のりちゃんのひとりごと vol.60
5周年スペシャル(?)
新年明けましておめでとうございます。本年も、モーグル日記共々この「のりちゃんのひとりごと」にご愛顧賜りますよう、お願い申し上げます。
いやはや、ほんと早いもので、「のりちゃんのひとりごと」を掲載して頂いて、『5年』を迎えることができました。これもひとえに、皆様のおかげであると感謝するとともに、世間様の評価も気にせず、めげずに、書き続けた小生の鈍感さにも改めて感心しております。
表題に、5周年スペシャルなどと大それたことを書いてしまいましたが、別段企画も無く(すみません・・・)いつもの「のりひと」でがんばろうと思っております。
しかし、まぁ5年ってことは、小生31歳から書き続けてるってことです。5年と一言で言ってもかなりの年月ではありますが、一向に成長しない小生が、ここにいるという悲しい現実だけが残っております。
しかし、足らない頭でもちょっとは閃くことはあります。そう、小生の2002年の10大ニュースです。記憶と手帳を遡って見てますが・・・、結構ありふれてる。めちゃくちゃ平凡な日常・・・・。でもでも、こんな小生でも、小生なりにニュースはあるのです。
その@、【立ち退き要請、我が家を襲う】
最初はおとなしいかった不動産屋さんも、小生があまりにも話し合いの土俵に上らないので、ついに両親を脅すということがありました。
そのA、【転 宅】
寮とかに住むために、軽微なお引越しは経験してましたし、結婚をしてしまったときも、大半の荷物を実家においてましたので、本格的なお引越し初体験。洋服とか山盛り捨てました。半年以上お目にかかってなかった物品も大半捨てました。しかーし、とっても多い荷物・・・・。ギターマガジン約20年分は引越し屋のお兄ちゃんも泣きはいってました。
そのB、【家の取り壊し】
小生の生家。住み慣れた家。楽しいことも辛いこともいっぱいあった家。小生はあえて、写真にはおさめませんでした。荷物を全て出した家に何度も足を運び、一部屋一部屋お別れをしました。悲しいことに小さい家だったので、一瞬で更地になってました・・・・。
やはり、今年の3大ニュースは、立ち退きに係わる保証等の交渉、引越し、住み慣れた家の取り壊しがあげられます。かなり「メルヘン」はいってしまいました・・・・。
そのC、【RX−7の車検】
通称FC君。勿論のこと中古で購入した彼。購入して初めての車検だったので、ディーラーでちゃんと見て欲しかった。だから、オイル交換から、軽微な修理、また車検をディーラーで受けることを伝え詳細の点検もしてもらってました。しかし、これが間違いだった。車検が通ると言われた足回りが結局車検通らず。こんな事態になると思ってなかったので、デフのオーバーホールとクラッチ関係の総交換を頼んでました。結局45万の車検。本体価格より高い車検となりました。
そのD、【ゴルフ復帰】
モーグルを始めて、ゴルフを封印してました。5年近くの封印でした。しかし、こんな不景気な世の中でも、接待、付き合いってなるといまだゴルフがお盛んなようです。実際、ゴルフ代も安くなってます。今年ついにお誘いを断ることができず復帰。復帰初戦は惨憺たるスコアでした・・・。今まで、ドライバー系はパーシモン(木のウッド)を使用してましたが、飛ばない。除々に慣れてきて、芯を食らうようになっても飛ばない。思わずメタルウッドを買ってしまう小生でした。
そのE、【のりちゃんのひとりごと連載5周年】
やはりこれは今年の小生の区切りとしては、外せません。スキーを始めたきっかけの(ほとんどモーグルから始めました・・・)、モーグル日記の作者との出会いは、遡ること20年前。高校1年の時、共通の友人を通じて。まさか、小生までスキーの流浪な人生を歩むとは全く思ってもいませんでした。そんなちょっと古い付き合いのおかげで、このコーナーを頂き、これまでやってこれました。ほんと、色んな方にこの場を借りて厚く御礼申し上げます。
そのF、【スカイパーフェクトTV加入】
これはマジでセンセーショナルです。人生36年間で、結婚していた2年半だけ、BS放送2チャンネルが見れました。それ以外は、全く一般の地上波だけのTV生活。我が家にインターネットがやってきた時も、かなりセンセーショナルでしたが、やはり、こんないっぱいテレビにチャンネルがあるなんてって感じです。もちろん、モーグルのワールドカップ見るための加入ですけどね。こんな奴なんで、スカパーでもニュースになるのです。
そのG、【シーズン券初購入】
これまた、生まれて始めての体験。今まで、色んなスキー場を転々としておりましたが、今年は気づけばみんながシーズン券を持ってるではありませんか。確かに、47のリフト券売り場は長蛇の列。並ぶのも・・・・。そして何よりも、今シーズンは、小生のスキー人生をかけて、苦手なスキーの克服を誓うため、購入を決意しました。そうなんです。スキーだけが、唯一上手くこなせないスポーツなのです。くやしー!今シーズンは配水の陣でがんばります。これで進化が見られないようなら・・・・。いよいよゲレンデスキーヤーかも・・・。
そのH、【ビジネスモデルの構築】
本業とは別に、様々な人脈を駆使し、セカンドビジネスの構築に勤しんだ1年でした。頭で考えてることを実際形にしていくことの困難さ等々、色々勉強した1年でした。年末に、再構築を図り、2003年から起動にのるようがんばるつもりです。
そのI、【進歩しない小生】
2002年も小生は、進化してないなぁ。逆に年々子供に戻っているようです。2003年は、改めて自分を見つめ直す年にしたいと痛切に感じてます。こんな小生ですが、お付き合いの程、よろしくお願い申し上げます。
ってな感じで、10大ニュースをあげてみました。『重大』ニュースではないところが味噌かもしれません。平穏そうな人生でも、振り返ってみると色々あったなぁと、しみじみ感じております。
2002年12月は、シーズン券を買ったこともあり、早速白馬は47へ。ずっと47です。めずらしく、滑走日数6日。基本的には、八方大好きオヤジなんで、まずは47に馴染むこと優先。しかしと言うか、当然というか、ルート3には、ボコボコしばかれております。でも、混んでました。ラインCは絶えずいっぱい、五竜へのペアリフトもババ混み。並ぶこと、待つことが嫌いな小生にはちょっと辛い日々でした。
今シーズンから、アミノ酸を常用するようになりましたが、気のせいか体が疲れない。いつも、一番最初に休憩に入る小生ですが、全く大丈夫。家に帰っても筋肉痛にもなりにくい!すごいものです。もう、常用せずには滑れないって状態にすでになっております。みんな、前々から飲んでたもんなぁ、もっと早く飲むべきでした。
ほんと、今シーズンは、みんなに教えを請い、ターン技術の向上を目指し、大工事中です。もちろん、エアーも改造しないといけないのですが、とくかく苦手なターンから。衰退への道爆進中の小生の体ですが、やるだけやってみます。
前記の10大ニュースにも入っておりましたが、スカイパーフェクトTVの加入により、モーグルのワールドカップが見れるようになりました。今年は、男女とも決勝だけの映像ですが、ヤマケイのビデオが廃止された今、これだけでもとっても幸せ。
でも、今年はすごい。今まで、オリンピックを見たりワールドカップを見たりしていて、その時点ですでに、全く違うスポーツや・・・という感想でしたが、今年からは、もう手の届かないスポーツになってしまった気がします。女子は決勝進出者の大半が「ヘリ」。男子も同様ですが、加えて3D。最低でも、ヘリできないとモーグルじゃないよってささやかれてるような気がしているのは小生だけでしょうか?どうあがいても、回れない小生は、辛い時代であります。
ワールドカップ自体は、ヘリのエア点がよく出ているように思います。トリプルをする選手もいますが、完璧なトリックをしないと点が出なくなっているようです。ほんと、女子は回れないと決勝残れない状態かもしれません。ひと昔前、キャンディス・ギルグがヘリで悩んでいたのが、嘘のようにみんなクルクル回ってます。
もしかして、スキー競技で一番目に見えて変化があるのかもしれませんね。
今回は60回記念ということもあり、志向を変え、ここで、このモーグル日記の作者への小生の思いを、ほんとうにいい機会でもありますので、書かせて頂きたい思います。
前記の通り、共通の友人を介しての出会いでしたので、高校生の時は勿論、大学のときも、さほど一緒に遊ぶってことはありませんでした。仲間内で集まって宴会したりって感じでした。その共通の友人とは別々で会うことのほうが多かったです。そいつは、高校時代から、ずっと一緒にバンドしてた奴なんで、勿論スキーも一緒に行くことなんてありませんでした。
バンド仲間もボチボチ結婚しだして、活動休止状態。小生も離婚をきっかけにスキーを始めて、たまたま一緒に行った時が大きな転機でした。
それから、小生もモーグルという新境地を発見してからは、その友人達より多く会うようになっているのは事実です。
第一に魅かれるところは、やはり小生とは全く違う性格であること。同じアプローチで物事を考える人間は刺激がないって思ってた矢先のことでした。物事、全ての事象は多面体であり、その面の見方によって全く考え方が変わるってことを教えてもらいました。勿論アプローチが違うだけではありません。かなり物事を深く見る、深く考えるってことに長けた人なんで、これも非常に勉強になってます。
スキーに対しても、まじめであり、チャレンジャースピリットとフロンティアースピリットをまじまじと見せてもらった気がします。加えて、統率力、決断力にも長けてますし、企画力も抜群だと思います。
今まで結構身近にいた存在でしたが、中身は全く初体験!って感じでした。30歳からの小生の人生に、多大な影響を与えた人であることは、言うまでもありません。
ただ、小生があまりにもしょぼいので、見捨てられないよう努力を続けなければと改めて痛感しております。
誉めすぎではないですよ。本当に心からそう思っています。2003年にはお互い37歳の年です。そろそろ新しい遊びも考えようとも思ってます。なんかええのない?でもモーグルもそう簡単に辞めれないよね。とりあえず、ゴルフ?
まぁ、こんな小生ですが、今後ともよろしくお願い致します。最後になりましたが、「のりちゃんのひとりごと」のスペースを頂き、本当に感謝しております。いい勉強になってます。
と、身近な友人に改めてきちんと御礼をすることも大事ですね。かなり照れますが、本当に彼が人望が厚いのがよくわかります。もっと書きたいことあったんですが、これ以上書くと、小生が両刀使いって思われても困りますので、心の中で言っときます。
そうそう、年末にたかちゃん夫婦にお誘いを受けて、かなこ姫の実家で、お餅つきに参加させて頂きました。記憶にある中で、ちゃんとお餅をついたのは今回が初めて。親族が揃われている中、完全部外者の小生達を暖かく迎えて頂きました。つきたてのお餅って、やっぱ、めっちゃおいしかったです。お手伝いは少しで、ずっと飲んで食べさせて頂いた記憶しかないのが申し訳ないです。
小生の自宅も、自動餅つき器なるものでお餅をついていますが、全然味が違います。うちのばあちゃんも、「おいしいお餅や」と喜んで食べておりました。
2002年もたかちゃんにはお世話になりっぱなしで、ほんと恐縮しております。今年も迷惑をおかけするでしょうが、今後ともよろしくです。
さてさて、2003年はどんな年になるのでしょうか?不景気は更なる加速をするのでしょうか?不景気、不景気といっても、年末年始を海外で過ごしていらっしゃるかたもいっぱいいてるようです。
自分自身としては、全ての事項において『常勝』を目標にがんばりたいと思ってます。そうです「弱気は最大の敵」をキャッチフレーズにまい進していきたいと思ってます。今年はいい意味での変化の年にしたいです。あとは自分自身のモチベーションのもって行き方次第であるとも思ってます。
人生、楽しいことも障害もいっぱいあることでしょうが、どちらも悠然と楽しめる人間にならないといけないって思ってます。
60回を向かえ、更に回数を重ねるであろう「のりちゃんのひとりごと」も、2003年からは、ひと捻りもふた捻りも加えて、更に濃い内容(色んな意味で濃いーーの。)にしていきたいと考えております。
1年が本当に早く感じます。ボーっしてても、年末は来るし、新年もきます。ちゃんと物事を考えないといけないとこれまた痛感です。本当はいっぱい色々考えないといけないのですが、家に帰ると、布団に吸い込まれている小生が未だ存在しております。そんな日常のことから変革していかないといけない2003年です。
皆様も健やかで、すばらしい年でありますよう、微力ながらお祈り申し上げます。
こんな「のりちゃんのひとりごと」ですが、今後ともご愛顧賜りますようよろしくお願い申し上げます。
のりちゃん