むろうアートアルカディア計画について
室生村の美しい森は、古来から神話や伝説を生んだ神秘の森である。その森の自然と人間とを結びつけ、人が自然に回帰する事のできる時間と空間をつくるための「森の回廊」をつくる。
室生村は千余年の歴史を持つ聖地室生寺や日本一大きい大野寺磨崖仏などの貴重な歴史遺産、さらには谷間の山里や豊かな森などの自然環境に恵まれた美しい村です。しかし、過疎化がすすみ、住民みんなが将来誇りを持って快適に住める村づくりが求められています。
この村に生まれた彫刻家の井上武吉先生は、村全体を人間と自然とが共生する美術館とする「森の回廊計画」を考え、生涯をかけて実現したいという夢をもっておられ、数多くの構想スケッチを遺されました。
「むろうアートアルカディア計画」は、この井上先生の構想を活かして、文化を軸とした新しい村づくりをめざす計画です。住民の意向を最大限反映させ、住民全体の文化活動や新たな拠点づくりへと発展させ、村全域に展開し、村が経済的にも文化的にも活性化するために計画されたものです。すなわち、井上先生によってふるさとに蒔かれた文化という種が、住民の手によって育てられ、自然と共生して生活の中で息づき、長い時間をかけて大きな森となって村全体が活性化することを目指す計画です。
井上 武吉(1930-97)
彫刻家、室生村出身。ふるさとの風景を生涯愛し、深い谷から見上げる小さな天空のイメージから、マイ・スカイ・ホールという独自なテーマにもとづき、スケールの大きな作品を国内外に数多く遺した。
三本松の道の駅は、モニュメント、建築を含め、空間全体をデザイン、計画の第一歩の作品となったが、同時に彼の最後の作品となってしまった。将来の計画については数多くのスケッチを遺している。
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