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ペットの死



99年の9月くらいに書いた日記です…

内容が重かったため公開せずにいましたが、公開することにします…

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今日、かなりショックなことがありました。

自分だけで溜め込むより、吐き出した方がすっきりすると思うので書きます。




うちの家は金魚屋のくせに猫を約30匹も飼っている変な家なんです。
(近所の小学生曰く、『猫屋敷』らしい(笑))

...が、最近猫の姿をあまり見かけなくなりました。

母さんとも
「なんか最近あんまし猫見かけへんことない?」
って言ってたんだけど、特に気にはしてませんでした。




そんな中、おいらによくなついているカムちゃん(すぐに噛んでくるからカム)が、なんかふらふらして様子がおかしいことに気付きました。

大したことはないと思ったんですが、とりあえず病院に連れていくことにしました。




まぁ風邪かなんかかなぁって程度にしか思ってなかったんですが、獣医さんの言葉にビックリ!!

くわしい病名は忘れたのですが、なんでも猫のエイズのようなものにかかっているいるということなのです。

人間には害はないそうなのですが、猫同士だと伝染するというのです。




もしや!?
と思い、家に帰って身を隠せそうなところを探したところ、詳しく探していないにも関わらず、猫の死体を大量に発見することが出来ました...

これはヤバイ!!
ということで、最近入った子猫だけ、他の猫から隔離するために、違う場所に連れていきました。
(この子猫は最近入ったため、まだ他の猫に慣れておらず、人間のそばにずっといたから、こいつだけは病気にかかってないだろうと思われたため)




とりあえず、そんなこんなで、バタバタとやっていたのですが、カムの容態が見る見る悪くなってきました。

カムは捨て猫で、子猫の時にうちのそばに捨てられてました。
(まぁ、うちの猫は捨て猫か、うちで生まれた猫しかいないんだけどね。)

まだ目が開いていない生まれてすぐの状態で、自力でおしっこやうんこが出来なかったので、おしっこやうんこを出させたり、えさもろくに食べれないので、少しずつ少しずつ根気よく食べさせたりした間柄で、つきあいも長く、飼っている猫の中では一番好きな猫でした。







そのカムが先ほど、私の手の中で冷たく動かなくなりました...







死ぬ間際、もう動くのも辛いはずなのに、名前を呼ぶと、私の手をぺろぺろと嘗めてくれました。







久しぶりに号泣しました。







今まで猫の死は何十匹も見てきたのだけど、やはり何度見ても慣れるわけではありません。

ただ、このつらさを知ってるからこそ、生きているときにはめいいっぱいかわいがってあげようと思うんですが…




ただ、今は悲しさが強すぎて、まだ気持ちを切り替えることはできないです。

今日は、カムの為にめいいっぱい悲しもうと思います。




そして、明日からは気分一新、元気なぷにに戻ります♪

カムも元気なおいらのほうが、好きなはずだしね♪





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