(C)TWO-WAY/小学校/体育/走りハコ跳び/高学年/走り高跳び幅跳び



走りハコ跳びって?


奈良県平群町立平群北小学校/森口 玲


走り高跳びでもない、走り幅跳びでもない、そんな不思議な空中浮遊の感覚をあじわおう。



段ボール、それも大きいものを準備しよう。

○事前に子どもたちに次のことをお願いします。
 「段ボールを持ってきてください。できるだけ大きい段ボール箱・長い段ボール箱などがあればうれしいです。」
 教師サイドとしては布製のガムテープを多数準備しておく。

段ボールを跳び箱のようにいろいろな形に並べよう。

○マットを二重に引き、ロイター板と段ボールを準備する。ロイター板とマットをくっつけ、持ってきた段ボールをいくつも積む。
 
○助走をしてその段ボールを飛び越える運動である。自然と片足踏切が身に付く。

段ボールの積み方で高飛びにも幅跳びにも

○段ボールの積み方はそのグループに任せる。すると高く積むところや長く並べるところもでてくる。達成感を味わうには適している。スパイラル型の教材ともいえよう。
 

失敗の感覚がたまらない。

○これは失敗すると段ボールの上に着地する。これがまた、なんともいえない感覚である。ストレスを感じている児童ならわざとつぶす可能性も。

見学者は修復係

○見学者は段ボールの横でガムテープを持って段ボールの修復に励むと見学者の参加もできる。

ふわっと浮く感覚、これはなかなか味わうことができないようである。段ボールという緩衝剤を使うとこの感覚が楽しめるのではないだろうか。

前のページにもどる TOSS-LAND メール