のりちゃんのひとりごと vol.73

 明けましておめでとうございます。本年も何卒、ご贔屓を賜りますようお願い申し上げます。

 さて、新年最初の「のりひと」でございます。皆様、いいお正月だったのでしょうか。それとも、もう2月になろうとしているのに、未だ正月ボケで悩んでらっしゃる方もいらっしゃるのでしょうか。(それは、お前だけ!・・・新年早々誰や!突っ込んでんの!)

 

 少し出足の遅かった今シーズンのスキーでございますが、それに輪をかけ、仕事上のバタバタ等々で、一向に滑走日数が増える気配すらありません。このご時世ですが、土曜日も勤務ですし、ちょっと作戦を誤って、非常に動きにくい状態にしてしまっております。今年は、いよいよ、日曜日だけの奥伊吹スキー場(滋賀です。)になりそうな予感です。

 また、オークションでトカゲの絵の書いた板を購入しましたが、これがびっくり。モーグル通の皆さんはもうご存知だったんでしょうが、ブーツセンターがめっちゃ後ろにあります。シェイプが同じの昔のD社の板よりも約4cmも後ろです。通常のブーツセンターで金具を取り付けて、前だけ見ると、190cm(小生の買ったのは180っす。)の板のようです。そうでなくても、板のトップが使えず、テール命の小生なのに、テールが異常に短い。精神的なもの、小生のスキー自体の実力の問題が大有りなんでしょうが、乗りにくい。準指をもっている怖いおじさん(この怖いおじさんはモーグルスキーヤーです。)に乗った感想を聞いたのですが、「うーん、ちょっとへんですねぇー。」とのこと。よかった・・・・・。小生だけが変ではなかったのです。でも、メーカーの提唱するブーツセンターに、何の異議も無いのですが、下手は下手なりの感覚というのは怖いものです。

 色々な情報を仕入れ、金具を前方にずらすことにしました。もともと取り付けていたねじ穴の関係上、約3センチ強前へ移動。過去に、「金具をセンターより前にずらすといいですよ!」って言葉を信じ、数台試してみましたが、所詮小生。全く何も感じず。判らず。そんなこんなで、それ以降はノーマルなブーツセンターに合わせてたんですが、金具を前にずらすのは久々の体験。まぁ、これで、乗り味が変わらなければ、一生封印かぁと思ってますと、意外や意外。乗りやすい。ええ感じ。これで、「安物買いの銭失い。」の汚名も返上できそうです。

 

 

 めずらしく、スキーネタから入った今回の「のりひと」ですが、よくよく考えなくても、のりひとが掲載されているのは、スキーのホームページなんですから、至極当たり前のことなんですよね。でも、永遠に脱線しているのが、また、小生らしくていいだろうといつも勝手に思いながら生きております。

 

 まぁ、人生なんて深く考えても仕方ないのですが、色々の考えてしまうのが世の常でございます。はたくさんあるでしょうが、夢を見るだけならいくらでも見れます。その夢を実現させるのに、どう動くのかを考え、実際に動いている人が、本当に夢を現実にする権利を有することも、今更小生が偉そうに言わなくてもご承知のことと思います。

 どう動くのかですが、実際、動くだけでは上手くいくはずもなく、考え、失敗し、また考えと、紆余曲折のなかで新たな道を見出していかなければならないと思います。こんな小生にも、ささやかな夢がありますが、今、改めてつぶやいてみて、小生自信がどんな動きが出来ていたのかと反省しておる次第です。(つぶやき・・・つぶやきシローっておったねぇ。どこ行ったぁ?)

 実際、動き出してみると、人を始め色んな物にしがらみができてくる。結構気の小さい根性なしの小生には、精神的に負担が大きくなることも事実。基本的には精神修養が最優先課題なのかもしれませんが、もっと「本能」という本来の姿に目覚めなければいけないと思っております。この本能ってのは、単に自分勝手にってことではないですよ。(そんなんいちいち言わんでも判ってるは!)

 実は、小生、確定していないことに対して、ああでもない、こうでもないと考えが先にたってしまい、その場にすくんでしまうタイプの人間なのです。真意を垣間見る前に自分で勝手に結論を出して落ち込んだり・・・・。最近でこそ、歳のせいかかなりどうでもええやんモードなんで、ましにはなってきているのですが、小生が持って生まれた基本コンセプト、DNAに刻まれた性格は変わってないような気がします。変えないといけないと思いますし、この間読んだ本にも、「人はいつでも変われる」というのを読みましたが、結論は心がけ、気持ちの持ちようだと思えるよう、まずは努力しております。

 「なるようにしかならない」って思う反面、気が弱いくせに異常に勝気な性格なので、「なるようにしてやる」なんて思う小生もいる。その面かなり打たれ弱いかもしれないので、へっこんだりもする。人からこの話を相談受けたとすると、「みんなそんなもんやで。」と、淡々と答えれるような気がするのですが、いざ自分のこととなると、超ヘナチョコ野郎になってしまうんです。

 最近、特に自分の夢について考えることが多いので、今回書いてしまいました。そう、今年は、公私共に飛躍の年にしたいと思てますので、色々と考えている今日この頃です。

 

 

 携帯電話の迷惑メール。一時期大量に来てました。メールアドレスを変えたって、何の効力もなし。一時期、iモードのみの受信にしていたら、激減しましたが、まぁチョコチョコ来るのは確かです。そんな中、最近、「あなた宛にメールが届いてます。」ってメル友系のメールがよく来るのですが、いつも、開封もせず削除しておりました。でもあまりに来るので、ちらっと見にいくと(何でわざわざ見に行くかなぁ?)、女の子の写真まで添付されている気合の入り様。たまたま、見たメールがこれまたかいらしい(かわいいの奈良弁?)女の子の写真が添付されているではありませんか!

 別にどうこうしようとはさすがに思いませんが、最近の若い子達はどうなっとるんや!とオヤジモードに入ってしまったという話ですよ。(おいおい、毎回チェックしてるんちがうん?)・・・・・。してませんよ。でも、とある検索サイトの「友達」をクリックしても、写真添付が多い。どうなっているのか。プライバシーとか、見えない奥ゆかしさってのは無いのか?全部「我が家はオープン系」なんでしょうかね。

 小生ですらもうついていけないのですが、こんなメールを見たオヤジたちは、はまってしまうんでしょうね。怖い世の中です。

 

 

 さて、どんどん流浪モードになってきてますので、ちょっとスキーのお話に戻りますが、今年も、スカパーでは、モーグルのワールドカップを放映してます。ヨーロッパが雪不足らしいので、キャンセルの大会も出ているようですが、見られました?

 飯綱でオリンピックを1エアー横で見た瞬間から、「俺らがやってるのと全く違うスポーツやぁ・・・。」という感想でしたが、今年は更に、エアーのカテゴリーが増え、もうこの世のものではないものになっております。

 オフアクシスっていうらしいですが、ヤンネも上下「何をどうしてんの?」って感じ。専門用語ではDスピンっていうらしいですが、もう神の領域。第2戦では、アメリカの選手が、フルツイスト?。エアリアルの技まで登場。今後どうなることやら。と、併せて、立ち技(アップライトと言うらしい。)4回技、5回技も登場してきております。最後には、モーグルコースに、エアリアルばりのキッカーが登場する?今後どうなることやら。怖い、怖い。

 でも、久々にワールドカップの映像を見ると、自分ができるとかじゃなくて、妙に燃えてきますね。滑りてぇー!って思います。まだ、小生のモーグルに対する火は消えていないようです。(体力的には、既に打ち止めモードです・・・・。)

 エアーは大きく変わりましたが、実はターンについても思うのです。年々鋭くなっている・・・。各国で選び抜かれたすばらしい選手なので、すごいのは勿論ですが、改めてすごいと思う。

 でも、小生は、小生の範囲の中の程度のモーグルではございますが、やっぱり楽しいよね。月曜日は年々疲れは増してるけど、楽しい。引退間近やけど、なかなか、辞めれないかも・・・。

 

 

 さてさて、今、日本では「鳥インフルエンザ」が取り上げられております。鶏肉好きの小生にしては大問題なのです。通常は、人には感染しないらしいのですが、海外では感染例もいっぱい報告されているようです。

 あと、BSEの問題も相変わらず報道されていますが、今回の問題となったアメリカでは、全く大きな問題になっていないようです。加えて、カナダ産ですからって感じで話が終わっているようです。(アメリカ国内のメディアの話、日本では大問題!)

 「日本人は、神経質になりすぎだ」という意見もあるようですが、日本の報道では、一貫して注意するに越したことは無いという結論になっております。

 今回は、その現象に対する考え方の違いの話ではなくて、鳥インフルエンザのように家畜にしか感染しなかったものが、人に感染するってことについてです。これと同様に新しいウィルスが出てきたりと、人が生きて行くため、便利な社会にするためにやってきたことに対する代償なのでしょうか?

 宮崎 駿さんの「風の谷のナウシカ」でもあったように、核戦争がおこって腐敗した地球を腐敗の森が浄化し、その森を虫が守るってありましたが、こんな感じで、地球自体が自己防衛のため善からぬことを起こしているのか・・・・。別にアニメ好きの親父が感傷的になっているわけでもなんでもなく、真面目に、そう思ったりもします。

 でも、実際、人類が地球を酷使しているのは確かのようで、様々な現象も起こっているのも事実です。

 もっと、日常に目を向けると、駅とかでたむろしている鳩君たちですが、彼らにも異常が見受けられます。特に、足に奇形を持っている子達が多いのです。人間が餌を与えているのが問題と言われてますが、逆を言えば、そんな怖いものばかり食べているのが人間なんです。

 異常気象もそうなんですが、本当に我々を取り巻く環境が大きく変化しているような気がします。病気、それもウイルス性のものも、もっと人間に脅威のあるものも出てくる可能性もあります。本当に便利な世の中になりましたが、子孫の為にも健全な地球を保たなければならないと、最近特に思います。これも、一人一人が小さな努力を始めないと、俺くらいならとかになると、改善はしないんでしょうね。

 

 

 さてさて、ここ最近、小生が読んでいる本の紹介をしているのですが、あまり真面目に続けると、速攻ネタ切れするので、今後の展開として、どうしようかとぼーーーーっと考えてはいるのですが・・・・。どうしよう。

 まぁ、読者からのネタメールも無く、相変わらず独自で開拓をしておりますが、どうしても偏ってくるのは否めない・・・・。

 今回は、たまたま本屋さんで見つけた作家の紹介をしようかなと思います。何故、その作者に興味を持ったのか。至極簡単なことです。小生と同い年なのです。元々、金融業会でご活躍だったようです。名前は新堂 冬樹さんです。

 たまたま手に取った「闇の貴族」というノベルズだったんですが、これが面白い。面白いと、作家を夢見る小生に加え同い年であることから悔しさがいっぱい。更に読む。更に面白い。またまた更に悔しい。

 面白いと、次の作品を探す。そう、簡単な行動原理。「血塗られた神話」という本を発見。同様に、面白い。完全にはまってしまうのであります。(まぁ、この二冊は読んでみて、面白いから。)

 ここで、新堂マジックにはまってしまった小生は、本屋さんで新堂 冬樹を捜索。あるではありませんか。ハードカバーで新刊されたばかりの本が。それも上下巻出てます。通常なら、文庫本になるまでゆっくり待つのですが(そうですよ、金銭的な問題だけです。)、新堂マジックにはまってしまっている小生は、思わず購入。

 更なる期待と興奮を胸に読み始めます。しかーし、ちょっと趣が違う。まぁ、上下巻の長編物の出だしなんで、途中から面白くなってくるだろうと思い読みつづけておりましたが、上巻が終わっても、下巻の後半まできても・・・・・・。まぁ、好みもあるでしょうし、作者の体調も悪かったのかもしれないので、何とも言えませんが、全く面白くなかった「カリスマ」という本でした。(金返せっちゅーねん。うそぴょーん!)

 しかし、まだ、新堂マジックが小生から解かれた訳でなく、かつ、前に読んだ本の汚名返上にと「溝鼠」という本を購入しました。

 勿論、速攻で読み始めます。    「・・・・・。」

 やられた。2冊連続でやられた。最初に読んだ2冊はなんだったのか・・・・・。

 それ以降、新堂マジックも消え、読んではいないのですが、新しく出ているみたいなので、また、チャレンジ精神が芽生えれば読もうかと思ってます。

 でも、最初の2冊「闇の貴族」、「血塗られた神話」はマジ面白いので、機会があればご一読を。

 でも、この企画は受けてるのかなぁ。(若干一名喜んで頂いてる髭のおじさんがいるのですが・・・)まぁ、ひとりごとなんで、逆に誰も気にしてはいらっしゃらないのでしょうが・・・・。でも、本、面白いですよ。小生も、大学生くらいから、本にもっとはまってたらと後悔しているくらいです。本好きの方は、ご理解頂ける事と、信じております。

 

 

 今、総ての面に対して、小生の中での見直しの時期がきております。スキーにしても、今までほとんど何も考えず、気づかずやってきておりました。特に、スキーの基礎的な礎が全く何も無い小生にも関わらず、たいがい脳みそ真っ白状態で滑っていたような気がします。人生にしても、前途の夢の話も含め、もう一度総ての事項を整理して、基本コンセプト、その方向性、動き方等々、見つめ直すことが必要であると考えております。というか、考えてそうした訳でなく、自然と、小生の中でそうしないといけないと思うようになってきております。まぁ、基本的には、1度きりの人生なんで、少しでも楽しまなければいけないとは、日々強く思っておりますが、まぁ、色んな意味でもっともっと『頭』を使って生きていかなければいけないとも、本能が呼びかけております。

 

 さて、さて、シーズンも真っ只中に入ってきております。もう一降り、二降り欲しいスキー場もありますが、小生も、時間をやりくりして滑りに行きたいと考えております。皆さんにとっても、すばらしいシーズンであることを祈ってます。(って、自分自身のこともっと考えないと、ええかげん上達しないんですが・・・。)

 みんなカービングモデルを履いています。たまたま、ほっぴーの基礎スキー講座が行われ、小生もがんばって真似事をしておりました。ほっぴー先生に「どうでした?」と聞くと、一言。「板がダメ。」まぁ、このオヤジにまともに質問して、まともな答えを期待していた小生が、更にバカだということに気付きました・・・・。

 

 

 さて、今回はこんな感じでお開きです。

 もっともっと社会情勢、経済、その他諸々な事項にアンテナをはって、生きていかないといかん!と何故か思っております。厳しい時代なんで、できることはしないとね。

 では。また来月。

 

のりちゃん