(1)関大校友連絡会の今日までの経緯
弊会は2007年10月にスタートしました。その前年9月に安倍第一次内閣が登場しましたが、9条改憲、教育の国家統制、米軍との一体軍事強化等の政治姿勢へのきな臭い危機感を生み出し、戦争国家へ社会を転換する道はだめだ、非戦憲法の解体を許してはだめだ、今国民の声を上げなければ政治が危ないという思いに背中を押されたものでした。
(2)「校友連絡会」は次のような問題意識に立ちます
市民個々人が、政治問題や社会問題に声を上げたい、自ら行動に示したいと思っても、集会やデモに関わるにはある種の迷いがあります。労組、学生自治会、市民団体、政党組織に属している人や、何らかの繋がりを持つ人でないとイベントの事前情報が無い(後日、○○の集会・デモが行われたという報道で知る)。どのイベントにどのように参加するのかを判断できる情報が無い。デモにも出てみたいが、どこの隊列に入ればよいのかわからない。ひとりでぽつんと参加するのはためらはれるし、居場所が無い等、直接行動に参加するにはある種垣根があると思います。そもそも現在では、声を上げない労組や労組の組織率の低下、学生自治会が存在しない等声を上げる足場も機会も取り上げられていると言っても過言ではない状況です。主権者国民の当然の権利である街頭で声を上げるという行為をもっと気軽に行動に移す為には、情報発信機能や個人の動きの「受け皿」となるものが重要と思います。
(3)「校友連絡会」は次の役割を担いたいと思います
@ 政治問題、社会問題の動きとそれに対抗する市民運動側の動きを整理し、「校友連絡会」として責任 をもって関われる形のものを提起する事で、活きた「情報発信」を行う事(校友連絡会事務局に登録頂 いた方にはその都度メールで案内する。関大校友連絡会のHPに掲載する。独自ビラを配布する等)。
A 「校友連絡会」は、主権者国民としての声をあげたいが、拠るべき団体・組織を持たない人々が集ま り行動を支える「受け皿」となる事。
(4)発信する情報は次の3種類に整理できます
@「校友連絡会」が主催するイベント:「反戦・反格差市民セミナー」等。
A「集会やデモ」イベント:それを主催する「実行委員会」に「校友連絡会」として参加しているもの。
B「集会やデモ、講演会、学習会」等:「校友連絡会」としてはそのイベントへの直接の関わりはしては いないが、その主旨に同調するもの(情報拡散に協力する)。
(5)「関大校友連絡会」は「関大」という冠を被っていますが、関大ブランドそのものにこだわる為の 組織ではありません。
その主旨に賛同する方であればどなたでも歓迎します
弊会は、世代を超えた関大のつながりと関大ブランドを活用して情報拡散に活用したいと考えています。学生、OB、教員、事務職等、現役とOB、即ち青年、壮年、熟年各世代への呼びかけを広げたいと願っています。しかし、関大の同窓会的サークルではありません。弊会の根幹は反戦や反格差、反改憲や反原発等、その呼びかけの中身であり、それに共感する個々人の受け皿となることです。従って、弊会を受け皿として活用・結集する個々人は関大ブランドに関係があるかないかではなく、弊会の呼びかけや主旨に共感するかどうかです。
実際、弊会の各種呼びかけに集まり共に行動する皆さんはその出自は多様です。今後共、情報拡散のツールとして関大ブランドは活用してゆきますが、「受け皿」としての弊会に集まる皆さんはどんな学歴であれ、どこの出身であれ、若くても熟年でも、基本的に主旨に賛同する方であればどなたでも歓迎です。
(6)「校友連絡会」の行動哲学として挙げられる緩やかな共通項
@ 無党派、非暴力、直接行動(議会制民主主義を絶対視しない。政治が誤った方向に向かう時、これを 正す為の国民の行動は普遍的権利として擁護する)
A 「連帯を求めて孤立を恐れず」の哲学〔皆が行くから私も(付いて)行く、のではなく、私は行く、 貴方も来ないか〕
B 「一人で出来る事はひとりでやれ、一人でできない事は仲間を募れ」の思考
C「本当にきな臭い時代に入った。声をあげるのはいつ!。今でしょう!」という状況認識
(7)「校友連絡会」からの発信情報をメールで送ります
希望される方は下記メールアドレスにアクセスして貴方の受け取りメールアドレスをお知らせ下さい。
yousyokudou@yahoo.co.jp