バーベーキューのミニ宴会で満腹になって腹ごなしに散策にあるが、いい機嫌になった人、飲み足りない人たちもいて、能勢妙見山お参りは数名になってしまった。
歩いて登るのは今の身体の状況ではよくないとリフト利用にする。妙見リフトは能勢妙見宮のある妙見山山頂への足で、戦前はこの区間にケーブルカーを運行していたが(上部線)、戦時中に不要不急線として撤去され、戦後に再整備される際に建設費などを考慮してリフトとなった。以前は妙見の水広場付近でカーブしており、なおかつリフトは直線上に敷設する必要があるため、リフトの起点(妙見の水広場前のりば)はカーブのすぐ上に設置せざるを得ず、妙見ケーブルのケーブル山上駅からは徒歩5分ほどの距離となってしまった。 という。
リフトは路線距離(営業キロ):0.58km、高低差:88mで所要時間10分とあるが、20分ほど乗っていた気分でゆっくりなので感じるのか。妙見山駅で降りて、坂道を歩き広い道路に出る。右手には駐車場もあり、妙見山参りはここまで車かバスで来るひとの方が多いのだろう。
妙見山山体が信仰の対象で、能勢妙見宮の本堂は大阪府豊能郡能勢町、信徒会館「星嶺」は兵庫県川西市、妙見山三角点は大阪府豊能郡豊能町にあるというように、主な施設等が山内の3市町に点在している。能勢妙見宮はは日蓮宗の関西地区における重要寺院という。
鳥居を潜り、石段を上り、山門をくぐって本殿のある場所にくる。ここでゆっくりお参りをして小休止し戻ることになる。再びリフトに乗って降りて、他の人と合流してケーブルで降りて帰途につく。
3.平城京左京三条二坊宮跡庭園は長い名前ですが、昭和50年の発掘調査で発見
された奈良時代の庭園で、平城宮の離宮的な施設と考えられるために、位置
名を付けた宮跡庭園となりました。特別史跡・特別名勝に指定されています。
今回は、工事中だったために外からしか見られませんでした。
奈良の人には判りますが、阪奈道路を挟んでイトーヨーカ堂の前になります。
4.依水園は、財団法人が所有する名勝指定の日本庭園があります。
庭は江戸期作庭の前園と、明治時代に作られた後園の二つの回遊式庭園を組み
合わせています。
後園は東大寺と春日山を借景にして見事な眺めを堪能できます。
暑い日に少し高いところは涼しいかと思って行ったが、歩く暑さで汗が一杯で涼んだとは言えなかったか。阪急の川西能勢口から能勢電車で妙見口まで移動、途中山下で乗換る。日生中央行だったのだが、山下で折り返し能勢口行があり待ち時間はない。
妙見口からはバスでケーブルまで行けるのだが、散策が目的だからとうぜん歩く。これが結構坂道もあって、暑い中で汗が一杯になったのだ。でも、実際は30分程度だったか、凄く遠く感じたものだ。ケーブル下からは流石に歩くと言わずに、ケーブルに乗ることになる。
妙見ケーブルは、能勢妙見宮のある妙見山への足で、ケーブル山上駅から5分ほど歩き妙見リフトに乗り継ぐ。1067mm軌間の多い日本のケーブルカーとしては珍しく標準軌1435mmを採用している。路線距離(営業キロ):0.6km、高低差:229m、最急勾配:424‰、最緩勾配:151‰とある。
見上げるような急斜面で、それだけに車両内の通路を歩くと感覚がおかしい、前方向に下がっている感じなのだ。今回は、バーベーキューができる妙見山クッキングセンターの利用が目的であり、ケーブルから下りて、ここでも急坂を歩く、もう少し先までケーブルを敷いてくれたらよかったのにと愚痴もでる。元々あったが戦時中にケーブル線が撤去され、昭和35年に下部線のみ再開した。上部線はリフトになったらしい。
妙見山クッキングセンターは500人が使えるそうで、バーベーキューかまどにイスが揃っている40数ケ所や屋根付きで100名も入れるコーナーもある。アミや鉄板に炭などの道具類に、食材もセットであるし、飲み物もなんでも売っている。夏休み中であり子供連れの団体が多いようだ。
我々は特別調達の松茸を中心に、網焼きや松茸ご飯など豪勢な食事となった。松茸を仕入れてケーブル駅まで車で松茸を運んでくれた人、松茸ご飯の米や調味料など運んでくれたご夫婦さんもいて、できたことである。感謝感謝である。ミニ宴会となって、充分すぎる松茸ご飯や焼き松茸は、周囲のパーティをしている人達にもおすそ分けもした。もうとうぶんは食べれないといいながらも皆な満足したのだ。