Tulfan

ベゼクリク千仏洞
ベゼクリク千仏洞は、トルファン盆地の北側に位置する火焔山の谷間にある。
ベゼクリクとは、ウィグル語で「装飾された家」という意味で、麹氏高昌国と西州ウィグル国が栄えていた6世紀から14世紀まで開かれていた石窟寺院である。 14世紀、ウィグル人は仏教を信仰していたがイスラム教の侵入に遭い、ベゼクリク千仏洞の偶像は破壊され、壁画などもはがし取られてしまった。
また、今世紀初頭に外国人探検家によって壁画がはがし取られているため現在では一部の仏画が残っているだけである。
交河故城
交河故城はトルファンの西方10Kmの地点にあり、現在は乾燥して廃墟となっているが、漢の時代にはトルファンの政治の中心であった。
城内の遺跡は大地とレンガでできている。
高昌故城
高昌故城はトルファンから南東へ46Kmの地点にある。
交河故城と同様に土の壁でできている。
この故城は、この地に高昌国をつくった時に都城として築かれ、魏晋南北朝から元の最初まで政治、経済、文化の中心として栄えた。
玄奘三蔵がインドに行く途中、ここで仁王般若経を講義したといわれる。


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