俳句の音韻はラップで実感
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森口 玲(法則化飛火野サークル)

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6年生の国語で学習する短歌・俳句。そこで出てくる「音韻」の表現について、若者に人気の「ラップ」を用いると「音韻」について親近感をもち、わかりやすくなる。

 6年生の短歌のところでは、

「石走る垂水さわらび萌え出づる春になりにけるかも」志貴皇子

の句が出てくる。ここで「の」の音の韻が登場する。しかし子どもたちにとってこの音韻についてはあまりなじみがなく、その良さを実感できにくいものとなっている。

そこで「ラップ」の音楽の登場である。このラップの歌詞にはふんだんに韻が用いられている。一つ例を出してみる。

 曲を聞いてみるとその韻を踏むことの心地よさをより実感することができた。ドラゴンアッシュだけでなく、だいたいの日本語のラップは韻を大切にしているようである。

 

「陽はまたのぼりくりかえす」

作詞・作曲 降谷 建志 編曲 DRAGON ASH

Slow Down 日常にあふれる繰り返すリズムにのせただようRhyme
さまざまな事があふれている今だからこそ伝えたいこのPoem
すぎて行く日々の中で忘れていた立ち向かおうとする姿
体勢たてなおし軌道修
One two step Baskeat Shoesはけたら部屋から抜け出しone two skip
軽やかに歩き出してこの胸つきさすBeat探して
ただ吸い込む空気さえもむしばまれそうな時代でそれでも何かをさがして
夢を見つづける人もいたりして

Friends clap your hands put your hands in Air!