少しあるが石舞台まで歩いて行って、近くの食堂で昼食だが混んでいて待たされた。また石舞台の周辺には野外ステージや屋台がたくさん出ていて、子連れや若者がたくさん騒いでいた。祭日で連休初日、久しぶりの青空で行楽に繰り出した人々が多い。

  人が一杯の雑多な写真よりも、静かな田園風景が一番いいものだ。撮影という目的できて、被写体の選び方、タイミングなど、今まで気にすることもなかった観点からの飛鳥の風景を見て、大げさに言うなら目から鱗がおちたような気分だった。確かに、実際は書けない苦労もあるのだが。
  明日香は連休とあって、家族連れ、若者グループで大賑わいだ。彼岸花祭りや案山子コンテスト、時代行列などの催しもあって凄い人だ。また、撮影に訪れる人の多さにもびっくりする。女性も多しし、○○の会というカメラ同好会のようなグループも多く、いいポイントには群がっていて押しのけていく勇気もない。少し離れて撮るのが精一杯だ。

 地元の農家の人から田んぼのあぜ道を歩き回って、破壊する人も後を絶たず、苦情が町の担当にきているようで、それらしき人から注意を受けている人もいたが、どれほど守られているのか。

 この時期の呼び物のひとつと思うが、田舎道の一部を案山子ロードとして、案山子のコンクールをしていた。楽しいもの、うなづくものなど趣向を凝らした案山子が道沿いに並んでいる。これを見る人と写真を撮る人で大混雑の場所が多い。 また、コンテストをしていて、投票によって表彰し、応募者にも何か賞品がでるようであったが、こちらは関心もないので資料は見なかった。力作ぞろいでいずれもいいのではないか。

 今年のテーマは「絆」とあった。東日本大震災を悼んで、お見舞いも兼ねて募金もしていた。
  天気が良い日になってよかった。
奈良は飛鳥に彼岸花の撮影に参加した。散策目的は何回もきているいし、結構スナップも撮ってきたが、撮影目的では初めてのこと。一眼レフを奮発して写真の趣味を広げたいと思ったのだが。

 稲淵は彼岸花が多くて、稲と棚田を組み合わせたポイントがあり、撮影のいい場所らしい。大勢の写真マニアがきてシャッターを切っていた。一緒に連れてきてくれた人から、撮影ポイントの選び方やカメラ設定のテクニックを教えてもらって、夢中で撮りまくったという感じで、出来具合は二の次にしてとりあえずいくつかアップします。実際に、教えてもらってもすぐに忘れるし簡単には使いこなせないもので、経験しながら感性を磨くことか。
明日香彼岸花撮影会