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バケツットボール



森口 玲(法則化飛火野サークル)

ポートボールだともの足らない、そんなあなたにバケツットボール!

ポートボールだとどうしてもゴールマンとガードマンの運動量が少なくなってしまいます。また、ゴールマンへのシュートはドッチボールのようなシュートになってしまい、5・6年生のバスケットボールのシュートに通じにくいところがあります。

そこで、そのゴールマンにバケツを持たせることでバスケットボールに似た感覚のゲームが楽しめます。シュートもあまり速いボールを投げてしまうとバケツから飛び出てしまいます。

photo 試合の様子です。

1チームの人数は学年の数。2チームを兄弟チームとする。

1チームの人数は6年生だったら6人、4年生だったら4人くらいが良いでしょう。

コートはドッチボールくらいのコート。ポートボール台とバケツ(ポリバケツ)を準備する。

コートの中にポートボール台を設置しますが、危険防止のためそのまわりに進入禁止ゾーンをもうけても良いでしょう。基本的にはゴールの位置も自由で自分たちで考えます。


ポートボール台にいる人がバケツを持ち、その中にボールが入れば1点。得点を掲示に自分で行く。

得点が入ると、ゴールマンはバケツをポートボール台の上に置き、自分で得点板の得点を入れます。その間、得点を入れたチームの方は1人相手より人数が少なくなり、ハンディとなります。いかなる時にも相手チームはバケツにふれてはいけません。バケツでボールを受けても台の上から落ちると、得点にはなりません。


基本的にはドリブルなし。

パスの出し方、受け取り方や場の意識を持たせるためにドリブルは基本的には用いません。しかし、これは実施する学級の状況に応じて変更してもOKです。

ルールは自分たちで。

困ったことが起こったら、自分たちで考え、ルールを作っていきます。これがボール運動を通しての私のスタンスです。たとえば相手にぶつかったとか、持っているボールを無理にとった、なんて言う場合にはどんなペナルティにするのかも考えます。過去には「その場であやまる」「罰として体育館を一周する」なんて言うのも出てきました。

兄弟チームやコーチの有効利用。

指導者はゲーム中には兄弟チームにアドバイスを送るようにします。ベンチのところで「こう動いた方がいいな」とか「今のプレーは良かったよ」と言ったことを伝えてもらいます。それで作戦会議が活発になり、兄弟チームからのアドバイスも増えていきます。また、人数があわないときにはコーチとしてベンチに一人残ります。このコーチにも指導者が耳打ちアドバイスをします。


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