第七話 レーシング43 ランチア ストラトス

メタルといえば金属っ!


今は昔話ですけど、ランチアストラトスって
1/24のまともなキットがなかった時代がありました。
1/20ではバンダイから出てましたけど。

で、唯一あったのがレーシング43のメタルキット。

小さい箱の割りに、ずっしりと重いです。
とりあえずは、うれしい重さだったりもしますけど・・・

どうしても、3Dで見たかった1/24ストラトス。どうも、己の技術を忘れ、安易に
考えていたようで、バージョン違いで、2個ありました。
ストレートに開封したのが、右上の写真。だいたいのパーツごとにビニール袋に入っています。
デカールは薄紙をあてて、そのまま箱の底に入っています。
もう一個の方は、手をつけてありましたです。なんだか表面をペーパーをあてかけていたようです。
しかぁし・・・

パーティングラインというのか、バリというのか、
とにかく薄いとはいえ、金属の薄い薄皮があります。
モーターツールも持っていないときに、果敢にチャレンジ
したようですが、どこまでが型でどこまでがバリかわからないところも。

プラモデルだけの知識と工具だけではしんどすぎ
という結論に早々に達したようです。
で、ストックの奥底になって何年か経過・・・

次に出てきたのが、フジミっすよ。
呆然とするほど、出てキタですよ。
初めは、ストラダーレだし、ナローボディだしスルーするつもりだったです。
だんだんバリエーションとして、ラリーホィールだの
スペシャルデカール付だのが発売されたデス。

暴露すると、スペシャルデカールつーのは、コレであります。ラリー仕様に欠かせない、フォグも付いているし、ホィールもラリーホィールだし。あと、オーバーフェンダーさえ自作すれば、イケルンじゃないか・・・
わざわざメタル削らんでも、これでできるやん!
しかし、ランナーの写真からもわかるように、エンスーシリーズですから、細かいパーツが多いですわ。
なんとかなりそで、ならないまま、積まれていったフジミのストラトス・・・

そして、ついに、

ハセガワのストラトスが出てしまいました・・・・真打登場っス。

その後、ハセガワは各種のバリエーションを展開し、ストラダーレもしっかりと発売。
もはや、レーシング43のストラトスは、単なる重石となって・・・
積みプラの礎石となって、これらの後輩達を支えています。

左から、
ハセガワ
レーシング43
フジミ

少しずつメーカーのキャラクターが
出ていますけど、
いずれも力作デス

レーシング43もフジミも優先度が極めて低い状態になってます。どないしましょ。
あんまりにどうしようもないので、
パワーウェイトレシオ(車重/出力)ならぬ、
コストウェイトレシオ(重量/価格)を出して遊んでみました。
(注:何の役にも立ちません)

重さ 定価 C/W レシオ
725 12,000 16.55円/g
386 3,200 8.29円/g
330 2,400 7.27円/g
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