その頃、事務所では・・・・・・・
「暇ねー。」ぷすっ
「そーでゴザるなー。」ぷすっ
「なんであたし達の出番がないのかしら?」ぷすっ
「なんでも29巻までしか今持って無いのでキャラクターが把握出来ないとか・・悲しいでゴザル。」
ぷすっ!ビヨヨーーーン!!
「あー!!!又負けてしまったでゴザる!!なんかインチキでもしてるんでゴザろう!この女狐!!」
「馬っ鹿じゃない、なんでアンタ如きにズルなんかしなきゃいけないのよ。」
「ぬぬぬぬぬ!!!」
そんなこんなで夜は過ぎて行く・・・・・・・・(読んだ事あるんだけど昔過ぎて覚えてません。)
シロとタマモが、黒ひげに興じていた正にその時!!
緑地公園では、横島達が何者かに襲われようとしていた!!!!!
「きゃっ〜〜〜!!!」
「冥子ちゃん!!!」
横島はとっさににポケットの中から文殊を取り出し、床に叩き付けた!!
[護] ピカッーーーーー
二人の周りに結界が現れる。その光が何者かの攻撃と鞭の攻撃を跳ね返す!
・・・・・・・・鞭????
「きゃ〜!きゃ〜!きゃ〜!」
「っと、そんな事考えてる場合じゃない!てめえっ!何者だぁーーー!!!」
「ふっふっふっ・・・。そんな事言ってる余裕があるのかね。」
そーゆーと、結界にヒビが入り始める!!!
「げっ!!嘘!!!!なんでじゃ!!」横島の顔が青醒めた。
横島はとっさに冥子を抱えその場から飛び出す。その視界に見覚えのある物が入った。
「式神!?」
「アンチラちゃん〜〜〜!?」
「駄目ですよ!!美神さん!ここに私達が居ることがばれたらどうするんです!!」
おキヌは美神を飛び出そうとするのを必死に押さえていた。
「放しなさいおキヌちゃん!!」
二人はもめているお陰で目の前の出来事に気付いていない。
「なんで冥子ちゃんの式神がっ???」
結界が破壊され、敵の姿が見えるようになる。黒い衣を身に纏い、顔には妙に可愛らしいこけしのような仮面を被っていた。
「アンチラちゃ〜〜〜ん!」自分の式神だと気付き、無警戒で敵に近寄っていく。
「冥子ちゃん!!」
冥子の腕を掴む横島!その目の前ギリギリの所をアンチラの耳が通過していった!
あまりに予想外の出来事に冥子の意識がふっと落ちる。
「くっ!!!とりあえずこの場は・・・・・戦略的撤退!!!!」
タッタカターーーーー。
冥子を背負い、横島は森の中に消えてゆく。
二人が去った後、予想外にも冷や汗を流している者がいた。
「危なかったーーーー!!久々だから手元が狂っちゃったよーーー!!」
そう呟いて、逃げた二人をゆーーーっくりと追ってゆく。まるで逃げてくださいと言わんばかりだ。
「あの人ったら〜〜〜〜自分の娘を殺すつもりなの〜〜〜〜!」
「お、奥さま落ち着いて下さい。」
「ちょっと!おキヌちゃん!!もう誰もいないじゃない!!!」
「あっ!!ホントですね!!!早く追いかけないと!!!」
そして二人はまた怪しい足つきで森へと入って行くのでした・・・・・。
つづく・・・
なんとか完結させたいと思っているので、頑張りたいと思います。 (cymbal)
ただ、出来れば一話当たりをもう少し長く書いていただければと思います。 (s-cachi)
長さのことですけど、先の話でコメントかきましたが努力してみます。
またよろしくおねがいいたします。 (cymbal)
式神使いの能力って六道家の「女子」が持ってるんじゃなかったですっけ?
私の読み間違いかも知れませんが。 (林原悠)
でもまー、マー君みたいな人も居るわけですし、世の中には力の強い人もたまにはいるという事で・・・・・納得できませんかね。すいません。 (cymbal)