加藤隼戦闘隊

田中 林平・旭 六郎 作詞
原田 喜一・岡野 正幸・森尾 五郎 作曲
佐伯 亮 編曲


エンジンの音轟々と
隼は征く雲の果て
翼に輝く日の丸と
胸に描きし赤鷲の
印は我等が戦闘機

寒風酷暑ものかわと
艱難辛苦打ち耐えて
整備に当る強兵が
しっかりやって来てくれと
愛機に祈る親ごころ

過ぎし幾多の空中戦
銃弾唸るその中で
必ず勝つの信念と
死なば共にと団結の
心で握る操縦桿

干戈交ゆる幾星霜
七度重なる感状の
勲の蔭に涙あり
ああ今はなき武士の
笑って散ったその心

世界に誇る荒鷲の
翼伸ばせし幾千里
輝く伝統受けつぎて
新たに興す大アジア
我等は皇軍戦闘隊

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谷山 重亮(sat@kcn.ne.jp)