「フリークなの。」

「フリークですか?」

「フリークだってよ。」


壁からかかる白いシャツを見ていて、

「そうそう、どこでも介入できるやん。」

と思うことと、そうでもないと憶測することの中間にて。

「寝起きが最悪だったんで。」

という状態は多分夢が現実に介入してくる感じに似ていて。


あの日、誰かはフリークでした。

「いやいや、私がフリークなのだよ。」

と、Aが言う。

「えっ、違うよー。俺だってー、それ。」

元気いい子のようだ。

「フリークだってよ。」

ん?

「なんで聞くの?」


布団が溶けた感じ。

「今日も目覚ましが鳴るんだってよ。」