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ドッチボールのバリエーションが増して、子どもたちの目もイキイキ!
これまで実践してきたいろいろなドッチボールを紹介します。
中・高学年用
定番 王様ドッチ
普通のドッチボールですが相手にわからないように自分たちの王様を1人決めます。何人当たっても勝敗には関係なく、王様が当てられた時点でゲームセット。
かくれんぼドッチ
ドッチボールのコートの中にウレタンの跳び箱などぶつかっても大丈夫そうなものを入れます。それを隠れ家のようにして相手からのボールを逃れることができます。ハンディとして量を変えてもおもしろいです。
相棒ドッチ
相手チームに知られないようにして自分の相棒を決めます。そして普通にドッチボールをするのですが、自分が当たったら自分が外野に出るのでは無くて自分の相棒が外に出ます。逆に自分が当たらなくても自分の相棒が当たると外野に出ることになります。相棒がもう内野にいないときは自分が外野に出ることになります。
外野から当てると入ることはできますが、相棒が外野にいるときは相棒から入るようにします。
こうすると、自分だけでなく自分以外のチームメイトの動きに目がいくようになり、ともすれば個人的な運動の集合になりがちなドッチボールに声かけなどのチームの動きが見られるようになります。
ハンディキャップドッチ
普通のドッチボールのコートでセンターラインの所にコーンをおきます。そして内野が当てられたらセンターのコーンを移動させて、そのチームのコートを少しずつ広げていきます。つまりリードしていくにしたがってコートが狭くなっていきます。これは高学年の男女や参観日などのアトラクションとしても使えます。力の差の大きいときほどおもしろいドッチボールです。
バトルロイヤルドッチ
これは3チームでの複雑なドッチボールです。ドッチボールは、ボールが遠くへ転がっていったりしている時間が結構あって、実質の運動時間は少ないものです。そこで外野の外にもう1チームいてボールを担任のもとに返す仕事をします。担任はボールが外野のラインを超えたらすぐにカゴから新しいボールを入れます。次にボールを入れようとしたときにボールがカゴに無かったら外野の外のチームが前になります。
ボールは3つ〜5つ準備します。
ラインの引き方はここをクリックしてください
低学年用
低学年のドッチボールの基本は3人です。外野2人、内野1人でのドッチです。高学年でも十分です。ボール運動の初めにすると良いです。
はしごドッチ
下の様なコートをかきます。
初めはAコートにみんな入っています。当たると当たった人が今度はBコートに移動します。そこでも当たるとC・Dとどんどん移動していきます。そして一人がゴールゾーンに来たら終了です。
○ ○ ○ ○ ゴールゾーン
A ● ●● |
B ● |
C ●● |
D ● |
○ ○ ○ ○
転がしドッチ
2人が外野で中は1人でする、「中当て」と言われるドッチボールです。これで基本のドッチボールの形で下のように変化して楽しめます。
受け取ってドッチ
当たったらアウトのドッチボールではなく、ボールを中の人がキャッチしたら得点1とします。時間内にどれだけボールをキャッチできるか野ドッチボールです。
当たってドッチ
今度は、キャッチではなく、ボールにさわったら、つまり当たったら得点のドッチボールです。基本の3人の形でします。
四つん這いドッチ
3人ドッチの最後は真ん中の人が四つん這いになります。そして、外から転がして中の人を当てます。これは早いボールだけでなくゆっくりのボールを転がす方が効果的です。