ボールゲーム中の効果的なアドバイスのしかたです。
ボールゲーム中に効果的なアドバイスをするときにどうしてもゲームを止めてしまいがちです。ゲームを止めなくてもゲームに夢中な子どもたちは指導者のアドバイスもまわりの声援と同じに聞こえてしまいます。
ゲームが終わってから、指導者のアドバイスを話し合いに生かすための方法を2つ紹介します。
【方法1】ベンチにいる児童にそっと耳打ち
ゲームをするときには、兄弟チームを作ってその2チームを前半、後半にします。そうしてお互いに応援したり、練習します。そこで、そのベンチで応援している兄弟チームの児童にアドバイスを伝えてもらうようにします。
また、兄弟チームがない場合でもコーチ役などでベンチでいる児童にアドバイスを伝えます。そうすると、作戦会議の時の話題となり、活性化することも期待されます。
【方法2】アドバイスカードを使う
指導者はゲームが見渡せるところにいて、気がついたことをメモにします。できればチームごとにメモをとり、ゲームが終了したらチームの代表者に渡します。こうすることで、自分たちのゲームに対するフィードバックがすぐに怒kなわれることになります。しかし、指導者はゲーム中にメモをとることが結構難しいのでなれるまでは少し大変かも知れません。従って最初は動きだけ、とか、ポジショニングだけと言うように指導者側の観点を絞ると良いかも知れません。