのまま机として使えませんか?」
「生徒にはなれなくても、せめて備品として授業を聞いていたいんですぅ……」
「責任って、あんたは責任が取れるような立場に無いでしょうが」

 ……あ゛。
 美神さんの冷静なツッコミで思い出したけど、そーいや俺ってGS免許持ってないんだったっけ。
 いやー、しかしまぁ言われてしまえばその通りで、GSでもないただの高校生に過ぎない俺が責任なんぞ取れるはずが無い。未来じゃ既にGS資格を取っていたし、ついついその事を忘れてた。
 ……まぁ、この場で判断を下す教師陣は、そんな美神さんのツッコミや俺の責任取る発言なんぞにはまったく注意を払っていないようなのだが。

「我々はみなこーゆー生徒を夢見て教師になったんだーっ!」
「なのに今日びは可愛気のない生徒ばっかり! 妖怪でもかまわんっ! 君は我々の生徒だーっ!」

 ま、やっぱりこうなるかー……。しかし、ウチの教師陣もたいがい歪んでるよなー。別にいいけどさ。

「(ちょっと、横島君)」
「(どうしたんすか、いきなりこんな内緒話みたいに……)」
「(みたい、じゃなくて実際にそうなの。……まぁいいわ。手短に言うけど、しばらくはあの子から目を離すんじゃないわよ)」
「(へ?)」
「(見たところ、今は何も事件を起こすようには見えないから見逃すけど……。これから先あの子が何かやらかしたら、真っ先に責任を問われるのはあんたと私なの。あんたがどんな目に遭っても自業自得だけど――)」

 その瞬間、美神さんの放つオーラに俺は自然と唾を飲み込んだ。ってか恐ぇぇぇぇぇ……!

「(それでうちの事務所の名前に傷でも付けたら、どーなるか分かってるわよね?)」
「(い、イエッサー!!)」

 まぁ、美神さんが心配するような展開にはならないと思うけど。
 ……あ。
 もしかしてもしかしなくても、前に補習授業を受けてた時に美神さんが顔出しに来たのって、愛子の様子を見にきたのか。
 なるほどなぁ……。
 アフターケアもバッチリ、って事か。基本的にその場でドツキ合うのがせーいっぱいな俺やシロには無い視点だもんな、こーいう所。俺も見習わないといけないな〜。
 にしても、

「今回って、美神さん来る必要なかったんじゃ?」
「結果的にはそうなるわね……。あーもうっ! お金にならなさそうなクセに対応は面倒なんだから。あんたもこんな事に巻き込まれてんじゃないわよ、まったく」
「いや、俺だって好きで巻き込まれてるわけじゃないんスけど……」
「好きで首突っ込んでるんだったら容赦なくドツいてるわよ。ほんっとに、モノノケの類との縁には事欠かないんだから……。次に何かしでかしてもよっぽどの事じゃない限り助けないからね」
「りょーかい」

 とは言ったものの、美神さんの事だから相当ヤバくないとマジで助けてくれないだろうしなぁ。
 けど、俺のトラブルメーカー体質っていうか、人並み以上に色々と厄介な事に巻き込まれてる経験からすると、結構アレなんだけど。
 ま、今回の愛子の件も美神さん無しでも何とかなったんだし、これから先も何とかなるか。

 ……何とかなるよな?




〜続く〜


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