Lhasa
The Potala

ポタラ宮
空港から約2時間、バスに揺られてネタンの大仏を通り過ぎるとまもなくラサ市内に入る。
しばらくすると遥か前方にポタラ宮(大昭寺より見たポタラ宮)が見えてくる。
マルポリという名の丘に建っており下から眺めた時の大きさには思わず息をのむ。
ポタラ宮はダライ・ラマの居城として、17世紀後半のダライ・ラマ5世の時代に造営された。
ポタラというのは、「解脱の海を行く船」という意味である。
ポタラ宮は白宮と紅宮と呼ばれる部分が中心となっていて、 白宮はダライ・ラマの居室を中心に、事務所、会議室などがあり 紅宮は、多くの仏殿が集まっている。
13階建で、全部で1000以上の部屋があると言われているが、全ての部屋を見て回れるわけでもなく、また自由に見て回れるわけでもない。
決められた順路によって見学していくことになる。
室内は暗くバターランプの匂いが漂っている。
チベットの寺院などで灯される灯明には、バターランプが使われており、独特の匂いがある。
紅宮の屋上に上がれば、太陽光線を受けて金色に輝く屋根を見渡すことができる。
また、ここから見るラサ市内の風景もまた素晴らしい。
紅宮からは白宮、遠くにそびえる山も見ることができる。


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