1.北京・中央民族大学との学術/音楽交流提携
2004年2月 音楽文化総合研究所は、中国北京の
中央民族大学と中国少数民族に関する学術研究と
双方の開発したオーケストラについて音楽的な交流
を開始することとなりました。
【同大学図書館の前に立つ三木俊治】
中央民族大学は、中国国内に生活する55の少数民族
によるスタッフ、学生によって構成されるユニークな
総合大学で、学生数1万人という巨大なキャンパスに
少数民族に関する図書館、博物館など、多様な情報機関
がちりばめられている。
http://www.cun.edu.cn
【提携を記念して行われた楽器の寄贈式】
同大学には、音楽学部として「音楽学院」が設置されて
おり、各地域の少数民族の音楽家によって構成された、
「少数民族オーケストラ」も1996年に編成された。
音楽文化総合研究所は、今後この音楽院を拠点に演奏家
同士の交流、中国国内のフィールドワーク等を精力的に
展開することとなる。
これは同大学国際交流センターで記念に行われた竹製楽
器「揚子江1号」の贈呈式で、左端はオーケストラの
管楽器奏者 フ・メイリンさん(満族)で、次が首席指
揮者のドン・ジンハン氏(ペー族)。
【大学側からの記念品の贈呈】
大学側からは、少数民族の音楽CD、伝統工芸品などが
贈られた。
左端は、今回中国側のコーディネータとして大きなお力
添えをいただいた ムハマド・フ・ジェンファ名誉教授。
(回族)
【レセプションコンサートの様子】
一弦琴奏者のタン・シャオヤンさん(金族)
ウイグル音楽のアリムジャンさん(ウイグル族)
モリンホール奏者のシェン・シボさんが、
「揚子江1号」を試奏。新しい日中友好の
瞬間である。
国家芸術家 ゴン・キセン氏によるチンポー族
の楽器「トゥリャン」の演奏。
キセン氏は漢族だが、雲南を拠点に活動されており、
奥様はリー族(海南島)。
【オーケストラのメンバーと歓迎会】
今回の訪中では、三木俊治が中国少数民族の音楽
文化についての研究をしていることもあり、特に
少数民族オーケストラのメンバーの方々と親しく
なれ、今後の両国交流のひとつの礎となったこと
は、文化を通じての平和創造、という研究所のテ
ーマに沿った成果であったと思われる。
●中央民族大学・少数民族オーケストラの演奏は、中国国内
のTVや北京空港など主要な観光拠点などで目にすること
ができる。
ただし、CDは現在のところ市販されていないようで、
記念に頂戴したCD−Rはフォーマットが異なるのか、
日本では読めなかった。残念!