のりちゃんのひとりごと vol.57

 

 食欲の、読書の、なんでもかんでも「秋」という季節で片付けられそうです。でもまだまだ夏の余韻が残る感じがします。9月に入り、仕事ばかりの文化系の毎日から、スキー活動等体育会系に少しずつ戻ってきました。

 余談ですが(おいおい、このコーナーはお前の余談で成り立ってんねんやろ!・・・・・また最近幻聴が・・・)、秋は人間のバイオリズムの中で、休暇に向いてる季節らしい。本来なら、夏に長期の休みを取るのが一般的ですが、秋に長期の休みを取った方がいいらしいです。秋休み制度導入じゃ!

 って、いらん話をしたんで、本題に入りづらい展開です。

 9月に入って最初の日曜、そう1日です。久々に関西スキーヤーの聖地()大屋スキー場のブラシを今年初体験してまいりました。板を履いた自分の足元がこれほど違和感があるとは思わなかった・・・。それほど久しぶりのスキー。もうかれこれ4ヶ月ぶりいや下手したら5ヶ月ぶりです。我が愛するまほろばな面々には考えられない休暇期間でしょう。(そうやって小生は消えていくのか・・・)

 そいでもって、滑りはといえば、板を久々に履いた感じと同じく、ずっと違和感。それに、第一エアー台が大きくなってしまってるので、後半は全く滑れず・・・。それに、エアーを飛びたくないときは、下から見て右側を滑ってたんですが、よくよく見ると下のほうに変なコブが出来ている。見た瞬間これはやばいって感じで、みんなに聞くと、滑るとほんとにやばいとのこと。勿論、根性なしの小生は近づきもしませんでした。

 まぁ、それも、これも、昨年から大屋に来るたびずっと雨の小生。この日も大雨の中、滑ってました。勿論そんなコンディションの中、小生が滑り続ける精神力も無く、3時間くらいで、とっとと退散致しました・・・。コブ職のかなこ姫もご機嫌斜め。きっと小生の責任です。ごめんねーーー。巨大雨男です。

 

 たった3時間とは言え、親指の爪はやってしまうは、筋肉痛はひどいはで、苦悶の表情で5日間を過ごしておりまして、週末も使いものには到底なれず、再び1週間が過ぎ、14日に京都のたかゆきんちに行くのでした。って言うのも、15日早朝8時姫路集合で、西日本モーグルチーム対抗ソフトボール大会が開催されるからなのです。前の夜に入ってお泊りさせて頂いてって感じです。

 西日本モーグルって言っても、まほろば、コブ職(ナパリさんは?)がチームとして出場しているわけではなく、たかゆき、小生、そして重鎮ごとうさんそして、かなこ姫のパパの4人は、助っ人です。お世話になるチームはイッツミラクルです。

 まず、我々4人は野球のユニホームの下だけ着用して行きましたが、これだけで浮いてしまってました。(来年呼んで頂ける時は、短パンとかジャージにします・・・)

 結果は、小生達助っ人も迷惑をおかけすることなく、ミラクルの優勝に貢献させて頂きました。決勝戦はボルドネスとの一戦だったんですが、引き締まったいい試合でしたよ。小生はキャッチャーだったんですが、久しぶりにいい緊張感を味わい、楽しかったです。昔、地元の仲間で野球チームを作り、リーグに入っていて、緊迫した中で試合をしてましたが、それ以来にほんと楽しい試合でした。

 とにかく、ボルドネスはよく打ちます。ちょっと高めに行くとボカスカ状態です。しかーし、かなこ姫のパパもかなりいい球を投げられますし、ミラクルのしまちゃんはビックリの投球です。キャッチャー冥利につきます。あの球を受けると、他が楽しくなくなりそうって思わせるくらいすごいですよ。ほんと楽しかったです。

 試合は終わり、みんなでバーベキューをするとのことでしたので、顔だけ出します、30分くらいで帰ります、と言っていた、たかゆき、重鎮ごとうさんそして小生達の3人は、最後の最後まで飲んでました・・・・。皆さんすみません。(でも、ムラムラとモトシゲちゃんの最後の「カラオケ行こう!」by深夜1時前ってのには参加しません、いやできませんでした。)

 翌日は、大屋に行き、ウォータージャンプです。しゅんしゅんと一緒に飛びます。これまた今年初のウォータージャンプは、すでに水が冷たすぎ状態。でも、小生もがんばってヘリの練習をしておりました。立ち技する人ほんとにいなくなりました。ほんと辛いです。シングルヘリに相変わらず悩む小生に、たかゆきはいつもの、「回れるだけ回っときましょ」の一言。小生も結構ハイテンションだったんで720をしているつもりですが、540で着水。何度やっても540。やっぱ才能ないみたいです。三半規管が弱いみたいです。

 ヘリでへこんだときに立ち技をやってましたが、しゅんしゅんに「立ち技の時は自信満々で滑っていくのに、ヘリの時はどうしたんって感じで」とのこと。おっしゃる通りです。だってヘリの時は怖いんです

 でも、久々にやったのにめっちゃ楽しいウォータージャンプでした。

 

 そして翌週は、今月、いや人生最後のメインイベントになるさよならザウスツアーです。仕事の関係上、直接京都に行った方が早いので、まほろば的車とは別行動です。たか、かなこ姫、ひろねぇ、小生の4人で出発です。途中、大津サービスエリアで、まほろばな面々と広島な面々ともう一台京都組と合流。4台総計19人でのさよならザウスツアーです。

 無事に巨大冷蔵庫ザウスに到着。改めて建物をまじまじと眺めますと、結構な箇所が漏水してるし、鉄部(外観は鉄部のみですね、誰が見ても)なんて竣工から一度も塗っていない様子。ペンキの剥がれ、錆等々、建物の劣化はかなりひどい状態です。(マンション管理ではこんな仕事もしてますよ。)建物の維持管理までお金が行き届かなかったのかと、今更ながら考え込んでしまいました。またあれだけの鉄骨を撤去するとしても、莫大な費用(そう何億って世界)がかかるでしょう。いったい閉館後はどうするのでしょうか。なんか、某スキー連盟の総帥の会社が買うや買わないやという噂もありますし。いずれにせよ、われわれザウスへツアーに来る人間にとっては感慨深いところではあります。

 滑りの話といいましても、所詮小生。最後のザウスやからと言ってコースがやさしくなるわけでもなく、相も変わらず硬い硬いコブとの戦いです。最後の最後までへこませてもらいました。

 怖いのが、その夜。96度のウオッカをこれ空けるまで終われへんよーとの声のもと、回し飲み。かっちゃんが「職場の匂いやー」といいながらがぶ飲みしていたのは怖かったです。(25人くらいでの大宴会でした。怖かった・・・)

 そんなこんなで、久々のスキー活動。小生にとっては、勿論スキーが楽しいんですが、大勢の仲間とわいわい騒げて同じ時間を共有できたことはほんとに充実した2日間を過ごすことができました。

 これやから、しばらくやめれん。でも、しがないサラリーマンにとっては、この不景気の中、堂々と休みづらい状況になっていることは、言うまでもありません。ほんと、色んな方に聞いても、不景気のおり、トップから降りてくる言葉は精神論になっている様子。しがないなぁサラリーマン・・・。

 

 

 さてさて、とってもしょうもない話ですが、小泉内閣が発足してから、ずーーーっと思ってました。福田官房長官。あの方のしゃべり方はどうして『全部他人事―』『別世界で起きてる問題よー』みたいなのりで喋るのでしょうか。小生はものすごく不快です。生理的に受け付けません。株価の下落の時にも「株は上がったり下がったりするのんですから・・・」って言ってました。そんなこと聞いてへんやろって感じです。まぁ、マスコミによって官房長官の会見の大半を編集していて、その部分だけ切り抜くとそういうふうに取れる、イコール小生もマスコミに踊らされてる?ってことになってるのかも知れませんが、その分を大きく差し引いても、やっぱ不快な喋り方です。そんな意識をして見てるのは小生だけ?

 

どうしても、今回外せない話題としては、拉致問題です。様々なメディアでは、小泉首相の評価を行っています。確かに個人的に見ると、多く評価したように、歴史的であり、小泉首相やから北朝鮮との一歩を踏み出せたといういい評価になるでしょう。支持率もどちらかと言えば指示という意見を入れると70%になったようです。しかし、もっと日本という単位で考えると、何で今頃やねん。国交とかぐちゃぐちゃ言う前に、拉致という問題を取り上げれば、もう10年、いや20年前にでも行かなくてはいけない。いや、行くべきなのです。拉致や誘拐というのは非常に卑劣な行為です。それも国内で行われているのではなく、国をまたいで事件です。政治家ってのはほんと何を考えてるのか、私服が肥やせず、リスクを伴うことは何もしないのかって感じです。

 小生は、最終的には単なるアメリカの伝書鳩をしてきたのかなって感じを受けてます。まだ現段階では評価には値しません。

 もっと客観的に言うと、今、支持率があがっているうちに、何が出来るか、何をすべきかをよく考え、行動すべきでしょう。これを機に逆にいいかげんな対応はもう絶対許されないです。

 日本人って、総合的な目標を立てれないから余計心配です。例を挙げると、難関の大学入試を受かった時点で腑抜けになるとか、ね。大学入試が最大の目標じゃないでしょ、それから何をするのか、何をしたいのかってのが最大の目的であって目標ではないのか。小泉首相には、金総書記と会うことが最大の目標であり目的にならないよう、心から祈ります。

 

 

 実は今、他の会社からヘッドハンティングを受けてます。会社はまだまだ若く、多くを軌道修正していかなければならないのですが、この不景気の中、財力もあり、そいでもって条件も現状より勿論いいです

 何より、今まで引っ張られるといっても、駒の一つであったなと思いますが、今回は完全に必要とされ、小生のことをちゃんとした商品として認めてもらってます。やはりこれはうれしい限りです。

 しかし、うれしさに惑わされると、人生路頭に迷うこととなりますので、ここは冷静に考えております。かなり心は揺らいでいますけどね。

実際昔からいる業界ですしね。以前はもうこの業界には戻らないと思ってやってましたので、この「のりひと」が始まった頃のように、流浪の民でしたが、やはり、小生にとっては、やりがいがあって、金が取れる業界なのでカムバックしました。実際狭い業界なので、多くの方にカムバックを祝ってもらいましたよ。今回ヘッドハントされてるのも勿論同じ業界。またこの場で報告が出来ればと思ってます。

 ここで、会社かわればスキーの回数ふえるかなぁ・・・・

 

 『きんもくせい』の香りがするいい季節になってきました。小生が住む奈良は盆地で、よく言う内陸部というやつで、そう、もうすでに朝晩は寒すぎです。忙しい毎日をおかげさまですごしておりますが、2〜3日、全く何もせず、季節と風の流れを感じてゆっくり充電をしてみたいです。体と脳がほんと求めています。10月、ほんといい季節です。仕事もスキーもその他なんでも心地よくできればと祈ってます。(もち自分にね!)

 

のりちゃん