もうひとうはベコニアガーデンが有名だ。大輪の花ベゴニアをメインに、世界の花数100種・12000株の花々が4棟の温室で常時栽培・展示している。入り口を入ると絵画の中に足を踏み入れたかのようなベゴニアの花が天井から床から一杯で、華やかな彩とともに圧巻です。温室内を回って出口が反対側になり、同じようなベコニアの姿を見ることができる。

  入った人は入り口で立ち止まってしまい、先へ進まないが出口側で撮る方がゆっくりできるのだ。ベコニアの次がフクシアの花がつるされている温室になり、次は観葉植物などいろいろの花々が一杯並んでいる。名前を一々見るほどの余裕もなく先へ行くことになった。

  温室の端から外へでるとバラ園になっているが、ここはもうオフで花は終わっているので雨もパラついていたので早々に引き揚げてしまった。しかし、800種類4000本のバラがあるとかで、いい時期にぜひ再訪して見たいものだ。

 又、他にも花ひろばという場所があって、春はチューリップ畑、秋はコスモスやダリアなど咲き誇る13000坪の広場がある。イルミネーションもきれいとか。シーズンごとに来てもらえるように頑張っているのだ。もう少し家から近ければ何回でも来ることができるけれど・・・と思うけれど、それは言い訳で気持さえあれば来られる。近くの奈良だって、いつでも行けると想い乍らあまり行っていないようなものだ。

















 もう遅いと思いながらも、目的のあじさい・花しょうぶ園に行く。あじさい 50種 70,000株、花しょうぶ50種8,000株を、8,000坪の敷地に植えられているという。残念ながら花はほとんど終わりで枯れていて拡大写真は撮れず。遠望で園の風景を撮っただけになった。今シーズンの閉園間際であり仕方がないのだ。

 救いは入り口通路に名付けたあじさいロードで、珍しいあじさいも含めて約70種類300鉢くらいのあじさいの鉢植えが並んでいて、花もきれいに咲いている。手入れが上手いから花ごろを並べておけるのだろう。十二単、墨田の花火、城ヶ崎、青額、マイコ、テマリ、紅コテマリ、クレナイ、カシワバ八重、マリンブルー、サンドラ、サブリナ、ソラヤ、シャローナ、セルマ、セリーナ・・・・等、名前でははーんと何となく判るのや、何故?と思う名前などある。とても覚えられるものではない。

 観光バスできたおばちゃんのグループがわいわい煩く、あれがいいこれがいいと騒いでいた。時間が迫っているのか急いでいる人、のんびり人任せの人など・・・どこのツアーでも見かける風景でもある。そのうちに静かになったと思ったら帰ったようだ。あじさい園は歩くだけで確かに見る価値はなくなっているし・・・
 



      



























  梅雨の時期で雨の心配のある中、思い立って近鉄電車で桑名へ、そこからバスで「なばなの里」を訪問する。車でドライブして行く方法があるが、今回は電車を選んだ。理由は特にないが身体が楽だし、電車内でゆっくり本を読めるということか。飲むこともできるが今回は控えた。

 なばなの里は、ウインターイルミネーションで名前が知られてきて、関西からのバスツアーでの観光先になる。また、花のシーズンには各種の花園が里内に点在していて楽しめる場所である。ただ、今はシーズンオフになり見るべきものはあまりないと思っていたが、それなりに花が咲いていて、しかも人が少ないのでゆっくりと鑑賞できた。それでも、観光バスが10台はきていたか、近くの長島温泉とセットでくる人もいるようだ。

 里内には8店舗のレストランがあり(長島地ビール園、ベーカリーレストラン、イタリアンレストラン、とんかつ、中国料理など)、他にも売店の「村の市」では特産品や地ビール、お土産の店、日帰り温泉施設「里の湯」がある。そして、隣接して「花市場」(地元の野菜や季節のお花が買える)がある。ここも大きかった。





なばなの里散策