最近ではあまり見かけなくなった銭湯ですが、まだまだ奈良には数多く残っています。湯上がりのフルーツ牛乳、愛嬌のあるケロリン桶、地元の人たちの世間話。身も心も裸になれる銭湯で、奈良の庶民の文化を身近に触れるのもいいものです。
ゆららの湯
国道24号線沿いのスーパー銭湯「極楽湯」の近くにできた、同じくスーパー銭湯。カットハウスや食堂も併設されている。屋外には、打たせ湯や仮眠スペースも。ここの打たせ湯は、かなり強力なので、コリのひどい方には、もってこい。極楽湯に比べて屋外の露天風呂が充実しているので、2つのうちどちらに入ろうか迷っている方は、こちらにするといいだろう。
朝日温泉
奈良町から少し南にある。番台から脱衣室は見えないシステムになっているので、女性でも抵抗なく入浴することができる。清潔なのも嬉しい。清潔さは何よりのサービスだ。駐車場も広く、車で来るのにも便利。コインランドリーを併設。
大門湯
大和郡山にあるレトロな建物の銭湯。銭湯なのに、露天風呂があるのが嬉しい。待合場所にある安楽椅子の座り心地も最高。少し離れた場所に駐車場もある。
虹の湯
上牧町にあるスーパー銭湯。釜風呂、蒸し風呂、檜風呂、洞窟風呂など、ここの露天風呂の多さには、目を見張るものがある。ゆったりと長時間、湯の中に浸かっておきたい人には最適。土日祝は人でごったがえしているので、平日のほうがゆったりとできるだろう。入浴料は平日600円、土日祝700円。普通の銭湯より値段は高いが充分に値打ちはある。奈良で1番のスーパー銭湯といえるだろう。
稲妻温泉
奈良町にある凄い名前の銭湯。この銭湯は河瀬直美監督の映画、「火垂(ホタル)」にも登場。もし映画を観た人なら、主人公の気分になって入浴してみるのも、いいかもしれない。
パレス温泉
生駒ぴっくり通りの外れにある。「BGMの流れる銭湯」がキャッチコピー。流れるメロディは演歌中心。生駒には、ここ以外に銭湯はないので、案外、重宝することも多い。番台を務める店主は、少しエッチそうなオジサン。若い女性の方々は注意(?)。人は良さそうなのだが‥‥。
奈良健康ランド
子供たちがピアニカを吹くコマーシャルで有名な健康センター。男女共用のプールと風呂がある。通常は2300円だが、頻繁に1000円キャンペーンを実施しているので、この間に利用したい。2階には大規模な休憩所があり安楽椅子でテレビを観てくつろげるようになっている。
やまとの湯
平成14年8月にオープンしたスーパー銭湯。近鉄・学園前駅から北に徒歩10分のところにある。内風呂のジェットバスの多さは圧巻。店内には散髪屋も併設されている。