〜プロローグ〜
半年ほど前、三界を揺るがした事件があった。
魔王の一人であるアシュタロスの造反。
世界のシステムそのものを書き換えようとした彼の目論見は、わずか一年足らずで終結した。
世界最高のGS、美神令子を中心とした人々の手によって。
多大な犠牲を払いながらも、アシュタロスは真の死を迎えて滅び去り、世界は守られた。
しかし、その犠牲の中には1人の青年にとって大きな犠牲になった。
その青年の名は横島忠夫といった。
横島はアシュタロスとの戦いの後、美神達の前では元気な振りをしているが
美神達と別れてから、東京タワーに1人でいる横島は、他人が見たら、暗い人間にし見えなくなっていた。
それ程までに暗くなっていた横島なのである。
横島は1人、東京タワーでたっていると、横島はあの言葉を思い出してみる。
横島にとって一生忘れられない、あの言葉、『昼と夜の一瞬のすきま、短時間しか見れないからよけい美しいのね』
横島はこの言葉を思い出すと、ルシオラが死んだのが嘘のように思ってしまう。
そして、外が暗くなったので、東京タワーを降りた横島は家に向かって歩いていった。
横島は家に入った後、いつものカップラーメンを食べて、布団をひいて寝てしまった。
横島は夢を見た、それは自分と愛する者の運命を決めてしまった、残酷な夢を。
『それを、エネルギー結晶をよこしたまえ…』
『では、取引をしよう、それを私によこせば、君とルシオラを新世界のアダムとイヴにしてやろう…』
『駄目!ヨコシマ、それを渡しては駄目!、』
『君とルシオラが新世界の最初の人間になるのだぞ、悪い話では無いだろ…』
『もういい、横島君にまかせるわ、自分の正しいと思う事をしなさい』
そして横島は選んだ・・・世界を。
「うわぁぁぁぁぁ!!」
横島は夢にうなされていた。
横島の夢の中に、もう1人の横島が出てきた。
もう1人の横島が横島の方へ歩いてくると
『お前はあの時、ルシオラを何で選ばなかった』
「そ・・それは皆が大切だから」
『イヤ違う、お前はルシオラはどうでもよかったんだ』
「ち!違う!、俺はルシオラを愛していた!!」
黒横島が横島が言った言葉に反応して。
『なら!、ならなぜルシオラを選ばなかった!』
横島は黒横島に言われて、暫く黙ったが、
「そ・・・それはだから皆を俺の勝手で撒きこめない」
横島は弱い口調で言うと。
『ふっ、本当にそう思っているのかもわからんがな』
「お前に俺の気持ちがわかっ・・・な・なんだ、頭が痛い!」
黒横島は横島から離れていく
『もう時間だ、また会おう、フフフ』
黒横島は横島にそう言い残して消えていった。
横島はもう朝だと気づいて布団からでた。
「何だったんだ?、あの夢は」
横島はいつもの、バンダナとジーパン姿に着替え、美神除霊事務所に向かった。
横島はまだ知らない、あの夢が、横島のこれからの運命に関っていた事を・・・。
少し小説を書いていましたが、上手く出来たか不安でした。
上手く出来てませんでしたら、1から出直してきますので、よろしくお願いします (パピ)
まずは型通り、といった出だしですね。
内容自体には特に問題はありませんが、ややありきたりという印象を受けます。
まぁ、これについては二次創作の宿命のようなものなので、仕方ありません。
以降をどのように独自の展開に持っていくかが腕の見せ所ですね。
もっとも、独特ならいいというものでもないのでそのあたりのサジ加減は注意が必要でしょう。
文章がワンパターンにならないように気をつけましょう。
ざっと眺めただけでも、文頭に「横島は」「横島は」「横島は」と並んでいるのがわかりますね。そこを工夫するだけでも大分印象が違ってくるでしょう。
また、行動描写だけでなく、心理描写や情景描写を織り込んでいくようにすると良いでしょう。
例えばこの一文
>そして、外が暗くなったので、東京タワーを降りた横島は家に向かって歩いていった。
ただ「歩いていった」というだけでなく、「うつむいたまま歩いていった」などとすると、これだけで横島の心情をある程度表現できますね。
さらに「暗くなった」という直接的な表現ではなく、「ネオンが輝きだした街を」などとすれば、周囲の情景がどんなものかも示唆することができます。
それから、細かいことになりますが、句読点の使い方をもう少し見直すと良いでしょう。慣れないうちは一度音読してみるとおかしなところが発見しやすいですよ。
また、?や!の後には読点を付けず、スペースを入れます。
句点のあるべき箇所に読点を使っているのが散見されますので適切に使いましょう。
章全体の構成についても、少し工夫すると良くなるでしょう。
現状では、東京タワーのシーンは原作の展開を説明しているだけです。
ところが、悪夢のシーンを冒頭に持ってくるとどうでしょう。
これだけで、単に原作の説明だけでなく、悪夢を見たことによって横島が苦悩する、その過程で原作のシーンを回想している、という自然な展開に見せることができますね。回想シーン自体の重みもぐっと増します。
いろいろと難を挙げましたが、最初からうまく書ける人など滅多にいるものではありません。少しずつ上達していけばいいのです。
いきなり長編に挑戦するのではなく、まずは短編で腕慣らしをしてみてはいかがでしょうか。 (はくはく)
貴方様のアドバイスを参考にしてこれをモットいい作品にして見せます。
他に、アドバイスがありましたらお願いします。 (パピ)
私もはくはくさん同様、(ちょっと言い方は変わりますが)カギかっこの付いていない部分に力を入れるべきだと思います。
はくはくさんが言っている事は正しい事なのでまずはそれを尊重し自分流に消化するべきですね。
あと、はくはくさんもいっておりますが限り同じ表現を連続させない事は大事です。一人の人物を示すのにいろいろな表現を使うといいです。文章のパターンもころころ変えた方が面白くなります。これをするかしないかで初心者とそうでないものを分けるとも言えるかもしれません。
ちなみにこれらの部分をもっともすばやく、そしてうまく上達させる秘訣を伝授しますと、それは他人の小説を読む事です。ウェブノベルでもいいですが、市販のライトノベル何かもナイスです。
始めのうちはとにかく書くことです。そうすればきっとうまくなります。
がんばってください。
あとこの小説はこのまま続けてくれるのだと思いますが、その際始めのうちは二三話分ぐらいは書き上げてから投稿すると、修正、読み直しなどができていろいろとやりやすいですよ。 (核砂糖)
これからも頑張って書いていきます。
皆様が読んで下さって、コメントのアドバイスをバネに頑張ります。
皆様、応援して頂けたら、応援お願いします。
より良い作品に出来るよう頑張って行きます。 (パピ)