柳生の名もなき山道を走る

どうもターマックが続くとグラベルが走りたくなるので、雨男さんと走ってきました。
この道も自転車仲間やソロで走ったことがありますが、クルマはもちろん、誰も通らないような山道です。
いつもの若草山に登り、石切峠から日笠をとおり、山の中へ入っていきます。

(2004.9.18)

柳生方面へ向かうのはいくつかのルートがありますが、定番の若草山ルートで。
いまいちな天気予報がいいほうに外れ、いい天気になりました。
もうあと一息で若草山山頂。汗だくな雨男さん。 若草山山頂から。山道を登ってきたあとのこの展開はいい!
陽射しは暑いが、風は秋の風を感じる。
石切峠への登りを激走中! 峠を登り終えたあとのこの展開もいい。
当然、休憩。
冷たいコーヒーと草餅。タバコを一服。
名もなき山道の入り口。
ダートと舗装が交互に出てくる。
入り口はコンクリート舗装。
コンクリートの坂を登る。
まだ田んぼがあるので山の中という感じはしない。
登りつめるとこういう風景。
山あいの農村風景。何枚もこういう写真を撮るけれども、根本的に好きです。こういうの。
この道をまっすぐ。だんだん緑が濃くなり、山の中へ入っていく感じがします。 ダートが出てくる。重機が通っているらしき感じがする。
そんなに悪い路面ではない。
ピークらしきところは切通しになっている。
2年前に来たときはまだぬかるんだダートだったが、舗装されていた。舗装はまだ新しい感じ。
シバグリが落ちていた。プチ秋の気配。
植林のところもあるが、けっこう雑木林も残っている。
道はおおむねこんな感じ。
腰を上げてぐいぐい登る雨男さん。
走行中に写真撮るのは難しいっす・・・
このまま、下り基調でR369の大保町あたりにぽんと飛び出します。
R369を北向きに柳生へ向かいました。柳生では、これまた定番の「古代茶屋」さんで「とろろ定食」。クーラーの効いた部屋で超まったりと過ごしました。
R369で下り始めたら、雷鳴がとどろき、稲光も見えます。
こりゃ夕立が来るぞと奈良公園めがけて一目散に下りましたが、とうとう降ってきました。
大慈仙バス停で雨宿り。
小降りになったので、バス停からちょっと出て写真を撮ったり。
雨に濡れた稲穂が美しかったです。

降るまでに奈良公園までと思ったのですが、降られてしまったらわざわざ車道を通る必要もありません。

また石切峠向けて登りなおします。
その途中でも再度降られて今度は公民館の軒先を借りて雨宿り。
まったり系プチ山行の本領発揮で、特に急ぐわけでなし、体力を温存したまま一日が終わりました。
さらにこのあと春日奥山のダートを下って帰りました。当然、頭から足先まで自転車もろとも泥だらけ。
子供の頃のように飛び散る泥跳ねも気にせず下りました。

走行距離は50キロ程度で、一日ゆっくりと遊ばせてもらいました。
「やっぱり山はいいよなぁ」と二人して満足して帰りましたとさ。
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