地下室に行くと、扇風機があった。

「スイッチオン」


二階に上がると、扇風機があった。

「スイッチオン」


三階に行くと、扇風機があった。

「スイッチオン」


四階に上がると、扇風機が・・・?

「スイッチオン」


ふと、”地下室も二階も三階も四階も同じ高さ”

ということに気付く。

で、それらは循環しているのであったのだ。

この調子で五階に行こうと思ったけど、

飽きたのでやめた。

飽きたというより、主人公が行方不明になっていた。

ことが要因で。

主人公は時々行方不明になる。

(でも、ちゃんといるんだけどね。)

でも、主体は行方不明にならない。

建物の中で主体は主人公になったりだけど、

外に出ると行方不明(になっていると思われた)主人公は、

また主体に戻るのだから、

特に問題はないのである。

そんなわけで、外に出たらまた淡々と時間は流れてく。

ちょっと悲しくなったので、フィルターをから窓を見てみた。

窓が青色に見えた。