椎名作品二次創作小説投稿広場


六道家の一族

この人は・・・


投稿者名:cymbal
投稿日時:04/ 2/24

その頃、事務所では・・・・・・・
「暇ねー。」ぷすっ
「そーでゴザるなー。」ぷすっ
「なんであたし達の出番がないのかしら?」ぷすっ
「なんでも29巻までしか今持って無いのでキャラクターが把握出来ないとか・・悲しいでゴザル。」
ぷすっ!ビヨヨーーーン!!
「あー!!!又負けてしまったでゴザる!!なんかインチキでもしてるんでゴザろう!この女狐!!」
「馬っ鹿じゃない、なんでアンタ如きにズルなんかしなきゃいけないのよ。」
「ぬぬぬぬぬ!!!」
そんなこんなで夜は過ぎて行く・・・・・・・・(読んだ事あるんだけど昔過ぎて覚えてません。)


シロとタマモが、黒ひげに興じていた正にその時!!
緑地公園では、横島達が何者かに襲われようとしていた!!!!!
「きゃっ〜〜〜!!!」
「冥子ちゃん!!!」
横島はとっさににポケットの中から文殊を取り出し、床に叩き付けた!!

[護] ピカッーーーーー

二人の周りに結界が現れる。その光が何者かの攻撃と鞭の攻撃を跳ね返す!
・・・・・・・・鞭????

「きゃ〜!きゃ〜!きゃ〜!」
「っと、そんな事考えてる場合じゃない!てめえっ!何者だぁーーー!!!」
「ふっふっふっ・・・。そんな事言ってる余裕があるのかね。」
そーゆーと、結界にヒビが入り始める!!!
「げっ!!嘘!!!!なんでじゃ!!」横島の顔が青醒めた。
横島はとっさに冥子を抱えその場から飛び出す。その視界に見覚えのある物が入った。
「式神!?」
「アンチラちゃん〜〜〜!?」

「駄目ですよ!!美神さん!ここに私達が居ることがばれたらどうするんです!!」
おキヌは美神を飛び出そうとするのを必死に押さえていた。
「放しなさいおキヌちゃん!!」
二人はもめているお陰で目の前の出来事に気付いていない。

「なんで冥子ちゃんの式神がっ???」
結界が破壊され、敵の姿が見えるようになる。黒い衣を身に纏い、顔には妙に可愛らしいこけしのような仮面を被っていた。
「アンチラちゃ〜〜〜ん!」自分の式神だと気付き、無警戒で敵に近寄っていく。
「冥子ちゃん!!」
冥子の腕を掴む横島!その目の前ギリギリの所をアンチラの耳が通過していった!
あまりに予想外の出来事に冥子の意識がふっと落ちる。
「くっ!!!とりあえずこの場は・・・・・戦略的撤退!!!!」
タッタカターーーーー。
冥子を背負い、横島は森の中に消えてゆく。

二人が去った後、予想外にも冷や汗を流している者がいた。
「危なかったーーーー!!久々だから手元が狂っちゃったよーーー!!」
そう呟いて、逃げた二人をゆーーーっくりと追ってゆく。まるで逃げてくださいと言わんばかりだ。


「あの人ったら〜〜〜〜自分の娘を殺すつもりなの〜〜〜〜!」
「お、奥さま落ち着いて下さい。」


「ちょっと!おキヌちゃん!!もう誰もいないじゃない!!!」
「あっ!!ホントですね!!!早く追いかけないと!!!」
そして二人はまた怪しい足つきで森へと入って行くのでした・・・・・。

つづく・・・


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