2019年 活動報告
「憲法改悪に反対する市民フォーラム」第54回
(日時)12月15日(日)12時~13時
(会場)JR大阪駅前
(南側バスターミナル横歩道上、阪神と阪急を結ぶ歩道橋の下)
(主催)9条改憲阻止共同行動。(弊会も実行委員会に参加)
※毎月行われている街宣活動(チラシ配布とマイク情宣)です。
「老朽原発うごかすな!関電包囲大集会とリレーデモ」
(日時) 12月8日(日) 午前10時~「リレーデモ」
午後 2時~「関電包囲大集会」
(会場) 「リレーデモ」:
集合場所:関電大阪営業所前 中之島の関電本店までデモ
(天神橋8丁目交差点の西北側。地下鉄堺筋線「天六駅」を北に7分)
「関電包囲大集会」 関電本店前
(地下鉄四つ橋線「肥後橋」/京阪中之島線「渡辺橋」西南数分)
(主催)「原発うごかすな!実行委員会@関西・福井」
11月23日、「老朽原発うごかすな!」を訴えて福井県「高浜原発ゲート前抗議行動」でスタートした「リレーデモ」は、2週間にわたり福井、滋賀、京都、大阪を回り、各地で反原発行動をつないできました。8日はその最終日として、大阪市内をデモし、関電本店前で締めくくりの「包囲集会」が開催されます。
フクシマ原発事故は今日に至るも、処理の見通しすらつかない冷却汚染水が増え続け、復旧には程遠い現実を示しています。「事故は収束していない」という実態です。
その現実の中で、事故など無かったかのように安倍政権と電力会社は、再稼働に走っています。そもそも、事業で出るゴミ(廃棄物)は、その事業者が処理しなければなりません。又、処理できないゴミを出す事業は「公害事業」であり、存在は認められません。国策事業として国に護られて存続してこれた原発は、政権が「公害企業」を護り「公害事業」に肩入れしてきた罪の物証であり、フクシマ事故の実態は「公害・原発」の生き証人といえます。異次元の時間と地球規模の汚染公害は今を生きる人々だけでなく、未来世代の人々への加害です。「事業当事者」関電は勿論のこと、原発利権に群がる「政・官・学・産」にも「原発立地地元」にも、安倍政権にも、誰にも「公害・原発」を稼働させ、存続させる「権利」はないのです。原発経済に依存する立地地元は、行政に対し「廃炉経済」への転換を求めるべきです。
一方、直接・間接に危害・被害を被る世界中の人々には、未来世代からの委託も含めて「原発公害やめろ!」という権利があります。国民には公害原発を押し付ける安倍政府を退場させる権利があります。原発は「エネルギー選択の問題」ではありません。「公害加害」に対する「生存権・人権」を巡る問題です。私たちの当然の権利を要求しましょう。当日は事務局がプラカードを掲げます。声を掛けて下さい。
(集会・デモへの参集呼びかけ)
① 「声をあげよう!弾圧ゆるすな!11・16全国集会」
―あたり前の市民運動・労働運動を守ろう!―
(日時)11月16日(土)午後2時~ 4時~デモ
(会場)西梅田公園(梅田・桜橋交差点を西5分、阪神高速道路の下)
(主催)11・16全国集会実行委員会 (弊会も賛同団体)
② 「憲法改悪に反対する市民フォーラム」第53回
(日時)11月17日(日)12時~13時
(会場)JR大阪駅前
(南側バスターミナル横歩道上、阪神と阪急を結ぶ歩道橋の下)
(主催)9条改憲阻止共同行動。(弊会も実行委員会に参加)
※毎月行われている街宣活動(チラシ配布とマイク情宣)です。
関西生コン労組に対する、官憲の「無法な逮捕劇」が続いています。安倍政治の反民衆的政策に反対し、グローバル大資本・ゼネコンの下請け小企業への横暴な搾取に反対する取り組みの先頭に立つ労働組合が「国策」に対する妨害物としてなりふり構わぬ「国策別件逮捕」に晒されているのです。政府にも、グローバル大資本にも、真っ当に権利主張を行う労組は、労働運動の本来の姿です。安倍とその取り巻きは、今後「国家主義的社会転覆」を本格化しようと目論んでいます(改憲はその分水嶺)。その企てに労働運動総体が立ちはだかる危険は事前に潰しておかなければなりません。その意味で関生労組は社会と「切り離し」、労働運動と「分断」する必要のある「思考と行動力」を持つ組織と判断したようです。グローバリズムに席巻される世界は今、グローバリズムの行き詰まり(世界資本主義の行き詰まり)と、「世界覇権の再編戦」の最中にあり、さらに、日本では、(「戦争法」強行で)「憲法侵犯」犯罪を犯し、正当な政権資格を欠く「安倍とその一派」が政府に居座り続ける異常事態が恒常化しています。「グローバリズム」は格差・貧困・分断社会をもたらし、社会の「再生産構造」の足元を掘り崩づしています。他方、「覇権の再編戦」は排外主義と危険なナショナリズムを動員し、「国家主義」的統治を引き寄せています。そのような状況下、安倍一派はそもそも「国民の政府の資格」を欠く「私的集団」と言えますが、更に、彼らの目論む「国家主義的社会転覆」は、国民の暮らしの質とは対極の「私的クーデター」と言うべきものです。その流れで見れば、「関生制圧」は安倍の「社会転覆」計画の先制攻撃のひとつであり、これに「司法権力」を利用(乱用)したもので、「官憲を私兵化」するものです。官憲が別件逮捕の為の「事実偽装」を執拗に行う事態はまさに「国策捜査」です。官憲の不法行為を許してはなりません。「関生攻撃」は安倍政治に反対するすべての人々への攻撃の端緒と認識すべきです。安倍とその一派の「分断」策動には幅広い連帯行動で対抗しましょう。デモでは事務局がプラカードを掲げます、声を掛けて下さい。
「11・14 大嘗祭は違憲だ!NO!だ デモだ!」集会・デモ
(日時)11月14日(木) 午後6時~集会 7時10分~西梅田公園迄デモ
(会場)中之島公園「水上ステージ」
(地下鉄御堂筋線/京阪「淀屋橋」4分。「中央公会堂」横)
(主催)天皇代替わりに異議あり!関西連絡会
皇室の在り方を巡り、安倍を支える「日本会議」系の勢力が「男系天皇維持」を改めて主張し、「女系」や「女性天皇」を認めるべきという「世論」との溝が取り沙汰されています。乱暴に整理すると、前者の主張は、男系天皇制は「万世一系」の血を伝えてきた日本の唯一の家系であり、天皇の権威は「この伝統」に由来し、「女系」はこれを断ち切る、まったく別者を持ち込む異論と切り捨てます。後者は、「男系のみが権威を引き継ぐ」という思想は(「家父長制」と同質の)過去のものであり、「民主主義と国民主権の社会」の皇室にはそぐわないと言うものです。男系天皇を推す主張には同意のしようがありませんが、両者ともに「天皇制を存続させる」枠組みの舞台にあることに違和感を持ちます。皇位継承で改めて露出されたものは「天照大神」や「三種の神器」に象徴される「神話」と、「皇祖」に帰依する「天皇教の教祖」の姿であり、「近代天皇制」が創りだした「皇国史観」と切り離せない祭事です。マスコミは、明治以降の東アジア侵略と植民地化を支えた「皇国史観」の本質をきちんと伝えなければなりません。
天皇や皇室は長年のマスコミ露出により、身近な、親近感を覚える人々が増えているようです。オリンピックと同じく、ナショナリズムの再生産の働きも生み出しています。
先の「自民党改憲草案」では「天皇の元首化」が明記されていました。支配階層の中枢を牛耳る右派勢力の「天皇を使った政治支配に立ち戻る」狙いを示すものです。
現代天皇制も一部勢力にとって「政治利用」できる道具と見なされている危険な現実です。「国家主義的社会変革」(社会転覆。改憲はその分水嶺)を企む安倍とその一派は、この企みに「天皇制の政治利用」を組み込む戦略に動いており、先に上げた「男系問題」はそのひとつと言えます。これまでも、これからも「国民主権、人権、民主主義」の原理と両立しないばかりでなく、「国家主義的社会」に「政治利用される要素」である「国策特権身分・天皇制」の目指す先は廃止とすべきです。
今回行われる、即位に伴う「神に捧げる」祭事「大嘗祭」は「皇国史観」の伝承は勿論のこと、天皇制の強化につなげる「疑似国事行為」としても反対の声を上げなければなりません。デモでは事務局がプラカードを掲げます、声を掛けて下さい。
(集会への参集呼びかけ)
① 「輝け憲法!いかそう9条!11・3おおさか総がかり集会」
(日時) 11/3(日)午後1時半開会~3時半
(会場) 扇町公園(地下鉄堺筋線「扇町」2号出口、JR環状線「天満」西3分)
(主催) おおさか総がかり行動実行委員会 ※集会後、デモはありません
② 「米軍基地いらんちゃフェスタIN丹後2019」
(日時) 11/10(日)集会:午後1時20分~、集会後デモ
(会場) 丹後文化会館ホール(京丹後市峯山)
(主催) 米軍基地建設を憂う宇川有志の会
/米軍基地反対丹後連絡会
(協賛) 米軍Xバンドレーダー基地反対・近畿連絡会
/米軍基地いらない京都府民の会
/「止めよう経ヶ岬の米軍レーダー・危険な戦争準備を許さない」
緊急京都府民の会
10月1日、消費税が10%に増税されました。政府は「軽減税率の取り扱い」や「カード決済のポイント付加」、「プレミア買い物券の購入法」「車や住宅の購入に関わる減税措置」等「負担の和らげと消費の落ち込み封じ施策」を喧伝してきました。それは、半年も経てば国民の増税感は薄れ、10%に応じた暮らしに慣れるだろうとの見透かしを前提にした繕い策です。その狙いは「売れ行きをどう守るのか」という企業目線であり、「国民の恒常的暮らしをどう守るのか」という本来的課題とは対極のものです。しかも、一部大手企業の利得に当の増税分を回す「横流し」です。通産省と財務省が引っ張る安倍一派の狙いは大富裕層の減税分を消費税で穴埋めし、今後の「安定財源」を創ろうというものです。「グローバリズムスタンダード」の下、法人税と所得税は「フラット化」(最高税率の引き下げと、くくりの簡素化)し、資産収益にかかる税は所得税と切り離し(源泉分離課税)てきました。このため、大企業と大富裕層の負担は減り、彼らの利益に転化しました(その一例:大企業の「内部留保」は1975年:15兆円、2000年:110兆円、2015年:250兆円)。国全体の税収の帳尻を消費税に求めたのです。本来、税金は「格差の調整」的機能を果たすべき制度ですが、「消費増税と所得税のフラット化」は正反対の「格差拡大」の構造です。さらにこれは、事実上、「税を仲立ちにした大富裕層による庶民のサイフの抜き取り」という構造です。グローバリズム(「非正規化社会の促進」)に加えて、国民の暮らしの安定化に逆行し、大富裕層の負担を一方的に減らす「不公正」政治を許すことは出来ません。安倍倒せ!の声を集めましょう。
『変えよう!日本と世界 第13回
反戦・反貧困・反差別共同行動IN京都』
東アジアの平和を妨害し、差別と分断を助長し、
政治を私物化する安倍政権を打倒しよう! 9条改憲阻止!
(日時) 10月27日(日)午後2時~(開場1時30分)。4時40分~デモ
(会場) 円山音楽堂(「四条駅」を東に8分。東山四条。祇園・円山公園内)
(主催) 反戦・反貧困・反差別共同行動IN京都 実行委員会。(弊会も参加)
(講演) 〇 『独裁色を強める安倍政権とどう戦うか』
菅 孝行さん (評論家、劇作家)
()〇 『沖縄と「日の丸」そして天皇代替わり』
知花昌一さん (沖縄読谷村。真宗大谷派僧侶)
東日本の広範な台風被害に復旧対応が追い付いていません。最近の台風や豪雨はこれまでの想定を超えるものが目立ちます。今後も、そのような天災がどこで起こっても不思議ではないと思われます。政府は、地域住民の命と財産を守る組織と体制、きちんとした予算措置をとる必要があります。安倍内閣とその取り巻き勢力は国民の暮らしを守るより、軍事強化に注力する目線を変えていません。東アジアの和平の機運を遮り、危機を煽り続けることはその為の政策です。企業減税の落ち込みを消費増税で肩代わりさせる政策に象徴されますが、人々の暮らしを削りその一方、トランプの要請に応じて兵器の「爆買い」に回す姿勢は許してはなりません。そもそも安倍内閣は大企業、大富裕層の利権(金融資本の論理)と、全体主義・覇権大国の復活(日本会議)と米国追随の三本柱に支配される権力です。
「戦争法」の強行で憲法侵犯犯罪に走った安倍とその取り巻き勢力は、政権の資格を持ちませんが権力機構を支配し、居座っています。私達庶民が、自らの命と暮らしを護るには、まず、安倍一派を放逐することです。それは主権者としての当然の権利ですが、厳しく言えば「自己責任」でもあります。権利と責任を果たす時です。京都円山集会はかつての「10・21国際反戦デー」の歴史に立つ催しです。「安倍倒せ!」を共通課題に結集したいと思います。 当日会場では事務局がプラカードを掲げます、声を掛けて下さい。
(集会・デモへの参集呼びかけ)
① 「憲法改悪に反対する市民フォーラム」第52回
(日時) 10月20日(日)12時~13時
(会場) JR大阪駅前
(南側バスターミナル横歩道上。阪神と阪急を結ぶ歩道橋の下)
(主催) 9条改憲阻止共同行動。(弊会も実行委員会に参加)
※毎月行われている街宣活動(チラシ配布とマイク情宣)です
② 「とめよう戦争への道 めざそうアジアの平和
2019関西の集い」
(日時) 10月20日(日)午後1時30分~ 集会後西梅田迄デモ
(会場) エルシアター(エルおおさか。地下鉄谷町線
/京阪「天満橋」より西に4分)
(共催) 大阪平和人権センター /戦争をさせない1000人委員会・大阪
/戦争あかん!基地いらん!関西のつどい実行委員会)
(講演) ① 屋良朝博さん(衆院議員。元沖縄タイムス記者)
「日米地位協定の抜本的見直しを」
② 半田 滋さん(東京新聞論説兼編集委員。独協大等講師)
「安保法制下の大軍拡を問う」
※当日参加時 資料代:500円
③ 「10・22 憲法違反の即位式・大嘗祭にNO!だ」集会・デモ
(日時)10月22日(火)午後2時~集会 3時10分~西梅田公園迄デモ
(会場)中之島公園「水上ステージ」
(地下鉄御堂筋線/京阪「淀屋橋」4分。「中央公会堂」横)
(主催)天皇代替わりに異議あり!関西連絡会。
「関電原発不正」が発覚しました。国策・民営化のいびつな「核・原子力路線」が当初からはらむ政・官・民の利権構造の闇の部分が国税調査によって暴かれたものです。安倍政権は関係者の「国会招致」をさえぎり「企業内問題」に封じ込めようとしています。
もともと、米国が戦後の世界支配の軍事戦略の切り札として開発・所有した核兵器ですが、戦勝帝国主義国による世界の覇権の分配を担保するものとして「核の所有権」を独占化(核拡散を認めない)したものです。核の先手争いの中、米国は「原子力の平和利用」を打ち出し、原発を送り出します。この「核の技術」は同時に米国の陣営の囲い込みのカードとして使われるのです。日本が「核の傘(日米安保)」と「原発(日米原子力協定)」を持つのはその舞台にあるものです。安倍政権の企む「安倍9条改憲」や、「辺野古新基地」、「日米軍事一体化」の動き等と重ね合わせて追及したいと考えます。
「天皇代替わり」は皇室の二面性を照らしました。「親近感」の皇室像と「皇国史観」の伝承者像です。「天照大神」や「三種の神器」などの「神話祭事」は「皇国史観」そのものであり、近代天皇制の東アジア侵攻等の歴史を支えたイデオロギーです。安倍政権が企む「国家主義」への「国民動員」に活用できる「政治利用の源」をはらむものです。米国の占領政策に利用する為、戦争責任を政治的に免責されて生き残った天皇制ですが、本質的に現代化できず、「皇国史観」の再生産の担い手の中にあると言う事実は否めません。 今秋は運動課題が連なっています。デモでは事務局がプラカードを掲げます、声を掛けて下さい。
「9・15講演集会&デモ ― 格差・貧困・戦争をとめよう!
安倍を倒して社会をとりもどそう!小さな木の実」
(日時)9/15(日) 午後2時半(開場2時)。終了後、難波までデモ
(会場)大阪市立中央会館(地下鉄・堺筋線/長堀鶴見緑地線「長堀橋」
を出て堺筋を南に数分。周防町通りを東に1分)
(主催)「格差・貧困・戦争をとめよう!安倍を倒して社会をとりもどそう!」
9・15講演集会実行委員会。(弊会も参加)
(講師)伊藤 公雄さん(京都大学文学部名誉教授。
主な著書「光の帝国/迷宮の革命 鏡の中のイタリア」、
「男子学入門」、「ジェンダーの社会学」、『「戦後」という意味空間』)
※当日資料代500円
香港の民衆の「反乱」が連日報じられています。広範かつ長期にわたるその民衆のパワーに感銘をうけるものです。香港は「国際競争都市」として、グローバリズムの投資・投機の回路となってきました。グローバリズムと国際都市のバブルで膨らむ香港は、同時にそこに暮らす民衆を格差と貧困化に追い込んできたと言えます。この不安な足元に加えて、中国政府によって、「香港人」の未来をも奪われると感じた民衆のアイデンテティが噴出しているといえます。
韓国・文政権叩きの政治劇がスキャンダラスに日本のワイドショーに取り上げられています。メディアが取り上げるべきものは、足元の森友、加計学園疑惑問題の幕引きを行う安倍政権に徹底した説明責任を求め続けるのが先決です。韓国の戦時中の徴用工問題についても「歴史的事実」と経過を掘り下げ、民間の当事者が当然の責任を負うことを主張すべきです。安倍政権が民間の紛争に介入し、「民事問題」を「国際問題化」する対応こそワイドショーで繰り返し批判すべきものです。
安倍政治が煽る東アジアの軍事的危機は、米軍と一体化する自衛隊の軍備拡大と結びついたものです。嫌韓、嫌朝、反中国も「歴史修正主義」と結びついたものとして糺されなければなりません。この国と社会は、私達民衆のものです。グローバル大資本や金融資本、大富裕層のものではありません。庶民の所得と富を大富裕層に移し替えるグローバリズム政治の倒錯は強制終了すべきものです。安倍とその取り巻きから社会を取り戻さなければなりません。
問題認識を再共有し、運動の方向を論議する機会としてこの講演集会に多くの皆さんが集うことを呼びかけます。デモでは事務局がプラカードを掲げます。声を掛けて下さい。
「STOP!辺野古新基地建設!大阪アクション 5周年の集い
―沖縄戦から見た辺野古の今―」への参集呼びかけ
(日時) 8月25日(日)14:00(開場13:30)~17:00。
集会終了後梅田迄デモ。
(会場) PLP会館 大会議室
(地下鉄堺筋線「扇町駅」④番出口より3分。JR環状線「天満駅」より5分。
天神橋筋商店街を南に、高速道路下の信号を渡って東に。)
(主催) STOP!辺野古新基地建設!大阪アクション
※資料代500円。
(講演) 牛島 貞満さん
(小学校教員。沖縄戦を指揮した沖縄守備隊の牛島 満司令官の孫)
「牛島司令官はなぜ住民を巻き添えにしたのか?」
「旧日本軍は国民を守らなかったというのが、沖縄戦の教訓です」
(牛島さん)。
(主催者の呼びかけビラより抜粋)
今、沖縄では日本政府による辺野古新基地建設のための埋め立て工事が強行されていま。県民投票で圧倒的多数の県民が「新基地NO」の世論を示しても、政府は一瞥もしようとしません。この「沖縄切り捨て」政策は今に始まったものではありません。沖縄戦がもっとも過酷な歴史です。現在、政府は辺野古新基地建設とともに、宮古―石垣―与那国を結んだ自衛隊基地建設を進め、「第二の沖縄戦」を準備しているかに見えます。沖縄戦に学び、その教訓から沖縄県民とともに行動する方向を見出しましょう。
※ 当日、デモには事務局がプラカードを掲げます。声を掛けて下さい。
多くの皆さんの参集を呼びかけます。
「第51回 憲法改悪に反対する市民フォーラム」
(日時) 8/18(日)12:00~13:00。
(場所) JR大阪駅南側(阪神と阪急百貨店を結ぶ歩道橋の下側。
JR大阪駅バスロータリーの横の歩道上)。
(主催) 9条改憲阻止共同行動(弊会も実行委に参加)
※毎月大阪駅前で行われている街宣活動です(チラシ配布とマイク情宣)。
広島、長崎の慰霊行事に続き、8月15日の「終戦記念日」を迎えます。
アジア・太平洋戦争に連なる植民地支配、侵略を受けた東アジア各国では「解放の日」となります。明治以降の大日本帝国・天皇政体による多くの加害の事実は消し去れるものではあり得ません。敗戦から74年、「戦争記憶」が風化し、身近なところから消失しつつあります。「戦争経験世代」は「戦争への道」に戻すことを阻む「社会の生き証人」です。その証人が減り続けています。
一部の勢力の中で「歴史」そのものがねつ造されています。不都合な加害の歴史を書き換えたいという思惑です。庶民には信じられないことですが「戦争で利得を得る勢力」がいます。「戦争の出来る国と社会への転覆」を進める彼らは、排外主義や、外部の軍事的脅威を煽ることと「歴史修正主義」を常套手段としています。それは「被害国」との深刻な摩擦、対立を生みます。安倍政権は「その勢力」の先陣にあり、東アジア諸国との「歴史認識」抗争の「感染源」と言わなければなりません。
安倍内閣が唱える「改憲」(「安倍9条改憲」)は「戦争国家・社会」への「社会の転覆」を阻んできた「戦争はできない、させない」という「権力へのしばり」(「非戦憲法」)をはずす企みです。「その勢力」の悲願です。
香港の民衆の広範な立ち上がりが伝えられます。一国二制度という危ういバランスの上に立つ自治区の「自由が危ない」という危機感に押されるものです。民衆が政府に要求し、抗議する「民衆の権利」を当然のこととして行動に移しているという点で、その行動力には見習うべきものがあると考えます。
「戦争経験世代」も「戦争を知らない世代も」力を合わせて「安倍9条改憲」に反対する声を上げる時です。多くの皆さんの参集を呼びかけます。
「第50回 憲法改悪に反対する市民フォーラム」
(日時) 7/21(日)12:00~13:00。
(場所) JR大阪駅南側(阪神と阪急百貨店を結ぶ歩道橋の下側。
JR大阪駅バスロータリーの横の歩道上)。
(主催) 9条改憲阻止共同行動(弊会も実行委に参加)
※毎月大阪駅前で行われている街宣活動です(チラシ配布とマイク情宣)。
参院選が終盤に入っています。与野党の党首の動きが連日伝えられます。各種世論調査や政治的無関心層等、選挙を巡る様々な問題が取り上げられていますが、投票日を前に安倍政権の「選挙対策」が仕組まれているようです。
「強制不妊手術問題訴訟」では「人権侵害にけじめをつける」首相の決断を演出しました。韓国の元徴用工が日本の企業を訴えた「戦時徴用」問題では、その被害弁済を認めた韓国司法の判決を巡り、日本政府は「日本の企業に被害が及ぶのを許さない」として「ナショナリズム」と「嫌韓」世論を煽りました。この問題は、被告の日本企業と原告の元徴用工の訴訟であり、当然にも国家間の「歴史問題」です。日本政府が真正面から責任ある取り組みを避けてきた付け回しが創り出した問題です。そしてここにきて、被告企業は、日本政府の陰に隠れて徴用問題の責任に向き合わないということで、被害者に対して二度目の加害行為に及んでいるといえます。一般的に、日本国内で、個人と私的企業が争う事案には「民事不介入」として立ち入らない政府が「加害企業」を護る姿勢は「加害者と被害者を差し替える」暴挙であると共に、「歴史修正主義」の姿がさらけ出されたものと言うべきものです。
ヨーロッパや香港、韓国、米国等世界各地での、街頭や広場を埋め尽くす民衆の行動が伝えられます。民衆の怒りの「デモや占拠」運動は、その抗議や訴えの訴求力と共に、「社会的連帯を求める共同性」が健在な社会を感じます。政治や社会への「回路」が選挙以外にも機能している姿です。民衆の社会的連帯の行動はいつの時代にも不可欠です。特に、「格差と貧困化」を推し進め、分断化が仕組まれる現政権の下では、民衆の権利の「回路」を拡大・強化する事は重要です。この日は投票日にあたります。投票を済まして、大阪駅前で「安倍改憲反対」の声を上げたいと思います。
「G20 大阪サミット反対」への2つの行動案内
「サヨナラ 安倍!サヨナラ トランプ! G20大阪NO! 集会・デモ」
①
(日時)6/23(日) 午後1時~集会。3時~デモ。
(会場)新町北公園(地下鉄・御堂筋線/四つ橋線「本町橋」23番出口すぐ。
(主催)G20大阪NO!アクション・ウイーク実行委員会。
②
(日時)6/28(金) 午後1時~集会。3時~デモ。
(会場)天保山公園(地下鉄中央線「大阪港駅」から6分。「海遊館」そば)。
(主催)G20大阪NO!アクション・ウイーク実行委員会。
※この2つの抗議行動には弊会も賛同しています。
グローバル新自由主義の世界統治システム(グローバリズム)が、世界的なほころびを拡張しています。世界資本主義の行き詰まりです。今日の世界と社会は、覇権・支配の再編シャッフルと並行して、各国民衆・労働者に「格差と貧困化」、「軍事拡大」、「社会維持費の負担増(消費税や社会保障費)」等を押し付け、「暮らしの再生産構造」を切り崩しています。 その一方、「経団連」(世界のグローバル大企業・金融資本、大富裕層の総称)には、世界的金融緩和の恩恵を与え、株価を支え、膨大な利得をもたらしています。年金問題の「報告書潰し」では安倍内閣の本音と本質が改めて露呈しています。国民・労働者の暮らしと平和に責任を負うべき政府が、「経団連」を向いた路線と政策を第一義にしている姿です。これ以上「反国民政治」を許してはなりません。
間もなく安倍が議長を務める「G20大阪サミット」が開催されます。本質は、世界の「先進国首脳陣」が顔を合わせ、行き詰まる「グローバリズム」の延命策を調整しようとするものです。
「この国と社会は誰のものか?」、「我々に格差と貧困を押し付け、「経団連」には利得・利権を与える政府を許すのか?」という根源的な問いかけを突きつける時です。
グローバリズムを推し進める世界の支配者の「調整会議」に対抗する、世界の労働者・人民の結集・連帯に連なりたいと思います。アベNO!トランプNO!格差・貧困NO!の抗議の声を上げましょう。当日事務局がプラカードを掲げます、声を掛けて下さい。
「第49回 憲法改悪に反対する市民フォーラム」
(日時) 6/16(日)12:00~13:00。
(場所) JR大阪駅南側(阪神と阪急百貨店を結ぶ歩道橋の下側。
JR大阪駅バスロータリーの横の歩道上)。
(主催) 9条改憲阻止共同行動(弊会も実行委に参加)
※毎月大阪駅前で行われている街宣活動です(チラシ配布とマイク情宣)。
6月3日、国民の老後の年金と、実際に必要とする生活費との隔たりが公の文書報告で洗い出されました。安倍首相の諮問機関「金融審議会」に麻生金融担当相が諮問し、その作業部会がまとめたものです。『年金100年安心プラン』に示されている年金額では夫婦2人の老後の生活はまかなえないというものです(モデルではプラス2千万円は必要と言う試算も)。この報告は国民に「不安を与え不適切」ということで政府・与党は「報告そのもののもみ消し」を謀っています。今回の問題は、政府の諮問機関が政府の「代弁」で完結せず、年金の実体を図らずも表面化させてしまったのです。問題は「報告書」にあるのではなく、「年金の誤魔化し」にあります。政府の当初の狙いは、政府と日銀が仕掛けてきた「くじら」(政府と日銀による金融市場への公的資金投資)に加えて、国民資産も投資に駆り出そうとするものです。「アベノミクス」を支えているのは株価と言われています。言葉を変えれば、市場への投資の流入が支えです。株や金融商品の維持で支えられているのは「経団連」(大企業・金融資本、大富裕層の総称)の収益です。今回の諮問は伏線として、国民の老後保証について「公の社会保障」から「個々人の自己責任」に差し替えようとする意図の一つと見なければなりません。10月の消費増税による国民への負担転嫁と合わせて、「国民生活の質」に責任を負うべき政権が、「経団連」の利得と米・トランプの追随に走る動きは許されないものです。参院選挙を前にして与野党の駆け引きが伝えられます。国民の命と暮らしに向き合い、その質を確保するのが政府の責任です。安倍内閣はその発足以来、真逆の「経団連」利得確保、軍事拡大と統制社会化、米国追随政治を推し進めてきました。「戦争法」強行で「憲法侵犯犯罪者」となった安倍とその取り巻きに政府を担う資格はありません。国民は主権者として、このような欠格者を権力の席から放逐する権利があります。「安倍9条改憲阻止」、「安倍放逐」の声を絶やさず押し出したいと思います。多くの皆さんの参加を呼びかけます。
「老朽原発うごかすな!関電包囲全国集会」への参集呼びかけ
(日時) 5/19(日)13:00~
(場所) 関西電力本店前(地下鉄・四つ橋線「肥後橋」より北西5分/
京阪・中ノ島線「渡辺橋」より南西5分)
(主催) 原発動かすな!実行委員会@関西・福井
(呼びかけ) 〇オール福井反原発連絡会 〇ふるさとを守る高浜・おおいの会
〇若狭の原発を考える会。
※関電本店前集会(13:00~14:30頃)終了後、うつぼ公園に徒歩移動
うつぼ公園より難波までデモ(15:15~16:45)
※この集会・デモは「とめよう原発!関西ネットワーク」も役割を担っています
(弊会も「とめよう原発!関西ネットワーク」に参加しています)
安倍政権と原発を手放したくない電力会社は、東電の原発過酷事故の現実にふたをして「原発社会」の復権・維持を企てています。最近の、帰還困難地域の一部制限解除も「原発再稼働」の動きの中では、早く原発事故の「痕跡を消し去りたい」という政治の意図を感じてしまいます。 安倍政権や電力会社が如何なる政治を張ろうとも事実は覆せません。 増え続ける事故機の冷却汚染水のタンク群や、デブリの処理など、事故は収束どころか、現在も拡大・進行しているというべき実態です。
事業のゴミは事業者が処理しなければなりません。処理できないゴミを出す事業は「公害事業」であり、その存在は許されません。 事故機や、広範な時空間の放射能汚染物は「処理できないゴミ」の極みです。 「公害事業の極み・原発」の再稼働を行う「権利」は、電力会社は勿論、規制委にも、立地首長にも、政府にも、誰にもありません。その被害を受けているのは国民・市民です。広く言えば世界中の人民も含まれます。私達は、国民・市民として、未来の世代からの委託も含めて、このような「公害事業」を無条件、即時に止める権利があります。安倍政権が国民・市民の権利を踏みつけて原発の復権・維持を進めるのなら、退陣をさせなければなりません。国民、市民の権利行使の声を上げましょう。デモでは、事務局がプラカードを掲げます、声を掛けて下さい。
「サヨナラ 安倍!サヨナラ トランプ!
G20大阪NO!アクションウイーク(6.23~29)
5・11プレ企画 小倉利丸さん講演会」への参集呼びかけ
(日時)5/11(土) 18:30~
(会場)エルおおさか南館5階ホール
(地下鉄・谷町線/京阪電車「天満橋」より西に4分)
(主催)G20大阪NO!アクション・ウイーク実行委員会。
(講演)「G20の混迷と私たちの未来」 講師:小倉利丸さん
(批評家。ブログ「no more capitalism」主宰。著書に「絶望のユートピア」等
グローバル新自由主義の世界統治システム(グローバリズム)が、世界的なほころびを拡張しています。世界資本主義の行き詰まりです。今日の世界と社会は、覇権・支配の再編シャッフルと並行して、各国民衆・労働者に「格差と貧困化」、「軍事拡大」、「社会維持費の負担増(消費税や社会保障費)」等を押し付け、「暮らしの再生産構造」を切り崩しています。 その一方、「経団連」(世界のグローバル大企業・金融資本、大富裕層の総称)には、世界的金融緩和の恩恵を与え、株価を支え、膨大な利得をもたらしています。「アベノミクス」はその流れの中にあります。問題は、国民・労働者の暮らしと平和に責任を負うべき各国の政府が、そのような「経団連」を向いた路線と政策(グローバル新自由主義統治システム)を推進していることです。
この6月末に安倍が議長を務める「G20大阪サミット」が開催されます。世界の多くの「先進国首脳陣」が顔を合わせ、行き詰まる「グローバリズム」の延命策を調整しようとしています。これ以上「経団連代理政府」の「反国民政治」を許してはなりません。「この国と社会は誰のものか?」、「我々に格差と貧困を押し付け、「経団連」には利得・利権を与える政府を許すのか?」という根源的な問いかけを突きつける時です。世界の民衆・労働者がそれぞれの政府に抗議の声を上げています。国民主権、労働者主権を呼び覚まし、つなげようとする世界の一部としてG20主催国の民衆・労働者の権利と責務を再確認したいと思います。6月終盤の「G20大阪サミット」での抗議行動に向けた講演会です。多くの皆さんの参集を呼びかけます。
「5・3輝け憲法!平和といのちと人権を!
おおさか総がかり集会」への参集呼びかけ
(日時)5/3(金) 13:30~(デモ:15:00~)
(会場)扇町公園(JR環状線「天満」3分/地下鉄・堺筋線「扇町」すぐ)
(主催)おおさか総がかり行動実行委員会。
〇安倍9条改憲発議STOP!〇東アジアに平和を!〇核のない世界へ!
政府の仕掛けた「天皇代替わり」のイベントがマスコミを賑やかしています。「象徴の役割を途切れなく果たす為に世代交代を」と言う平成天皇の呼びかけが近代天皇3代の「終身在位制」を崩し、人格個人から特権・身分を切り離し、世襲を行うものです。その取扱いに賛否が分かれましたが、大方の世論は、世代交代に理解を示しました。しかし、問題は、天皇制の「在り方」や「代替わり」ではなく、「存在そのもの」と言うべきです。近代天皇制は、明治維新、大日本帝国化侵攻からアジア・太平洋戦争、米国の敗戦処理と日本占領、など「政治利用」の大道具として歴史に刻まれてきました。
今回の代替わりの行事で改めて驚かされるのは、「天照大神」、「三種の神器」、「万世一系」、「天皇家の神事」等の「神話政治の存命」とその祭司としての天皇の姿です。家父長制と結びついたそれを「伝統や文化」とする錯綜が現に再生産されています。マスコミが焦点化する企画の多くは、平成天皇の人格や、行動の称賛であり、元号で変わる時代と、国民の賛意です。そのようなミスリードが危険なことは、先の「自民党改憲草案」の「天皇の元首化」の志向に示されています。国家主義を目指す政治・宗教勢力にとって「天皇制の政治利用」はまだまだ使い回す価値のあるものなのです。更に、本質問題として、国策化された特権身分制度としての天皇制は、その存在そのものが、「国民主権と人権」をうがつものです。「国民主権と人権」に例外はあってはなりません。その枠組みの外に立つ国家と結びついた「身分制度」は、枠組みそのものの空洞化ベクトルの再生産装置となるのです。「国民主権と人権」を踏み越える「天皇代替わり・世襲」の権利は、特定の政党、宗教集団はもとより、政府にも、天皇家にもありません。平成天皇の「人格や行動」の良し悪しや、「世代交代」という論理につかまらず、「天皇制の維持・継承・存続」の強化につながる如何なる動きも許してはなりません。
毎年5月3日に行われる総がかり行動は、政党、労組、各種社会運動団体、市民が総結集を目指すものです。多くの皆さんの参加を呼びかけます。当日、事務局がプラカードを掲げます、声を掛けて下さい.。
「天皇代替わりに異議あり!関西集会」
(日時) 4/27(土)13:30~17:00(開場13:00)。
(会場) エルおおさか 6階大集会室。
(主催) 天皇代替わりに異議あり!関西連絡会。
4月7日、統一地方選挙が行われました。改憲や消費増税、辺野古新基地問題等、今後の安倍政権の進めようとする国政の求心力に影響をもたらす顕著な地殻変動ありませんでした。大阪では「維新」が網羅的に圧勝しました。安倍内閣の別動隊と揶揄される「改憲勢力・維新」を切り崩せなかったことは、安倍政治の後押しにつながるものであり、不本意な現実です。「資本の価値観」でグローバル化に順応した社会を目指すポピリズム政党「維新」ですが、その政策は、欧米で失敗し使い捨てられた「社会の市場化(市場原理主義支配)」政策を一周遅れで押し出しているものです。「労組潰し」、地下鉄の「民営化」「カジノ・万博誘致」、「都構想」等、グローバル大企業、金融資本、大富裕層への「利権と投資」を提供する策であり「住民サービスの安上がり化」です明治維新の政治劇に於いて「天皇の権威」の組み立てと押し出しが、徳川政体を抑え、明治新政府政体の確立に利用された歴史は広く知られています。一代一元号化もその一つです。その後、明治天皇制政体は、大日本帝国として、台湾、朝鮮の植民地化や、東アジアへの侵攻を進める中で、統治の求心力として「天皇の神格化」(現人神)と「赤子化」を推し進めました。教育勅語や軍人勅諭など「天皇の為に死ねる国民創り」という教育と規範が植え付けられる中で、「大本営発表」に踊る多くの国民の狂騒と共に、アジア・太平洋戦争の国家加害行為がエスカレートしたのです。近・現代に連なる「天皇の政治利用の歴史」は事実問題として目をそらしてはなりません。今日の問題として「人民主権」の外に立つ「権威」は在ってはならないものです。憲法の縛りをかいくぐる、天皇制の存続強化につながる如何なる動きも許してはなりません。
「第48回 憲法改悪に反対する市民フォーラム」
(日時) 4/21(日)12:00~13:00。
(場所) JR大阪駅南側(阪神と阪急百貨店を結ぶ歩道橋の下側。
JR大阪駅バスロータリーの横の歩道上)。
(主催) 9条改憲阻止共同行動(弊会も実行委に参加)
※毎月大阪駅前で行われている街宣活動です(チラシ配布とマイク情宣)。
「とめよう!戦争への道 めざそう!
アジアの平和 2019関西のつどい」
(日時) 3/24(日)13:30~(開場13:00)。16:15~デモ
(会場) エルシアター(地下鉄谷町線・京阪「天満橋」より徒歩4分)
(主催) 大阪平和人権センター
しないさせない戦争協力関西ネットワーク
戦争をさせない1000人委員会・大阪
※集会スローガン 安倍改憲NO!/
辺野古埋め立てやめろ!/朝鮮半島に平和を!
(講演) 「朝鮮半島南北和解・協力と東アジアの平和」:徐 勝さん
(韓国又石大学碩座教授・東アジア平和研究所所長/
前立命館大学教授・コリア研究センター長)
「辺野古県民投票の結果とこれからの闘い」:元山仁士郎さん
(「辺野古」県民投票の会代表)
米朝トップ会談の行き場が混迷しています。そもそも、世界の覇権争いの中で、核軍事を拡大しようとする米国が、東アジアの非核化を一方的に押し付けるのは国際政治のパワーとは言え無理があります。さらに、両トップの政体の足元が不安定要素を含む為、一筋では進まない壁があると言えるのでしょう。民族分断に切り込む、朝・韓の動きを当事者民衆と共に後戻りさせないことが必要です。
「好景気と宣伝してきた」政府の馬脚が目立っています。国民経済の指標や統計がごまかし切れない数値を示し始めています。「アベノミクス」が景気を回復させたと言われても、庶民の暮らしの実感とはかけ離れたものでした。「アベノミクス」は貧困化と格差を拡大し、(「正規」の「非正規化」を含めて)「非正規」を増やし、米国と一体化した「軍事」を強化した反国民路線ですが、それでも、景気が優先とされてきた面があります。
誰にとっての「好景気」をもたらそうとしてきたのかという問いを改めて突きつける時です。つまり、安倍内閣は誰のための政権かと言う問題です。「国民・人民」に目を向ける政府なのか、或いは「経団連」(グローバル大企業・金融資本、大富裕層)を向いた政府なのかという根本問題です。沖縄の県民投票に一瞥だにしない政府とは何か。自らの保身(再選)の為に権力を乱用・私物化する米・トランプを無条件に支持し、米国との一体的戦争への体制整備に走る安倍内閣(その頂点に「安倍改憲」)は、我々国民の政府として許容できるのか。一方、改憲勢力として安倍内閣の別動隊を務める「維新」勢力も又、「権力の私物化・乱用」とポプユリズム政治で大阪府政、市政をシャッフルして煙に巻こうと企てています。安倍内閣やそれに連なる勢力の「この国と社会の私物化」に立ちはだかる力を結集しましょう。
(集会・デモへの参集呼びかけ)
(1)「さよなら原発 2019関西アクション
―再稼働やめて!核燃サイクル中止!」
(日時) 3/9(土)本集会:13:30(開場13:00)、デモ:16:00~
(会場) エルおおさか 大ホール(地下鉄谷町線/
京阪電車「天満橋」より西に4分)。
(主催) さよなら原発 関西アクション実行委員会
(講演) 「原発ゼロの実現へ」講師:吉原毅さん(城南信用金庫顧問)。
「核燃サイクルの終焉」講師:澤井正子さん(元原子力資料情報室)。
アピール:菅野みずえさん(避難者)。 12:00~ロビー企画あり。
※当日デモでは事務局がプラカードを掲げます、声を掛けて下さい
(2)「労働組合つぶしの大弾圧を許さない!3・10集会」
(日時)3/10(日)14:00~16:00(開場13:30)。
(会場)大阪市立 西区民センター(地下鉄千日前線「西長堀」⑦番出口
/鶴見緑地線「西長堀」③番出口)
(主催)労働組合つぶしの大弾圧を許さない実行委員会。
グローバル大資本・ゼネコンによる建設、土木業界の階層支配の中で、労働組合を結集軸に「労働者主権」に立った活動を堅持する「連帯ユニオン関生支部」への官憲の「組合潰し」攻撃が続いています。労組員の大量逮捕と共に、所属する中小零細生コン企業ごと経営を干しあげようとする集中攻撃です。「生コン事業協同組合」の一部幹部と官憲を使った大手ゼネコンの業界支配強化です。その背景には「世界中で一番企業が活動しやすい国を目指す」安倍の反国民的政治志向が透けています。「労働者主権」の深層には、この国と社会は「グローバル大企業・金融資本、大富裕層が儲ける為」にあるのか、「国民・労働者が公正に暮らせる為に」あるのかと言う問題、つまり「この国と社会は誰のものか」という根本思考が含まれるのです。その意味で「関生潰し」は、労組、市民運動等あらゆる運動体への「分断攻撃」として認識すべきものと考えます。
「憲法改悪に反対する市民フォーラム 第47回」 への参集呼びかけ
(日時)2019年2月24日(日)12:00~13:00。
(場所)JR大阪駅前南側歩道上(阪神と阪急百貨店をつなぐ歩道橋下)。
(主催)9条改憲阻止共同行動(弊会も参加)。
※毎月JR大阪駅前で行われている街宣活動(チラシ配布とマイク情宣)です。
安倍内閣の下での「統計不正」と言えるものが露呈しました。厚労省の「毎月勤労統計」です。この統計は「国民の賃金が上がっている」というベクトルを指し表わすものの一つとして、いわゆる「アベノミクスの成果」の「証言者」であったことです。「統計」の備える「信用性」に、安倍政治の下での「国民生活の果実」を語らせるという構造を生みます。しかし事実はその真逆でした。実質賃金は一貫して下がっていたのです。厚労省による違法な「統計方法の変更」が創り出した詐欺行為であり、問題は、このような「情報操作」は「アベノミクスの破綻」の覆い隠しそのものと重なる事です。2月8日に総務省が発表した「2018年の家計調査」によれば、2人以上の世帯が使った消費支出は、前年より実質で0、4%減り、5年連続の減少となり、「勤労者世帯」の全員のそれも4年ぶりに減少に転じたことを示しています。パート収入等の家族労働を合わせても、賃金の伸びが物価の上昇に追い付いていない現実を表わしており、「生活実感」にそくしていると言えます。つまるところ「アベノミクス」は、国民・庶民には「格差と貧困化」をもたらし、「経団連」(グローバル大企業・金融資本と大富裕層)には「株価・円安・軍事投資」で莫大な利益を与える「国民犠牲政治」と言わねばなりません。その安倍政権が目論む「改憲」には、「好調な経済」という支えが必要であり、そのデマゴギー劇の化けの皮が「統計疑惑」で顔をのぞかせていると言えます。トランプは、安倍がノーベル平和賞に推挙してくれたと暴露しました。世界の良識と知性はこの推挙をどう見るのでしょうか。
「安倍改憲」に反対する声を絶やしてはなりません。多くの皆さんの参集を呼びか。