最近、MP3とかMS Audioとか話題になってますね。
まあ、ほとんどの人はMP3しか知らないでしょうが…
その辺をちょいと書いてみたいなということです。
対象とするフォーマットはMP3、TwinVQ、MS Audioです。
まあ、技術的な解説は他のページに譲るとして、
私の好きに書きます。
まずは一番有名なMP3からです。MP3はMPEG3ではなく、 MPEG Audio Layer-3の略です。 それも、MPEG1、MPEG2の音声関係のものを使ったやつです。 Layer-3というからには、Layer-1とかLayer-2とかもありましたが、 最も圧縮率の良いのがMP3です。 ただ、人間が聞き取ることの出来ない高音領域を落とすことで圧縮しているため、 普通より高い音が聞こえる人にとってはかなりひどく聞こえるとか…
で、エンコードするにはいろんなアルゴリズムがあって、 そのアルゴリズムによってエンコードにかかる時間や音質などがまちまちです。 私がふだん使うエンコーダはBladeEncなんですが、 こいつはまあまあの音質らしいです。 今まで数多くのエンコードをしてきましたが、 どんな曲でも大抵うまく変換されていると思います。 多くのプラットフォームで使えるんですが、変換がちょっと遅いのが問題です。 ほかに代表的なエンコーダとして午後のこ〜だがありますが、 こちらは爆速です。 ただ、以前に、とある種類の曲に雑音が入ったので使ってません。 是ばかりは、自分にあったものを選ぶしかないですね。
VQは結構良いです。ビットレートが低くても音質がいい。 ただ、変換に時間がかかります。さらに、再生にも結構CPUパワーがいります。 いまのところ、YAMAHAのSoundVQがお勧めです。 エンコーダもプレーヤもYAMAHAのほうが上手。 最近では、TwinVQの技術を利用したプレーヤも出てますが、 まだまだマイナーな存在で、WindowsとMacOSからしか使えないのが問題です。 もっと頑張ってほしいな〜〜。
とりあえず、コマンドラインツール出してくれ〜。
ちょっと前に、Microsoftが生み出したフォーマットです。 こいつも、同ビットレートのMP3より音質が良く、サイズが小さくなります。 エンコーダもプレーヤも無料です。でも、なんか… 私はあんまり好きじゃないです。
というわけで、現状ではMP3が最も多くのOSでエンコード/デコードできるので、 やっぱりMP3を中心に動いてます。 私も、持ってるCDの曲をMP3にして貯めこんでます。 FreeBSDでも聞けて良い感じ。エンコードも暇なときにやらせておけば良いし。 でも、VQも捨てがたいのでVQにもしてます。 この先どうなるのかな。