椎名作品二次創作小説投稿広場


WORLD〜ワールド〜

第二十七話 ついた決着


投稿者名:堂旬
投稿日時:05/ 4/24

「横島クン……」

「横島さん……」

「忠夫………」

 皆がとめどなく涙を流し、横島にすがり付く。
 横島はおキヌの頭をなでながら、皆に言った。

「ゴメン…おふくろ、美神さん、おキヌちゃん、それに冥子ちゃん…ホントに、待たせちゃったな」

「ホントよ…この馬鹿………」

 美神は涙を流しながら横島の悪態をつく。
 しかし、その顔には笑顔が浮かんでいた。

「ほかの……みんなは……?」

 横島がそう言うと、美神はびくりと体を動かし、肩を震わせながら首を振った。

「そっか……」

 たったそれだけだが全てを悟ったのだろう。横島はきつく顔を歪めた。

「みんな、みんな死んじゃったの〜〜〜〜!!!!!」

 どか〜ん! 

「のわぁ〜〜〜〜!!!!!!」

 と、けたたましく轟音を鳴り響かせながら冥子の影から突如現れた式神たちが、ところせましと暴れまわる。
 暴走である。
 遂に冥子の神経が限界を迎えたのだ。とはいえ、ここは今までよく耐えたものだと感心するところだろう。
 美神も大変な苦労をして、必死でなだめていたことがうかがい知れる。
 冥子も、おそらく横島を目にしたことで張り詰めていたものが切れたに違いない。その結果としての暴走といえる。
 しかし、周りの者にとってはシャレにならん事態である。

「ああぁあぁあアカンッ!! こんなジ・エンドは笑えるけど笑えない!! 冥子ちゃん落ち着いてくれ〜〜ッ!!」

 なぜか全て横島へと矛先を向けた式神たちともみくちゃになりながら横島は叫んだ。魂の叫びといっても過言ではないかもしれない。

「ちぇいッ!!!!」

「きゅう」

 その時、美神が冥子に当て身をくらわせた。
 冥子は意識を失い、崩れ落ちる。
 式神たちはふ〜、やれやれと言わんばかりに冥子の影に戻っていった。
 式神たちもいろいろと溜まっているのかもしれない。

「馬鹿な………」

 響いた声に横島たちはパレンツへと目を向ける。
 パレンツの顔は驚愕に歪んでいた。
 横島の顔が戦士のソレへと変わる。

「みんな……しばらく、ここを離れていてくれ」

 横島の言葉と同時に美神、おキヌ、百合子、冥子、ひのめの周りの空間が淡く輝きだす。

「ちょっと…横島クン!?」

「横島さん!!」

「忠夫!!」

「横島くん〜?」

 皆に向かって横島は優しく微笑みかけた。

「みんな…俺は全てに決着を着けなきゃならないんだ。だから…待っていてくれ」

「横島クン!!」

「美神さん……『―――――』」

 横島が小さく呟いた言葉を聞いて、美神は押し黙った。
 そして、横島としっかりと目を合わせ、ぐっ…と頷いた。
 パァン!…と音を立て、美神たちの姿は妙神山から消えた。

「パレンツ」

 横島はパレンツと対峙した。
 パレンツの全身には汗が噴き出している。焦りが如実に見て取れた。

「まさか……目覚めてしまうとは思わなかったよ、横島忠夫」

「みんなのおかげだ。こんな俺なんかのために、命をかけてくれたみんなの」

 横島の答えにパレンツは歯噛みした。
 横島が美神などに事情を聞いた節はない。
 つまり、そうおそらくは。

(心を読んだ…或いは見た……ということか)

 それだけで横島がどれだけ『力』に目覚めているか伺い知れる。
 パレンツにまたひとつ焦りが生まれた。

「パレンツ……俺は、正直お前への憎しみが薄れていたんだ。全てを知って、ただ、お前のことを哀れだと思った」

「なんだと…!?」

 横島の言葉にパレンツは顔をしかめた。

「だが、それでも…『全て定められたこと』だと知っても…やっぱり、みんなの命を奪ったことは、許せない。………許せるはずがない!!!!!」

 横島の全身から闘気が溢れ出る。
 パレンツの体からも『力』の奔流が溢れ出た。

「わけのわからぬことを…!! 定められたこととは貴様が私に殺されることッ!! それ以外にはないッ!!!!」

 それだけを言い捨てて、パレンツの姿は妙神山から消えた。
 そして再び現れたのは、新たに創られた異空間。何者の目も欺く『隠れ家』だった。
 紫の空。それに照らされた紫の荒野。殺伐という言葉がこれほど似合う場所もあるまい。
 パレンツの頬を風が嬲った。

「今…今、この傷ついた体で横島忠夫と戦うのは得策ではない。心を読んでみせたことといい、私の結界を破って簡単に美神たちを脱出させたことといい…横島の『力』は思った以上に目覚めてしまっていると見ていい。く…まずはこの傷を癒すことが先決だ。それから…全てはそれからだ……」

 パレンツはふう…と息をつく。そして目を見開いた。
 パレンツの目の前で空間が歪みだした。
 そして生じたひずみから躍り出る影がある。
 見紛うはずもない。
 そう、現れたのは横島だった。

「馬鹿な……!」

「逃がすと思ったか? パレンツ」

 パレンツ以外には足を踏み入れることのかなわないはずのその紫紺の大地に横島は降り立った。
 再びパレンツと対峙する。
 パレンツの顔に笑みが戻った。

「ふははははッ!!!! 私を追い詰めたつもりか!? それは大きな誤りだよ横島忠夫!! ここならば! この空間ならば、私は全力を出せる!! もう忘れたのか!? ならば思い出させてやろう!! 『創始者』の真の力を!! これしきのダメージ…如何なるものかッ!!!!」

 パレンツがその力を100%解放した。
 横島を除くイレギュラーが消えた今、並ぶ者のないその力。
 空間は震え、怯えた。
 だが、横島の表情は変わらない。揺らがない。

「ハッ!!!!!!」

 横島が気合の声を上げると共に、横島の全身から爆音と爆風を引き連れて、パレンツとほぼ同等の力が噴き出した。
 パレンツの放つ漆黒の、横島の放つ黄金の闘気が拮抗する。

「やはりここまでの力に目覚めていたか、横島忠夫っ!! よかろう! ならばどちらが真の神たる者か決めようじゃないかッ!!!!!」

「どっちがなんだとかはどうでもいいッ!!! でも、お前は絶対に許さんッ!!!!」

 そして一瞬にして両者の距離はゼロになる。
 繰り出される腕と腕。衝突する拳と拳。
 大地にクレーターが穿たれ、ひび割れた。

「おおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!」

「はああああああああああああああああ!!!!!!!!!」

 横島の右手に握られるは栄光の手<ハンズ・オブ・グローリー>。
 パレンツの右手に現れるは絶望の黒剣<ディスペアブラック>。
 繰り出される剣撃、剣撃、剣撃。
 ほとばしる光、力の奔流、破壊纏う衝撃。
 紫の空が、紫紺の大地が、黒き炎に染まり、黄金の輝きに染められる。
 一瞬経てば闇に染まり、また一瞬経てば輝きが照らす。目まぐるしく変わる世界の彩<いろ>。
 剣と剣が弾けて火花が散る。
 火花は鬼気迫る創始者を照らす。
 剣と剣がこすれて火花が散る。
 火花は怒りあらわな青年を照らす。
 ひときわ大きく火花が散った。
 栄光の手<ハンズ・オブ・グローリー>は霧散し、黒剣<ディスペアブラック>は砕け散る。
 パレンツの瞳が妖しく光る。

「『暗黒の暴帝』<カリギュラ>!!」

 パレンツの叫びと共に、パレンツの放つ漆黒のエネルギーが纏まり、形を成す。
 やがてそれは黒き炎纏う黒竜を形成した。

「喰らい尽くせッ!!!!」

 黒竜その顎<あぎと>を開き、横島に襲い掛かった。
 対する横島の手には輝く球体が握られている。
 そう、文珠である。

「これでも食らってろ!!」

 横島は文珠を黒竜の中へと投げ込んだ。
 途端に竜の口から光が溢れ出す。やがてその光は鱗の隙間からも溢れ出し、黒竜は爆発、霧散した。

「おのれぇッ!!!!」

 パレンツはその手のひらを横島へと向ける。
 横島は咄嗟に空へ飛び立った。一瞬前まで横島のいた空間が爆発する。
 それだけにとどまらない。十発、二十発と爆発は連続した。
 だが横島はその全てをかいくぐる。再びパレンツとの距離が迫る。
 横島の手から文珠が放たれた。刻まれた文字は『爆』。
 パレンツは後ろに身を引いた。途端、パレンツのすぐ背後で爆発が生じた。

「ぐあッ…!! く…なんだと……!?」

 パレンツの目の前でこんこんと横島の投げた文珠がはねる。刻まれた文字は変わらず『爆』。しかし爆発する気配はない。
 パレンツの目に手のひらをパレンツに向ける横島の姿が映った。

「そうか…おのれ…文珠は囮……貴様、やはり文珠を介さずとも『能力』を完全に発揮できるようにまでなっていたか…!」

 ばりり…!とパレンツが歯を噛み締める音が響く。
 横島の手に再び栄光の手<ハンズ・オブ・グローリー>が握られた。
 距離を詰め、振り下ろす。衝突。火花が散る。
 パレンツの手に再び握られる絶望の黒剣<ディスペアブラック>。
 振り上げる。打ち下ろす。薙ぎ払う。突き砕く。
 何度も何度も何度も何度も衝突し、砕け散る剣と剣。
 再び横島の手に栄光の手<ハンズ・オブ・グローリー>が握られる。
 そしてパレンツの手には―――――

「ッ!!」

 何も持たぬように見えるパレンツの右手。それと栄光の手<ハンズ・オブ・グローリー>が衝突した瞬間、栄光の手<ハンズ・オブ・グローリー>は跡形もなく『消え去った』。
 パレンツの右手には漆黒の闘気が集中し、その周りだけが深く昏い。

「インパクト・ゼロ」

 パレンツの右手が横島の顔面に迫る。横島はその手を掴み取ろうとした。
 瞬間、横島の全身に怖気が走った。

「くうッ!!」

 咄嗟に自分とパレンツの間に『壁』を創る。そしてすぐに距離をとった。

「……なんだそりゃ…!?」

 横島は驚愕の声を上げる。
 創造した一辺二mほどの岩壁。そのパレンツの右手が触れたところだけが、まるでスプーンでくりぬかれたかのように消え去っていた。

「原理は簡単だよ。この右手に触れたものを強制的に別の空間へ送る…どこへ行くかは知らんがね!!」

 パレンツが横島に飛び掛る。右手を振るう。
 横島はただ、かわす。ときおり霊波砲を放ち、剣を振るい、反撃を試みるもその全てがパレンツの右手に飲み込まれていく。
 横島は大地を蹴り、空へ飛ぶ。パレンツもそれを追って飛び上がった。

「なぜ叛く…なぜ抗う!!」

 横島は霊波砲を放つ。だがそれは振るわれたパレンツの右手に飲み込まれた。

「神たる私が死ねといえば喜んでその運命を享受し、命を差し出す!! それが貴様らのあるべき姿だろうがッ!!!!」

 横島は転進し、今度は自らパレンツの懐へと飛び込む。繰り出されるパレンツの右手。横島はそれをかいくぐり、すれ違いざまに一撃を叩き込む。パレンツの右手にかすった右肩が皮膚を削られ、血しぶきを上げた。

「なのになぜ! 貴様は!! 貴様らは!!!」

「その傲慢さがすでにお前が神なんかじゃないって証だろうがッ!!!!」

 横島が手のひらをパレンツへと向ける。霊波砲が放たれると同時にパレンツの周囲が爆発した。

「貴様らが息をしているのは誰のおかげだ!! 貴様らが泣き、笑い、怒り、想うことができるのは誰のおかげだ!! 全て私のおかげだろうがぁッ!!!!!!」

「驕るなぁッ!!!!!!!」

 爆炎の中からパレンツが飛び出す。横島はその手に栄光の手<ハンズ・オブ・グローリー>を握る。
 両者が、交差する。

「ぐああああああああッ!!!!!!!」

 横島のわき腹は削られ、大きく出血した。対するパレンツに新たに刻まれた傷はない。
 横島は地に降り、膝をついた。見下ろし、パレンツはその両手を大きく掲げる。

「見ろッ!!!!」

 周囲の景色が一変する。
 大きく大きく広がり、生命を育む、美しい青々とした森。そこに生きる様々な命。
 底が見えるほどに透き通った青い、美しい海。そこに育つ様々な生命。
 天を突く雪に彩られた雄々しき山脈。そこで過ごす様々な命。
 巨大な氷の大地。流氷行き交う海。そこに適応した様々な命。
 山々の頂上、そこから吐き出される滾るマグマ。その雄々しき景観。巨大な熱量。
 空を覆いつくす摩天楼。そこで生活する様々な人々。
 夜空に浮かぶ天の羽衣、あまねく星々。
 そして青く、美しい地球。命の源、太陽。深遠なる宇宙。
 それらが大地に、空に、世界をスクリーンとして次々に映し出される。

「この全てを創ったのが私だ!!!!」

 周りの景色は再び紫の空、紫紺の大地へ戻る。
 パレンツの周りに、パレンツを取り囲むように六つの大砲が現れた。その砲口は全て横島に狙いを定める。

「その私が神でなくて何だというのだッ!!!!!!」

 六つの砲口が同時に火を噴いた。繰り出される破壊のエネルギー。その一発一発が、かつて妙神山を破壊した断末魔砲に等しい、いやそれ以上の威力だった。
 放たれた六つの光の帯は束となり、横島を飲み込んだ。
 深く深く抉られ、大地が叫ぶ。荒れ狂う。
 轟音と破壊を撒き散らし、光は彼方へと消えていった。
 土煙がひどく、破壊の跡を確認することができない。パレンツは大地に降り立った。
 土煙が徐々に晴れていく。

「お前が、創ったんじゃない……」

 土煙の中から声が響く。

「お前はきっかけを与えただけだ……お前は、ただ見ていただけだ………」

 土煙が晴れる。
 服は千切れ、ぼろぼろになりながらも横島は立っていた。

「お前は作られたドミノの最初のひとつを倒しただけにすぎない!」

「何を…!!」

 横島とパレンツが交差した。横島に新たに刻まれた傷はない。
 パレンツの右手が飛んだ。

「ぐあああああああああああ!!!!!!!!!」

 パレンツの絶叫が響く。ぼとりと音を立てて落ちた右腕は、その後すぐに爆裂し、粉々になった。

「お前は神になんかなれやしない!」

 横島の言葉と同時に、パレンツの周りに文珠が現れた。次々と。いくつもいくつも。数え切れないほどに。
 『爆』『炎』『破』………『無』。
 ありとあらゆる攻撃文字が刻まれている。

「私は…神だ………」

 呟くパレンツの周りで文珠が輝きを放ち、発動する。
 空気が爆発し、炎が荒れ狂い、衝撃がほとばしる。
 ―――――――そして全てが消えた。
 パレンツの姿はない。
 だが、横島の闘気は張り詰めたままだった。気配を感じ、振り返る。

「瞬間移動か……くそ…忘れてた……」

 パレンツは横島の背後に現れていた。横島との距離はたっぷりとある。
 パレンツはもう一度呟いた。

「私は……神……!」

 パレンツが左手を天に掲げる。右腕は、すでにない。

「私は神……! これが…この『力』こそが………私が神たる証なのだッ!!!!!!!!!」

 紫の空をどす黒い雲が覆う。
 ゴロゴロと音をたて、時折電気の瞬きを覗かせる。
 雷鳴が響く。
 大地と空をつなぐ光の帯が走った。
 何本も何本も何本も。
 やがてそのうちの一本が横島の体をうつ。

「ぐぅあああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!」

 途方もなく大きな電流に体を嬲られ、横島はたまらず声を上げた。

「フハハハハハハハハハハハハハ!!!!!!!」

 今度は空を覆う雲を弾き飛ばして、隕石群が舞い落ちる。星の雨だ。
 いくつもいくつもいくつもメテオが降り注ぎ、大地に次々とクレーターを作っていく。
 とどめとばかりに大地が燃え上がった。電撃と衝撃と灼熱が横島を責め立てる。

「が…あ……」

 どぅっ、と音をたてて横島は倒れこむ。
 雷鳴はおさまり、『雨』はやみ、炎は消えた。
 パレンツは横島のそばに歩み寄る。その手には黒色の剣が握られていた。

「終わりだ…これで…完全に……! 貴様は死に、私は唯一絶対の神としてこの世界を完全に管理する…今後このようなことが二度と起きぬようになッ!」

 黒色の剣を振り上げる。

「さすがに感無量ですらあるよ!!!! さらばだ!! 横島忠夫っ!!!!!!!」

 そして、振り下ろした。
 だがそれが横島の首に届くことはない。

「なんだと………!」

 驚愕に顔を歪めるパレンツ。
 横島は起き上がり、その手に握る栄光の手<ハンズ・オブ・グローリー>でパレンツの剣撃をしっかりと受け止めていた。
 傷つき、瀕死であったはずの横島はにやりと笑う。

「お前の負けだよ…パレンツ」

 パリン、と音をたてて『世界が砕け散った』。
 紫の空も、紫紺の大地も、まるでガラスのようにひび割れ、砕け散る。
 やがて完全に砕け散ったその世界の後に現れたのは、横島とパレンツが立っていたのは、妙神山だった。

「何が起きたッ!!」

 周囲を見渡し、パレンツはここが妙神山であることを悟る。
 そして、上空に浮かぶ人影を目にして、凍りついた。

「馬…鹿…な………」

 凍りつくパレンツに横島が告げた。

「気づいていなかっただろうけどな、お前の創った空間にちょいと細工させてもらったんだ。この現世とお前が創った空間を限りなく近づけ、半ばダブらせた。あっちの空間で起こったことはこっちには影響しちゃいないが、あっちで起こったことは全部こっちに筒抜けになるようにしといたんだよ」

 言いながら横島は足元に転がっていた『映』の文珠を拾い上げる。

「んで、美神さんに頼んでこっちに呼んでもらったんだ。お前が一番会いたくない人たちをな」

 横島は上空に浮かぶ二つの影に目配せした。























「来てくれてありがとうございます。神界の最高指導者、魔界の最高指導者」

 横島の言葉に両界の最高指導者は頷き、パレンツに視線を落とした。
 パレンツはわなわなと震えている。

「これでお前の存在は神界にも、魔界にもばれた」

 横島はもう一度、高らかに宣言した。

「お前の負けだ、パレンツ」



今までの評価: コメント:

この作品はどうですか?(A〜Eの5段階評価で) A B C D E 評価不能 保留(コメントのみ)

この作品にコメントがありましたらどうぞ:
(投稿者によるコメント投稿はこちら

トップに戻る | サブタイトル一覧へ
Copyright(c) by 溶解ほたりぃHG
saturnus@kcn.ne.jp