Dunhuang

鳴沙山
敦煌の街のどこからでも見える鳴沙山は東西約40km、南北約20kmのさらさらとした砂の山である。
風の吹かれて落ちる砂の音が山が鳴いているように聞こえるというのが名前の由来だそうだ。
山の稜線が一定の方向だけでなく、いろいろな方向に走っているため、美しく見える。
眼下には鳴沙山の砂に囲まれて月牙泉と呼ばれる三日月の形をした、長さ約200m、幅30mの泉がある。
この泉は砂漠の中にありながら、昔から涸れることなく青く澄んだ水を湛えてきたという。
鳴沙山の駱駝は揚家橋人民公社鳴沙山生産大隊のもので、ふだんは物資運搬用に使っている。
綿花の収穫期には忙しいようだ。


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