のりちゃんのひとりごと
vol.36新年、明けましておめでとうございます。この、「のりひと」も、今回で
丸3年を迎えることができました。これもひとえにこのHPの作者、プチカリスマ浅野氏の忍耐によるものと感謝致しております。今後とも、本文を読み尽くして1ヶ月先の更新が待てない時には、覗いてやって下さい。さてさて、京都の北村たかゆき(以下「たかゆき」)との血のにじむような減量を見事に
成功させて、意気揚揚となるはずだったんですが、脂肪と共に完璧に体力と筋力と気力も削ぎ落としてしまったようです。初めて載っけてもらった「動画」を見て頂いてもわかりますように、滑り方も忘れてしまいました。せっかく軽くなったのに……。
本文で浅野氏がのりちゃんは…ってのも小生自身が痛いほど判っております。昔は大得意な立て溝、緩斜面のラインコブも滑れなくなりました。「先落として、接雪して、当てない様に」って思ってたら体がばらばらになってきてます。そうです、めっちゃへこんでます。そんな中、剥離骨折で出だしが遅れた小生に
愛の手を差し伸べてくれたのが、たかゆきでありました。「12月28、29日、1月2日、3日」付き合いますよって。良かった、す・べ・れ・る!そいでもって、いざ白馬へ!現地には、男・大中亮二が白馬住民となっていて、たかゆきと二人で、
この不甲斐ない小生を見かねて色々とコーチして頂きました。りんだ(林田君)も見かねて色々教えてくれました。みんなありがと。たかゆきには板の扱いとボディポジションを、亮二にはライン取りを。りんだにはターンそのものを。47のルート3を滑ってるときなんて、亮二から「ずらし禁止!」とスパルタ系でした。小生、スキー自体を冒涜しておりまして、ターンとかちゃんと考え出したのが遅すぎて(いいえ、何がターンを指しているかを知りませんでした。)、このオフに色々考えたら、
思考が停止してしまいました。ちょっと性根を入れて頑張ります。5年目のシーズンですが、今までモーグルらしきことをしてたんやと、やっと気づいたんですが、かなりの重症のようです。まじがんばらねば。(でも、最近、スキーは楽しいって忘れてない?どう?のりちゃん?……誰?そんなズバリなこと言ってくれる人…)それと、公私共に忙しく、またへこむことが多かったので、精神的に不安定で、物事に集中できていない状態でした。全てを悪い方に悪い方に考えることが美学のように。
ちょっと、
メンタル的にも忘れていた年末大掃除をしなくては!初滑りとなった12月の23日、24日では、いつでもモーグル引退できる状態になってました。気持ちのなかの
ふつふつと煮えたぎるものまで見失いそうでした。うんっ?脂肪を落としたんで燃えにくくなったのか?でぶい頃は顔もギラギラ、ライター近付けるだけで燃えそうだったんですが………。胃潰瘍をしてから、お酒はビビリながら飲んでたんで、かなり弱くなってましたが、この年末ははじけましたー!なんか、いっぱい忘年会と称する会合に出席し、何年かぶりにのみ過ぎたぁーって感じでした。その大取りが30日の夜に大学の友人等々との忘年会で、読売巨人軍が甲子園に来たときにお泊まりする、芦屋のホテル竹園ってとこですき焼きでした。もともと、お肉屋の出発ってことで、あんないい肉の(霜降りってやつ。)すき焼きは初めてでした。(ちなみに、卵4個も食べてしまいました。)勿論食いまくり、飲みまくり。リバウンド確実って感じでした。2次会でも、飲みまくり。深夜、そのホテルでお泊まりし、寝ようと思って目をつむると、頭グルグル状態で、かなり危険な状態でした。(阪神ファンやからでしょうか?)お泊りを終え、31日、昼過ぎに自宅に生還。着替えをしてすぐにたかゆき宅でスタイリッシュのりじを含め20世紀さよなら大文字焼きを見よう鍋パーティーが開催されるので、すぐ京都へ。これまた食うは飲むはの大騒ぎでした。これまた、2日連続の「かかって来い!リバウンド!」状態でした。
たかゆき宅からちょっと行くと大文字が見え、また、ちょっと移動すると、船型がほんと目の前で見ることができました。
34年の人生で初体験でございました。かなり感動ものです。だいたい15分くらいの時間なんですが、燃え出す時に感動、短時間で消えるはかなさに感動、それを見て手を合わせ「エアーが飛べるように!」ってお祈りしている、のりじに感動致しました。
さて、元々
典型的なA型の小生全開のへこみモードでこの激動の年末年始?を過ごしていたわけなんですが、そんなことはさておき、ID−ONEと1080モーグルについての感想を一言。ID−ONEは印象的にかなりしっかりした物があり、フラットも変な錯覚を覚えるくらい食い込みます。硬さはそんなに硬いとは思いませんでしたが、ずらして滑ってると板にだいぶ叱られました。(以下滑走中のID−ONEさんの言葉)「おい、ずらすな!何の為の板のサイドカーブやねん!」「おいおい後継になるなよ!俺は先に行くで!」って感じです。1080は、あんまり小生にはしゃべりかけてはくれませんでしたが、ちょっとパタパタ感があり、しっかりエッジに乗れない小生にはちょっと扱いにくいかなって感じでした。最終的な印象は、しっかりエッジに乗れてない小生にはいささか
もったいない板って感じでした。でも、こんな小生でも、フラットは気持ち良かったです。完璧錯覚をおこしてしまっております。しかし、年末から年始のかけてスキーに久々に行きましたが、青空に出会うことは無く、
ずっと吹雪って感じでした。おまけに、親知らずには激痛は走るは、一緒にお供して頂いた、たかゆきに申し訳ないって感じでした。これまた久しぶりに悪天候男復活です。それと、そうそう、年始に、「ホッピー目撃した。」という人間が多数いました。ホッピー何してんの?連絡してねー!
年末を迎え、仕事も忙しく新聞、テレビも見ていない状態が続き、日経平均もそんなに下がってることすら、最近まで知りませんでした。だから、今回は、難しい、よーく考えると小生には崇高すぎるひとりごとは遠慮しときます。次回をお楽しみに。(みんな飛ばして読んでるよ!…誰?またそんなこと言う人!)
今年も、こんな感じで、相も変わらず
「流浪」色を前面に押し出しまして、このコーナーを継続させたいと思っております。おかげ様で、今まで若干3名(?)だった読者からこれまた若干ですが、増加しているようでございます。直メールも頂いたりなんかして。本当に、こんな流浪にお付き合い頂き、誠にありがとうございます。不景気の中、小生の勤める会社も、ボーダーライン上をさまよっておりまして(おいおい、
また失業させるんかい!昔のも読んでね。)この1年も無事に生きていけるか心配で、友人達にも、早く2回戦しろ(もう一回ちゃんと結婚しろの意)と叱られておりますが、路頭に迷わす訳にもいかないんで、悩んでおります。皆様の会社も様々な境遇であられることと存じますが、白銀の上に立つためにも先立つ物は必要不可欠です。がんばりましょう。きっといい時代は来るはずです!あれ?まだ森さんって首相でしたっけ?もう辞め時ですよね。頼むからいっかい路頭に迷ってみて!
この、「モーグル日記」も巷では、
超有名サイトになっており、小生なら鼻高々に人間性まで変わってしまいそうなところですが、作者の浅野氏は、飾りもせず引きもせず、普段の浅野氏のままでございます。この辺がすごいって思いますし、人気の要因なのかもわかりませんね。(ただ、自分のこと神やって思ってるだけやったらどうしょう…)今から考えると、高校からの友人なんで幼馴染の部類に入ってくる年齢になっておりますが、このモーグルという業界に出合わせてくれたのも彼ですし、ほんと感謝しております。おかげさまで、ゲレンデでも、よくお声をかけて頂く機会も増えております。(もち、浅野さんですかってですけど。痩せたから間違うのかな?まぁ、滑りを見られると、違うことはすぐ判明するのですが…)
さて、雪君もたっぷりになってきております。今年も素晴らしいスキーライフをお過ごし下さい。
のりちゃん