私にアトピーが出始めた小学生の頃、診てもらっていた医者に「小学校3年生になったら治るよ」と言われ信じていました。その頃、アトピーは子供の病気で大人になれば治るものと思われていたので両親も疑いはしませんでした。
まちにまった小学3年生、前より症状がきつくなり1週間のうち3日は、病院に行くようになりました。ステロイドの塗り薬を1日1本使用していた時もあります。今だと考えられないことをしていましたね。
病院を変えるたびに、母が「薬の副作用はないですか?」と聞くのに対して先生は、「ない。」と答えます。あるとき私に先生が小学校4年生の私に「この薬を飲んでいると背が伸びなくなるかもしれないよ。」と言われ私はショックでした。そうでなくとも背がクラスの前から3番目でしたから、先生が大丈夫だと言ったから飲んでいたのに。その頃から医者は信用しなくなりました。
そんな言葉を平気で子供に言いながら、その日また副作用のある同じ薬を出すのですから。今でこそアトピーは、みんなが知っている言葉ですが昔はクラスに1人か学年に1人ぐらいでしたからクラスメイトに「何でなったの?」「どうしたの。」と聞かれるたびに辛かったです。自分でも分からないのですから
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