新薬師寺         2011年7月

 華厳宗の寺院で、本尊は薬師如来、光明皇后または聖武天皇の開基と言われる。山号は日輪山(後世に付したもの)。奈良時代には南都十大寺の1つに数えられ、平安時代以降は規模縮小したが、国宝の本堂や奈良時代の十二神将像をはじめ、多くの文化財を伝えている。萩の寺としても有名である。

明日香の秋:時代行列   2011年9月

 秋の彼岸花の写真を撮りにいったのですが、偶然にも秋祭りの行事なのか、時代祭りの行列に出会いました。短い行列で主役は女帝のようでしたが、誰なのか名前は見ていません

 

 


金峯山寺蔵王堂      2011年11月
 
 金峯山寺の本尊は3体の蔵王権現で、像は火焔を背負い、頭髪は逆立ち、目を吊り上げ、口を大きく開いて忿怒の相を表し、片足を高く上げて虚空を踏むものである。日本独自の尊像であり、密教彫像などの影響を受けて、日本で独自に創造されたものと考えられる。修験道の伝承では、蔵王権現は役行者が金峯山での修行の際に祈りによって出現させたものとされている。

 
 
(年月は掲載日)

 猿沢の池から見る興福寺   2011年12月

 
興福寺が行う「放生会」の放生池として、天平21年(749)に造られた人工の池。放生会は、万物の生命をいつくしみ、捕らえられた生き物を野に放つ宗教儀式。現在は、猿沢池園地として整備された市民の憩いの場で、近くに図書館やホテルがある。池に映る興福寺五重塔が美しい。
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