2003年3月30日(日)。
PE'Z
”REALIVE TOUR 2003 春 〜妙なる音色〜”
@心斎橋クラブクアトロ


前々から
「観たい!観たい!」
と思っていたので、結構念願の初ライブ。実は2年前通ってるガッコの学園祭にきてたのにね、、、。(風邪ひいて観れなかった過去。)

「とにかく、ひぃちゃんを観たい!」
「何が何でも、ひぃちゃんを観たい!」
とキーボードのヒイズミマサユ機の前にさりげなく配置。かなりの混み混みぎゅーぎゅー具合。今までクアトロで観たライブの中で一番客が多かったよーな。ライブ前の謎の宇宙言語?BGMが気になって仕方がない中、メンバー登場。

会場は一気にヒートアップ。いきなり前に押しかけるお客さん多数。
「うわっ、コア系のライブみたい!」
と昔ペンパの時に感じたような懐かしの感覚を思い出す。そして、演奏スタート。最初から飛ばしまくりのPE'Z。2曲目で「Akatsuki」って!!すでに意識飛びそうなくらいの盛り上がり方。自分はひぃちゃんの動きにくぎ付け。続けざまに「collective mode」!当然のごとく、さらに踊りまくりの狂喜乱舞状態。ベースのフレーズが印象的でした。そして、少しテンポを落として、しばらく気持ちよく踊る時間。MCは何だか渋くて少し笑いがある感じ。終始、ほとんど大山さんしかしゃべらなかったけど。

個人的にはひぃちゃんばっかに注目してて、彼の動向ばかり追っていたかもしれません。映像で観ていて感じたみたいに、やっぱりこの人、弾き方が尋常ぢゃないです。めちゃくちゃはっちゃけまくってるのに、丁寧な演奏。めちゃくちゃ攻撃的なアクションなのに、すごく茶目っ気がある。指の動きを見ててもどうなってるのか分からない弾き倒し状態。爽やかな「花咲ク DON BLA GO!」という新曲での叫びとか。メンバー紹介時の「ポプリ!」発言。話していることが地球外かつ規格外。
「日本語なのかなぁ?宇宙語なのかも。」
と思うような言語感覚。全てがとっても妙でヘンテコだけど、何かかわいらしい。さらに、とても核心的。無意識な確信犯?こっちが知らない間に吸い込まれるようなキャラクター。

そして、メンバーは皆さん当然のごとく上手すぎです。ドラムの航さんとか、どうやって叩いてるのか分かりません。一緒に言ったドラムをやってる友達曰く、
「あんまり聴こえないトコでスネアが入りまくってる!」
そうです。ベースのニレ氏もどうやって合わしてるのか分からない感じで。相当リズム感ありそう、、、。
あと、
「PE'Zって何かロックバンドっぽい。」
と感じたり。音が直線的というか、ガツッと当たってくる感じ。それでいて不思議に立体的な感触も。1曲の中でのメンバー夫々のソロパートもたくさんあって、全体的にも曲単位にも、緩急抜群なのもとてもよかった。

後半の「HEY! JURDO!」からの流れは特に圧巻で。特に「Hale no sola sita」はすごかった。もうね、会場揺れてました。床がぐわんぐわん揺れてる。そのくらいの白熱さ。踊り狂う踊り狂う。パンクバンド並みの盛り上がり方。自分も最近忘れていた夢中さで、気が付けば拳を挙げまくり。終わった瞬間に膝がわらっちゃうくらいの運動量。とにかくよれよれになりました。それに気付かないくらいの最高のライブ感。
終盤はひたすら楽しくて楽しくて。音が楽しくて。雰囲気が楽しくて。アンコールがなかったことが少し残念だったけど、充実の内容で大満足。また機会があれば是非観たい!というか、ちょっとはまりそうな勢いで。音源もいいけど、ライブの方がもっといいなって。