旧菩提道?を通って正暦寺へ

菩提山(正暦寺)へ行く途中に石碑があり、どうも旧道で正暦寺へアプローチできそうです。
あまりメジャーではないかもしれませんが、とりあえずゴールが近いので、山道でも大丈夫だろうと探索してみました。

2003.5.17(写真の一部は後日追加しています。)

JR帯解駅です。
東向いて登っていきます。
県道を渡り、大きく道が東から北へ向きが代わるところに、ゴルフ場などの看板に埋もれるようにこの石碑があります。
今日は直進します。
田んぼの中を行く農道のような道ですが、道のつくりや流れから見て、このほうが自然なので、こちらが古来からの道かもしれません。
上の石碑からすぐに御霊神社があります。
いわれ因縁があるようですが、説明の看板を撮影し忘れたので、説明できません。
後日追加しておきます。
左側に円照寺の森を見ながらゆっくり登りますと、右側にこの池があります。
池の真ん中に鳥居が立っていますので、中心部は古墳のようです。
お地蔵様です。人家はそう遠くないところにありますが、きちんと手入れされていて、いい感じです。
のどかな田園風景です。
ガードレール沿いにこんもりした土盛が見えますが、五つ塚古墳というらしいです。
説明書きがないと見過ごしてしまいそうです。
何もこんなところに道を通さなくてもと思いますが、もし旧菩提山道を忠実になぞったのだとしたら、この方が自然なのかもしれません。
上の写真からかなり登ってきました。
突然、道が広くなり、工事中でした。この道はどこへ通じてどうなるのかわかりませんが、この先には正暦寺まで人家はなく、正暦寺を過ぎてもそう大きな集落はありません。誰のための道でしょうか。
大掛かりな工事区間もすぐに終わり、山道らしい雰囲気です。勾配はそれほどでもないのですが、がれていてけっこうきついです。軽自動車の屋根が見えますが、一軒の廃屋がありました。
上にガードレールが見えます。
大きな道に出たのかと思いますが、幅1.5メートルぐらいの地道にガードレールだけがつけられています。
道もほとんど廃道化していて、この日はトラクターが真ん中にデンと停められて、荷台で農家の方が食事中でした。ですので、このガードーレールに守られた道の写真はありません。
そのガードレールからすぐ上に名もなき峠があります。鉄の電柱が一本あるのが惜しいですが、ほぼ人しか通らないような旧峠の感じがして、この雰囲気は好きです。
この峠に手作り看板があり、この道が間違っていないことを教えてくれます。
「もうひといきです がんばれ」というのがうれしいですね。
ところが下りはなんとほとんど私のテクニックでは乗れません。激下りなのです。
トライアルの心得がある方なら、コースと見立てて遊ぶこともできましょうが、ただただ押して下ります。
で、出てきたのが、見覚えのある、正暦寺の門前でした。
たしかに正暦寺へは通じていましたが、前半はともかく、後半はメインの参道ではなかったような気がします。
で、この日はここでおしまい。いつもの参道をすっ飛ばして帰りました。
この道は後半押しの下りがあるので、あまり行きませんが、池の辺りまではのどかな雰囲気ですので、よく行きます。
円照寺も近いのですが、拝観できないのが残念です。でも途中までのアプローチはきれいでとてもいいところです。
おまけ

円照寺の参道。
車は通れず、これ以上は立入禁止マークがあります。
休憩していたら、カブがきました。
わっ どこで監視されてるんや とびびっていたら、地元の方らしき人がなにも言わずに通り過ぎていきました。
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