E Sourceとは

皆様のエネルギービジネス戦略決定にお役にたてるよう、エネルギー技術、その応用ビジネスが革新的変化を続けるアメリカを中心に、 世界のエネルギー市場を巡る情報を収集しタイミングよくお届けします。

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<<E Sourceの歴史>>

もともと著書「ソフトエネルギーパス」で有名なエモリー・ロビンスが率いるロッキーマウンテン研究所で、エネルギーに関する技術、 利用、規制、ユーザーの変化を追跡調査していたグループが中心になって、1986年にCompetitekという名称でNPOとして設立されました。 そのミッションは、効率的に電力を使う技術とその応用手法を、迅速にかつ安価に紹介するというものです。1992年に企業として活動することになり、 その時点でE Sourceという名称に変わり、コロラド州ボールダーを本拠地にしました。1990年代にエネルギー市場が自由化されるに伴って、 電力・ガス事業の置かれた環境が大きく変わりましたが、E Sourceはこの変化に対応する戦略情報も発信するようになりました。1999年にFT Energy社に買収され、 さらにFT Energyがマクグローヒル社に買収されましたが、2006年に幹部によるマネジメントバイアウトでマクグローヒル社から離れてもとのE Sourceという 会社名に戻りました。


<<どのような事業者が参加しているか>>

E Sourceの情報を利用する事業は当初、電気事業、ガス事業が中心でしたが、次第に大口エネルギーユーザー、エネルギー機器メーカー、コンサルタント、 建築デザイナーなどの参加が増えました。

  • 北米の300以上の電力・ガス事業
  • 非公益事業であるエネルギーサービス・プロバイダー(ESCO)
  • 空調、照明、ビル制御などのメーカー
  • エネルギー消費の多い商工業分野の大企業
  • 政府機関、大学、コンサルタント、事業者団体


<<リサーチはどのように行われるか>>

日本のマラソン選手がよくトレーニングをする場所として知られる、コロラド州ボールダー市にあるE Sourceは、一人一人がエキスパートである専門スタッフを 核に、60人を超えるスタッフを擁しています。通常のメディア情報は勿論、スタッフの持つ人的ネットワークと会員企業との意見交換を通じて入手する先端的情報を 基盤にしてリサーチを行います。 米国は州毎にエネルギーの規制が異なります。気候条件もさまざまです。多様なエネルギー市場の動向を把握するには、継続的な追跡をしている専門リサーチャーが 必要なのです。


<<提供している情報サービスの内容>>

  1. 会員の業種、規模、ニーズに対応したサービスを年間契約で提供します。年間費用もその内容にしたがって変わります。定期的なリサーチレポートと、それを補うEメール情報が適宜流され、それに対する質問に電話やEメールでお答えします。
  2. Eメールや電話で自由に担当リサーチャーに質問できます。
  3. 秋には会員のための国際会議がコロラド州デンバーで開催されます。
    2015年には10月13日(火)から16日(金)までデンバーのHyatt Regency Hotelで開催され、500人が参加しました。
    2016年には9月13日(火)から16日(金)までデンバーのThe Sheraton Denver Downtownで開催され、700人が参加しましました。

    2017年には9月12日(火)から15日(金)の間でThe Sheraton Denver Downtownで開催され、600人が参加しました。
    2018年には9月25日(火)から28日(金)の間でThe Sheraton Denver Downtownで開催されます。

    2016年のスナップ写真へはこちらをクリックしてください。

  4. 個別の情報シリーズに関する会合やネット会合が頻繁に開催されます。
  5. 会社など組織単位で会員になりますので、登録すれば会員組織の誰でも情報の受信、過去のレポートへのアクセス、質問ができます。
  6. ほぼ毎月、全体のリサーチ活動内容の概要をE Newsでお知らせします。2016年のものを一つ翻訳しましたのでご参照ください。
    2016年8月号ーカストマー・サイド・マネジメントについて

過去のEnewsご希望の場合はメールでご請求下さい。


<<会員へ提供される分野別情報サービス>>

  1. Research and Advisory Services for Utilities and Other Energy Providers
    (電力・ガス−ユーティリティーやエネルギープロバイダー向けのリサーチとアドバイスのサービス)
    ユーティリティーが実施するエネルギー効率化やデマンド・レスポンスプログラム、経費削減、顧客満足度向上、オンラインでの顧客対応、の情報が発信されます。

    四半期毎に全米の天然ガス価格レポートが届けられます。

  2. Energy-Efficiency Services for Corporate Energy Managers
    (企業のエネルギー管理者向けエネルギー効率化サービス)
    企業のエネルギー管理者に、照明や空調など建物関連、エネルギー管理システムなどの新技術を紹介します。

  3. Research and Advisory Services for Product Manufaturers and Energy Service Companies
    (機器メーカー、エネルギーサービス提供企業のための調査とアドバイスを行い、マーケティングの対象を選定しやすいような情報提供と支援を行います。)

  4. E Source Business Energy Advisor
    (企業対象のエネルギー関連情報の伝達法アドバイス)
    ユーティリティーが企業向けにインターネットを利用した効果的な情報提供策をアドバイスします。
    >>概要とこれまでに出されたレポートの題目

  5. Market Studies
    (市場調査)

  6. Benchmarking Services
    (電力・ガス ユーティリティーの顧客を巡る標準的な経営情報提供サービス)

  7. E Source Technology Atlas Series
    (技術評価情報サービス)
    照明、空調、動力、アプライアンスなどの新技術を多面的に紹介します。
    >>概要とこれまでに出されたレポートの題目


<<E Sourceからの調査レポート>>

  1. 「全米の家庭で各種の電気・ガス機器がどの程度普及し使用されているか」について
    「家庭用機器に関する調査:誰が、何を、どこで」と、「家庭用顧客に向けた製品とサービスに関する調査」

    >>概要を日本語で紹介しています。


お問い合わせ用ファクスフォームをご利用ください。
※お問合せ E-mail:santo@kcn.ne.jp

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