第14回 のりちゃんの独り言


 のりちゃんのひとりごと VOL.14

         
 明けましておめでとうございます。旧年中は何かとこの文章だけの世界にお付き合い頂き、
誠にありがとうございました。本年は、PC操作をもう少し習得し、何らかの変化を持たせる
予定でございますので何卒ご愛顧の程、宜しくお願い申し上げます。

 白馬の山々にもやっと納得のいく積雪があり、皆様も今ごろは年末年始のスキーをエンジョ
イされていることと存じます。我々三十路軍団いや、かっちゃん、ホッピーは年末すでにモー
グルキャンプに参加していたので、小生だけは久々にのんびりと年の瀬を迎えるはずでした。
 しかし・・・・実は、こっそり一人で白馬(八方)へ行くはずも、自宅で階段をもうこれ以
上ないという位の勢いで膝蹴りを入れてしまい、スキーどころではなくなってしまったり、毎
年、毎年、仕事収めの日からスキー三昧でしたので、部屋を片付けるのに恐ろしい時間と、10
袋以上のごみに埋もれていたりと全くゆっくりもできず、大晦日を迎えているのであります。
(うっーーー!スキーしたい!)

 そんなこんなで、フリースタイルメーリングリストも最初はうらやましいと思っていたのが
最近はうっとうしくなりつつあり、「その日は小生も八方にいたよ。」などと思ってみたいの
が現状です。
 ところで、皆さんご覧になりました?そうです、元旦に行われたサッカーの天皇杯。(1月
号なのに、年明けに書いているのがバレバレです。すいません。)男の意地と言いましょうか
集中力と言いましょうか、横浜フリューゲルスの優勝ですよ、男前過ぎる話ではありませんか。
一人の意地、集中力も持続するには並大抵の事ではないのに、チーム全員が本当にまさしく「
一丸」となっての勝利だったと、つくづく感じる次第です。まあ、実際はメインスポンサーの
ANAにしても、佐藤工業にしても、どちらの業界も大変苦しい状況ではありますが、あの選
手達のプレーや言動に心を動かされはしないのでしょうか?
 確かに、プロスポーツ選手への金銭面での風当たりは不況になればなるほどきついものにな
るのでしょうが、金銭面だけでない何かを横浜フリューゲルスの面々は語っていたような気が
します。小生も詳しい事はわかりませんが、再三言われている地域密着にこだわりすぎたJリ
ーグのツケなのでしょうか。

 でも、テレビに釘付けになるぐらい、なんかええ試合でした。


 さて、今年は激寒と言われていましたが、そんなに例年と変わりない積雪で、皆さんも落ち
込んでいる方も多いと思いますが、日本の情勢も、小生がこの「のりちゃんのいとりごと」を
執筆してから大きな変化がないような気がします。いつもぼやいてますように、日経新聞の内
容も根本的には同じであった様な気がします。とあるTVで日本在住の外国人ジャーナリスト
の方も「1年中不景気だと言う記事を書いていた。」と小生を後押ししてくれるようなすばら
しい意見を言っておられてました。ルンルン!

 そんな個人的な感情も交えながら、戦後の日本ではないけれども高く倒れることも考えられ
なかったものが倒れ、周りがよく見渡せるようになった。こんな時代に悲観的に保守的になる
人間(会社)は再度淘汰され、この惨憺たる現状をチャンスである。そうビッグビジネスチャ
ンスなのである。と今まではあまり好きではなかったソフトバンクの孫社長が言っていたこと
と小生の意見をクロスオーバーさせて書きました。(でも、孫社長の学生時代の逸話等書かれ
た書物を読んだが、結構面白いです。)

 ちょっと話が脱線するかもしれませんが、とある経済学者が言っていた「フローとスットク
」について書いてあり(フロー⇒一定期間に動く通貨の流量、ストック⇒過去から蓄積された
資本や財貨、蓄え等)企業で言えば、売り上げ高、利益等はフロー、土地や株式等の資産は、
ストックと考えた場合、日本企業はこれまでストックを重視した経営であり、一方、欧米諸国
、特にアメリカの企業はフローを重視する経営を行ってきたとある。
 ということは、日本は土地や株式を保有することによって、含み益をつくり、それを武器に
経営する「含み経営」というやつで、欧米諸国、特にアメリカは「特に利益」を重視する経営
を行っているということです。
 このおやじ曰く、1990年以降バブル崩壊によってストック重視の経営が破綻し、フロー
重視の経営に転換することが急務であると言っていました。

 確かに、言うてることはもっともなのかもしれないし、先ほどのビッグビジネスチャンスの
話にやっと戻るのでありますが、確かに横並び大好き、他人のこと、他社のことが気になる日
本人、日本の会社にとってはフロー重視の経営が必要になることは重要である。しかし、いく
らチャンスと言っても、その考え方だけでは、こんな時代だからそんな一本調子ではいかんの
ではないかと思うのです。単なる一社会人で終わりたくない、ここで一発と思っている人なら
やはり日本というハードの中での物の考え方も取り入れなければ逆に取り残されることもある
のではないのか?これは、横並びとか、護送船団方式という悪しき風習でなく、国土の極端に
小さい日本だからこそ土地を保有する事による利益も、手段のひとつとして必要ではないので
しょうかと言いたいのです。あくまで一つの例ですけど。言いたい事伝わってるかな?

 そんな感じで、小生も何か一発でかいことをやろうと思ってます。今年はその準備期間と考
えています。いや今年中に何かオッパジメルかもしれません。

 さて、今シーズンは見事に減量に失敗し、三十路を過ぎても何故かすくすく育っている訳で
すが、最近マジで滑りが重いように感じる・・・・やばし・・・・ また、若干ではあるが、
ターンというものを理解しつつあり、ターンを意識すればするほどコブを思いっきりもらうこ
とが多くなり、体もややボロという感じです。

 でも、なかなかうまくならんもんですなー、モーグルって奴は!くやしー!!!

のりちゃん