2001年7月1日(日)。
”Still Echo”
山本精一 / Assembler(竹村延和+アキツユコ) / i.e
@京都メトロ


「とにかくAssembler(アセンブラ)だけでも観たい!」
と思って、強行(一緒に行った兄に車で送ってもらった)。やたらと行くのに時間がかかってしまって20時OPENだったのに着いたら23時40分、、、。
(でも、Assemblerは23時20分からライヴと事前に聞いてた。)
とはいえ20分くらい過ぎてたんですけど、、、。 メトロの人に、
「もう最後のバンドが演奏中なんですがいいですか?料金割引できないんですけど。すいませんねぇ、、、。」
とか聞かれたけど、
「いいです、、、。」
って即答して中へ。


Assembler
扉を開けると何だか不思議な音に空間全体が包まれてました。ハープ(?)みたいな楽器が演奏されてて、静かな中に涼しげな音がふわふわ漂ってる感じ。
ステージの上には鍵盤を弾いてる竹村延和さんとハープのアキツユコサンの実質二人だけ。後ろにも一人いたけどあの人はVJかDJだったのかな?演奏には参加してませんでした。
「何かおもしろい編成だなー、音楽もすごい好き、、、!」
と思う。でも、前の方に行ってちゃんと見出したら終わっちゃったんですけど、、、、この曲。 そして二人とも楽器変更。
竹村さん→マッキントッシュ。
アキツユコサン→鍵盤+エフェクター。
次の曲は始まりからノイズの洪水。。。
ザ−−−−−−−−−−−。
もこもこした立体みたいな音が連なっていきながら、時々エフェクトがかかって音がぐにゃぐにゃになったり、”ピー”って機械音がかすかに入ったり、ロボ声(トーキングモジュレーション?)が入ったり。何だか段々音に埋もれていく感覚。フツーだったら飽きるはず!ってくらいある意味単調なのに、あの緊張感というか静かな高揚感は何なのかな?そうしている内に曲は微妙に少しづつ変化していきました。”ピーーーーーーー”っていう機械音が大きくなっていって、音が段々ザラザラしてくる、エフェクトも増す。で、そのノイズの奥で優しいような不安なようなキレイなメロディーが消えちゃいそうな不安定な音で鳴り出す。
この辺になると、もう完全にこのオンガクに集中しっぱなしな状態に。意識がトリップしてるというか(別に正気なんですけど)、音に触れてる感じというか。
何かホントに不思議で音の可能性ってまだまだあるんだなぁとか思いました。そんな気分の中、2人が静かにおじぎしてライブ終了。

「えっ!?」
って思う。
「1曲しかちゃんと観てない、、、。」
後でライブに来てた人と話したのですが、どうやらAssenblerの他の人も各ライブはそれぞれ40分くらい(憶測)だったみたい。
DJ→ライブ(山本精一)→DJ→i.e→DJ→Assembler→DJ
というような流れだったらしい。最初のライブが始まったのは21時半くらいで。結局、Assenblerのライブの半分と最後のDJしか聴けずかなり残念、、、。もっと早く来てればよかったー。しかも、あのハープ(?)使ってた曲すごくよかった!とのこと。
「、、、、、、。」

そんなので、1曲しか聴いてないけどライブは音的にすごくよかったです。まさに空間系の音。でも、何回思っても残念、、、。